連載
カー消しをかけたシビアな勝負をスマホ上で再現。アクションゲーム「カー消し飛ばし」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第784回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
スーパーカー消しゴム(以下,カー消し)といえば,1970年代に日本中の男の子達の間でブームを巻き起こしたことで知られる玩具。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「カー消し飛ばし」(iOS / Android)は,そんな商品を使った遊びをスマホ上で再現した作品だ。
ちなみに,本連載の第777回で紹介した「消しゴム落とし」も似たようなタイプのゲームだが,本作はノックペンを使って消しゴムを飛ばしたり,敗者は勝者にカー消しを没収されたりと,より男心をくすぐる要素が盛り込まれている。
iOS版「カー消し飛ばし」ダウンロードページ
Android版「カー消し飛ばし」ダウンロードページ
ゲームのルールは,プレイヤーとAI操作の敵が交互にカー消しをぶつけ合い,相手のカー消しを机から押し出した側が勝利というシンプルなもの。カー消しの移動に使用するノックペンは,反動の強さを大/中/小の3段階から選択できるので,状況に応じて角度と強さを調整していこう。
ステージは1から4まで用意されており,上位のものほど必要スタミナが高く設定されている。まずはステージ1から始めてレベルアップを図り,スタミナの上限をアップさせておこう。消費したスタミナは時間経過か,レベルアップ時に回復可能だ。
対戦に勝利すれば,相手のカー消しを自分のコレクションに加えられるが,プレイヤーが負けた場合は没収されてしまう。ただし,ゲームスタート時には所持数が無限のカー消し“カウンチック”をもらえるので,手持ちがなくなってプレイできなくなるということはない。
なお,カー消しには“POWER”“MOVE”“ROTATE”という3つのパラメータが設定されており,レアリティが高いものほど,それらの数値が高くなる。上位の難度に挑戦する場合は性能の良いカー消しを選びたいところだが,負けたときに失ってしまうリスクがあるので,どれを選ぶかも重要な要素になる。
かつて一世を風靡したスーパーカー消しゴムを題材にした本作は,昔ながらのシンプルで刺激的なルールが採用された,実に遊びやすいゲームだ。Bluetoothを利用したマルチプレイにも対応しているので,当時のブームを知らない若い世代のプレイヤーも,友達を誘って楽しんでみてはどうだろうか。
著者紹介:げっつ☆先生
ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが,隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。
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(C)2014 Garage inc.
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