プレイレポート
「セガNET麻雀 MJ」×「アカギ」コラボを先行プレイ。“鷲巣尽くし”のワケや市川登場にまつわる開発裏話もお届け
アカギは,竹書房刊行の麻雀コミック誌「近代麻雀」にて,1992年から2018年まで連載されていた人気麻雀マンガである。
著者は福本伸行氏で,万が一にアカギの名を知らなくとも「賭博黙示録カイジ」の作者だと聞けばピンとくる人も増えるはずだ。
原作では,のちに“神域の男”と呼ばれる「赤木しげる」を主人公に据え,彼の少年期から青年期にかけての闘牌巨編が描かれていたが。
果たして,MJアプリはどのようなコラボをするのか?
今回はテスト端末による先行プレイの所感と,同席してくれた開発チームとの対話で判明した裏話などをお届けしていこう。
「セガNET麻雀 MJ」公式サイト
「セガNET麻雀 MJ」ダウンロードページ
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表情は実に6パターンの「鷲巣」!
なかには「仰木」や「石川」の姿も……?
「アカギ」コラボ限定アイテムを手に入れよう!
本コラボでは,作品由来のプレイヤーアバター「SPキャラ」をはじめ,卓背景アイテム,アガリ演出アイテムなどが多数実装される。
限定SPキャラには主人公「赤木しげる」はもちろん,作中最大の敵である「鷲巣巌」,おなじみ「南郷」や「安岡」,極道「仰木」に黒服「石川」,果ては「閻魔大王」までもが登場するという充実ぶりだ。
一方,卓背景アイテムはマンガ単行本の表紙を飾った原作イラストなどが卓上に盛大に映し出される,思いきった仕様となっている。
そして本コラボ最大の目玉が,コラボ専用ガチャから入手できる「アガリ演出アイテム」だ。
今回は“福本作品”の代名詞的な演出をイメージした「ざわざわ」,ホワイトホール状態となった鷲巣を描く「ホワイトホール」,臨死体験中の鷲巣を襲った「亡者回収マシン」の3種がラインナップされる。
つまり,3分の2が鷲巣アイテムという鷲巣っぷりだ。
「ざわざわ」では卓全体に例の擬音が浮かんでは消え,「亡者回収マシン」ではアガリボタン自体が細かく揺れ動いたりと,仮に原作を知らずとも目で見て楽しいアイテムになっている。
これら限定アイテムはコラボ専用ガチャ,もしくはコラボ期間中に開催されるイベント「全国大会“アカギ 〜闇に降り立った天才〜 CUP」のイベントpt特典で獲得できる。
なお,通常は全国大会イベントに参加する際,場代としてゲーム内通貨を求められるが,コラボの予選期間中はログインボーナスとして「無料参加券が1日1枚配布」される(予選A・Bともに各5日間=最大計10枚)。
イベント戦1回あたりでもらえるイベントptは,成績にもよるが平均して100pt弱。特典アイテムの1個めは累計600pt到達すると受け取れるため,無料で遊びたい人でも配布参加券をすべて消費することで,コラボ限定アイテムを獲得できるチャンスがあるようだった。
さらに無料参加券に加え,場代を支払うことで大会予選にくり返し挑戦していけば,成績次第で大会決勝への参加資格も得られる。
予選A・Bのどちらかを突破すれば,決勝に進出できるので,まずは気軽に参加してみることをオススメしたい。
●予選A
・開催期間:3月14日(月)7時〜3月21日(月)6時
・受付時間:24時間
●予選B
・開催期間:3月21日(月)7時〜3月28日(月)6時
・受付時間:24時間
●決勝
・開催期間:3月28日(月)7時〜4月4日(月)6時
・受付時間:24時間
マンガ作品とのコラボでは思わぬ苦労も?
開発チームの執念と原作サイドの協力により
「アカギ」コラボは実現した
続いて,テスト端末でMJアプリ開発チームと実際に対局しながら気付いた点や,そこで聞くことができた開発裏話を紹介していこう。
まず話題になったのは,やはりSPキャラのバリエーションや人選についてだ。というのも,本コラボでは顔役の赤木しげるより,敵方の鷲巣のほうがアイテム数が多くなっているのだ。
これに関して開発側は「鷲巣が表情豊かなキャラクターで,かつどの表情も甲乙つけがたかったので,最終的に候補に上がったパターンをすべて実装することに踏み切りました」とのこと。
また,とくに開発チーム内から実装が要望されたキャラクターは,盲目の雀士「市川」だったという。彼は当初,今回のコラボで登場させる予定はなかったものの,社内で「市川はいないんですか?」と何度も聞かれたために,急遽追加することを決断したらしい。
なお,市川のビジュアルについては取材時点でも監修が続けられており,テスト端末ではお目にかかることができなかった。
そういった点からも,彼は本当にギリギリのタイミングでの滑り込み実装となったことがうかがえる。
コラボアイテム関連でとくに苦労したポイントは「キャラクターの設定収集」と「アガリ演出アイテムの調整」だったそうな。
キャラクターの設定収集については,モノクロのマンガ作品をフルカラー仕様のSPキャラとして実装するにあたり,人物によっては服装などの色彩設定がなかなか集まらず,かなりの時間を要したという。
一方でアガリ演出アイテムの調整は,「ざわざわ」の文字を大きくすると卓上の牌の視認性が悪くなり,かといって小さすぎればプレイヤーに気付いてもらえないほど画面に溶け込んでしまうため,ちょうどいいバランスを取るのが難しかったと教えてくれた。
加えて,亡者回収マシンはプレイヤーがアガるためにタップしなければならない「アガリボタン」に対し,あえて揺れ動く演出を加えることを決めたので,「遊びやすさの観点から,演出に合わせてタップ判定自体も追従させることにしました」というこだわりよう。
ちなみに揺れ動くといっても,ボタンを押し逃してしまうほどの移動量にはなっていなかったので,「対局中にムダな集中力を割きたくない」というガチ指向なプレイヤーでも安心して使えるはずだ。
最後にあらためての紹介となるが,MJアプリでは対局の様子を実況ボイスで分かりやすく伝えてくれるうえ,アガリに近付くための「何切るサポート」や「役ナビ」といったアシスト機能も充実している。
そのため,麻雀初心者でも非常にとっつきやすいゲームと言える。
アカギファンや麻雀ファンはもちろん,「アカギをマンガやアニメで楽しみ,麻雀に興味を持ったものの,実際に遊んでみるには一歩勇気が出なかった」という人は,この機会にぜひ挑戦してみてほしい。
さすれば初心者を待ちかねている既プレイヤーからも「へへ……きたぜぬるりと…」と大歓迎されることだろう。
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