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[E3 2014]Co-opも楽しめるタワーディフェンス「Defense Grid 2」は2014年秋にリリース予定
2008年にリリースされた前作「Defense Grid: The Awakening」は,Metacriticで100点中80点台をキープしている良作インディーズゲームで,2009年にはXbox 360版もリリースされている。ゲーム内容はいわゆるタワーディフェンス系のストラテジーゲームとなっており,パワーコアを盗むために侵攻してきたエイリアンに対し,さまざまな施設を設置して迎撃するというのがプレイヤーの役割だ。
Co-op用のゲームモードとしては,プレイヤーが資源を共有する「Doubles」と,プレイヤーごとに資源/テリトリーが用意されている「Defense」の,2つのゲームモードが確認できた。今回は,505 GamesのプロデューサーであるMichael Meischeid(マイケル・マイシャイド)氏にガイドされる形で,Defenseモードを試遊してきた。
Defense Grid 2をプレイしてまず感心させられたのは,ゲーム設計の親切さだ。本作では難度調整が可能なほか,エイリアンが通過するルートをあらかじめ表示したり,「Boost」という壁のようなオブジェクトで,エイリアンの進路を変更させたりできる。これらの機能を利用すれば,レーザー砲やミサイルタワーといった防衛施設を,初心者でも無駄なく設置することが可能である。
エイリアンの侵攻は20ウェーブで構成されており,ウェーブが進むごとに迎撃難度が高まっていく。今回の試遊は低めの難度でプレイしたのだが,同画面を見ながら,どこにどんな防衛施設を設置しようかとアレコレ話し合いながら遊ぶのは楽しく,意外にも新鮮なものだった。
今回はある意味パーティゲーム的な遊び方を試してみたわけだが,難度を高めれば当然シビアなゲームプレイが楽しめる。Defense Grid 2のリードデザイナーを務めるMark Terrano(マーク・テラーノ)氏といえば,「Age of Empire II」を手掛けた人物としても有名なので,ストラテジーゲームとしてのバランシングに関しては心配無用と言えるだろう。
そんなDefense Grid 2は2014年秋に発売予定となっており,すでに日本語化の作業も進められているという。また,製品版にはレベルエディタが同梱される予定で,優れたマップは,同社が買い取って正式な拡張パックに収録するというプロモーションを行う予定もあるそうだ。タワーディフェンスタイプのゲームが好きな人は,ぜひ本作に注目しておいてほしい。
「Defense Grid 2」公式サイト
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