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  • gumi
  • 発売日:2014/11/26
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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[TGS 2014]フジテレビとgumiの“本気”に注目。スマホ向けSRPG「ファントム オブ キル」のキーマン2人にインタビュー
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印刷2014/09/24 14:04

インタビュー

[TGS 2014]フジテレビとgumiの“本気”に注目。スマホ向けSRPG「ファントム オブ キル」のキーマン2人にインタビュー

 gumiとフジ・スタートアップ・ベンチャーズにより設立された“メディアミックス型モバイルオンラインゲーム開発会社”Fuji&gumi Gamesは,同社の第1弾タイトルとして「ファントム オブ キル」iOS / Android)というゲームを開発中だ(2014年秋に配信予定)。

ファントム オブ キル
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 同作は,“戦略性×ドラマ”をコンセプトとしたスマートフォン向けシミュレーションRPG。自らの1手で戦況が変わる緊張感溢れるバトルと,“武器の名を持つ者”という謎の少女達が織りなすドラマチックなストーリーがウリとなっている。「こちら」でもお伝えしたように,オープニングムービーを押井 守監督が監修していることでも注目されているタイトルである。

ファントム オブ キル

 2014年9月18日,4Gamerは東京ゲームショウ2014会場にて,そんなファントム オブ キルのプロジェクトを指揮する同作のエグゼクティブプロデューサー 今泉 潤氏と,Fuji&gumi Games 代表取締役社長 種田慶郎氏の両名に話をうかがう機会を得た。まだ未公開の情報が多い本作の概要や,ファントム オブ キルというプロジェクトの成り立ち/今後の展開について,わずかな時間だったがインタビューできたので,本稿でその内容をお伝えしていこう。


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。「ファントム オブ キル」については現時点で未公開の情報が多く,聞きたい話はいろいろあるのですが,まずは,このプロジェクトの成り立ちについて教えてください。

ファントム オブ キル
Fuji&gumi Games 代表取締役社長 種田慶郎氏(以下,種田氏):
 では,Fuji&gumi Gamesという会社のことからお話ししましょうか。ご存じだとは思いますが,フジテレビジョンという企業は,テレビ番組だけでなく,映画やアニメ,イベントなど,さまざまな分野で制作/運営を行っていますよね。
 しかし,グローバルな視野に立ったとき――比べるのはおこがましいかもしれませんが――ウォルト・ディズニー・カンパニーと比べて,明らかに弱い部分があります。

4Gamer:
 それが,ゲーム分野だということでしょうか。

種田氏:
 そのとおりです。エンターテイメント企業として幅広い分野で活躍しているフジテレビですが,ディズニーなどと比べると,ゲームの部分がまるっと抜けている。その抜けている部分,つまりゲームは,将来有望なエンタメ分野なんじゃないかという話になり,かなり以前からお付き合いのあったgumiさんとの資本業務提携の一環として,Fuji&gumi Gamesという合弁会社を作らせていただいたわけです。

4Gamer:
 なるほど,もともとgumiとはお付き合いがあったわけですね。

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種田氏:
 おそらく,メディア企業の中で最初にソーシャルゲームに目を付けたのはたぶん僕なんですが,そのとき――gumiさんに社員が数人しかいない時代に,國光さん(gumi 代表取締役社長 國光宏尚氏)の「ソーシャルゲームなら任せてくれ」という口車に乗せられて(笑),そこからのお付き合いが続いています。

4Gamer:
 Fuji&gumi Gamesの設立には,そのような経緯があったんですね。ではゲームについてもお話しを聞かせてください。ファントム オブ キルは,どのようなきっかけで生まれたプロジェクトなんでしょうか。

ファントム オブ キル
ファントム オブ キル エグゼクティブプロデューサー 今泉 潤氏(以下,今泉氏):
 フジテレビとgumiの力を合わせてコンテンツを作るのであれば,テレビやゲームを越えうるものを作ろう……と考えたのが出発地点になります。ファントム オブ キルはスマートフォン向けゲームですが,ゲームだけには終わらない,広がりのあるクリエイティブとして制作をしています。
 その一環として,演出も映像的なものにしたかった。つまり,スマホ向けゲームとしてはリッチな映像演出を用意しつつ,ゲームとしてもちゃんと成立するものを作ろうと考えているわけです。

4Gamer:
 本作のオープニングムービーは,「機動警察パトレイバー」シリーズや「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」などで有名な,押井 守氏が監修しているとのことですが,ここは映像面へのこだわりを実現するために必要だったんですね。

今泉氏:
 はい。gumiは海外展開にも注力していますし,ファントム オブ キルも海外展開を目指して開発しています。そういった意味でも,世界的に評価の高い押井さんは必要不可欠な監督だったんです。

4Gamer:
 ゲームとアニメは親和性の高いジャンルですし,押井監督の名前で本作に注目する人も少なくないでしょうね。

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今泉氏:
 おっしゃるとおりですね。実は,弊社の社員が偶然,押井さんの飲み仲間だったんですよ。それを聞いて「やってくれないかな?」と言っていたら,「やってくれるって」と(笑)。不思議な縁ではありますが,めちゃくちゃラッキーでしたね。

4Gamer:
 なるほど,さまざまな縁がファントム オブ キルでつながっているわけですね。
 現在公式サイトなどで,本作のスクリーンショットやオープニング映像が公開されていますが,とても丁寧に作り込まれている印象を受けます。Fuji&gumi Gamesには,このようなタイプのゲームをかつて作っていたスタッフがいるんでしょうか?

