連載
繊細なタッチ操作でヘリコプターを操縦しよう。スマートフォン向けフライトアクション「飛べコプター」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第767回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
旅客機やヘリコプターのパイロットになるには,かなり厳しい条件をクリアしなければならないが,「練習すれば操縦くらいはできるんじゃない?」と考える人もいるだろう。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな甘い考えを打ち砕いてくれる「飛べコプター」(iOS / Android)を紹介する。
「飛べコプター」ダウンロードページ
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とはいえ本作は,いわゆるフライトシミュレータではなく,強制横スクロールのフライトアクションゲームだ。自機の操作方法は画面をタップすると上昇,離すと下降するという仕組み。これで高度を調整しながら,雲や地面,ブロック(障害物)などに当たらないよう飛び続けるのだ。何かに接触したらその場でゲームオーバーになり,スコアが計測される。
実際にプレイしてみると,その難しさはかなりのものだ。前述のとおり雲に当たってもアウトなので,自機が飛べる場所は画面の半分もないと見ていい。そんな狭い場所にブロックがやたらと設置されており,運が悪ければ開始数秒でアウト……なんてことも珍しくないのだ。
なおステージ中には,獲得することで1000点を得られるコインが登場するが,地面すれすれの位置にあったり雲にめり込んでいたりと,とにかく配置がいやらしい。無理に狙うとそのまま墜落/激突してしまう危険性が高いので,あえて無視するという選択もありだ。
なお,この手のタップアクションに特有の“ふわっとした操作感”は本作にも搭載されている。飛行距離が伸びればブロックの出現間隔は狭まり,機体のコントロールにもさらなる繊細さが求められるようになるため,少しでも気を抜けばそのまま墜落だ。
筆者はファミコン時代から,「自機の動きがふわっとしている強制スクロールアクションは難しい」という苦手意識を持ち続けているのだが,本作も見事に難しい。指一本で遊べるシンプルなゲームなので,皆さんもぜひプレイして「やっぱりふわっと浮くゲームは難しい!」と後世に伝える生き証人になってほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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(C) 2014 marge co., ltd.
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