今泉氏:
 コンシューマ畑の人間は数人いますけど,そういったところはあまり気にせず開発しています。僕自身は主にソーシャルゲームを作ってきていて,それをネイティブアプリ化したことはありますが,「完全ネイティブアプリにしたとき,どのようなゲーム作りが可能なんだろう」と,日々試行錯誤しながら開発を進めていますよ。

4Gamer:
 本作は「1手で戦況が変わる戦略性×ドラマをコンセプトとしたSRPG」とのことですが,コンセプトや特徴について,お話しできることはありますか?

今泉氏:
 僕はゲームに「戦略性」と「ドラマ」を求めています。カジュアルであれハードであれ,何らかの戦略性が盛り込まれていないとゲームとしては物足りない。ドラマ(ストーリー性)についても同様のことが言えると思います。
 しかし,いわゆるソーシャルゲームジャンルだと,戦略性やドラマは「重たい」「手軽じゃない」「継続率が……」と,邪魔者扱いされることが多いんですよ。

4Gamer:
 とくに,手軽さとレスポンスの良さが重視されるカードバトル系だと,そういう傾向が顕著かもしれません。

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今泉氏:
 ええ。その制約から一気に解き放たれたとき,戦略性をどう盛り込むか,ドラマをどう見せるかと考え抜いた結果,SRPGというジャンルにたどり着いたんです。SRPGなら,個々のユニットにドラマを付与しやすいし,戦略性をゲームの軸に据えられますからね。
 そしてドラマを動かすには,緻密な世界観が必要になります。ファントム オブ キルでは,中世風の天上世界,近未来のネオ・トーキョー的な地上世界という二つの世界を用意し,モンスタービジュアルや,“武器の名を持つ者”(プレイヤーキャラクター)を始めとするキャラクターのデザインにもこだわりぬきました。

4Gamer:
 公式サイトを見ると,“武器の名前を持つ者”は今のところ全員女の子ですが,男性は存在しないんですか?

今泉氏:
 今は公表していませんが,いずれ登場するかもしれません。

4Gamer:
 同じく公式サイトに掲載されていた情報ですが,本作にはブレイド(剣),ファイター(斧),ソルジャー(槍),アーチャー(弓),バレットマージ(魔銃),プリースト(杖)といった“ジョブ”が存在するそうですが,ジョブチェンジ的なシステムは用意されますか?

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今泉氏:
 もちろんあります。バトルではジョブ(武器)同士の相性関係が重要になるので,バトル/キャラクター育成システムにはかなり注力していますよ。
 業界関係者からは「SRPGとソーシャル要素は相性が悪いんじゃないか」と言われたりもするんですが,言いたいことは分かります。やっぱりゲームとして“重い”ですし,合成システムなんかでいきなり強いキャラを作れてしまうと,ゲームバランスがめちゃくちゃになってしまいますし。そこのバランス調整が一番難しいところかもしれませんね。

4Gamer:
 本作は基本プレイ無料(アプリ内課金あり)でのサービスが予定されていますが,どのあたりの要素をマネタイズと結びつけるんでしょうか。

今泉氏:
 従来のソーシャルゲームの流れに従い,ガチャ(武器やキャラクター)やスタミナ回復の部分で考えています。ここもゲームバランスに関わる部分なので,ゲーム性を第一に考えて排出率やラインナップを調整していくつもりです。

4Gamer:
 分かりました。ところで,ファントム オブ キルはFuji&gumi Gamesの“第1弾”ということですが,ということは,第2弾,第3弾の構想も,当然あるわけですよね……?

ファントム オブ キル
種田氏:
 お金が尽きない限りは(笑)。年に1,2本くらいはリリースしていきたいですね。第1弾のヒットが前提ですが……。そのためにも,関連番組やメディアミックス展開を積極的に行う計画がありますし,フジテレビが全体的に“手応え”を感じてくれたなら,お金と時間がかかりますが,アニメ化に向けた動きもスタートさせたいなと。

4Gamer:
 おお,楽しみですね。アニメ化の際には,やはり押井さんに監督をお願いする……。

種田氏:
 ……わけにはいかないと思いますけど(笑),監修という形でもありがたいのでぜひ参加してほしいですね。
 ともあれ,我々テレビ局の人間ってちやほやされがちだし,番組を作っていると,何でも作れると思い込んでしまうことがあります。でもゲームはそう簡単にはいきません。餅は餅屋で,僕らは番組やイベント展開などに全力を傾けつつ,ゲームに関しては,チーフクリエイターでありプロデューサーでもある今泉副社長に一任したいと考えています。

4Gamer:
 分かりました。それでは最後に,ファントム オブ キルに期待している読者へメッセージをお願いします。

今泉氏:
 SRPGって取っつきにくいジャンルだと思うんですけど,ファントム オブ キルは,SRPG未経験者でも楽しめるよう,さまざまな工夫を盛り込んでいます。従来のスマホ向けゲームにない遊びや,さまざまな広がりを提供したいと考えていますので,ぜひ楽しみにしていてください。正式リリースされた暁には,ゲーム性だけでなく,ストーリー性にも注目してもらえると嬉しいです。

種田氏:
 フジテレビの上層部が,僕もプレッシャーを感じるくらい「これは絶対当てろ!」と意気込んでいるんですが(笑),その代わり,あらゆる支援を惜しまないという話も出ています。僕は今泉副社長を信じていますし,ファントム オブ キルが一定以上の高いクオリティのゲームになると確信していますので,正式リリース前後の展開については任せてください。番組連動企画やイベントなど,さまざまな部分でユーザーさんを楽しませたいと考えています。

4Gamer:
 分かりました。本日はありがとうございました。


――2014年9月18日収録

「ファントム オブ キル」公式サイト


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