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偉大な船長の孫となり,荒れ果てた島の復興を目指そう。iOS向けアプリ「Seabeard」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第806回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,島でのほのぼの生活を楽しめるiOS向けアプリ,「Seabeard」を紹介する。
iOS版「Seabeard」ダウンロードページ
ゲームの舞台は,主人公の祖父である偉大な船長シービアードが繁栄させた「アコーディア」と呼ばれる島だ。現在この島はとある事情で荒れ果てており,プレイヤーは船員を確保しつつ,島の復興を目指してさまざまなクエストに挑戦することになる。ちなみに島の名前は,序盤のクエストを通じて変更可能だ。
アコーディアの周囲には「ウッドカット島」「ブルホーン農場」といった多数の島が存在するが,ゲームが進むとさらに遠くの海域にも進出できるようになる。クエストのクリア条件を達成するため,これらの島へ頻繁に訪れることになるのだが,移動時に船を使ったミニゲーム「ボートチャレンジ」に挑戦できるのが面白い。ミニゲーム1回につきトークンを1つ消費するが,いい成績を残せばゲーム内通貨「コイン」やさまざまなアイテムをもらえるので,積極的にプレイしよう。
ゲームは,島内にいるさまざまなNPC達から依頼される“おねがい”を受けて,それらをクリアしていくことで進行する。おねがいの内容は,「農産物の配達」「洋品店でアイテムを購入する」「島内から出るゴミを回収して焼却する」などバリエーション豊かだ。
ちなみに,おねがいは複数の同時受注が可能となっている。依頼したいことがある島民の頭上には緑色の“!”マークが表示されているので,片っ端から引き受けて,クリアに必要なアイテムや人を探そう。中には特定のミニゲームをクリアしなければならないものや,特定の時間帯にしか現われない人物を探すといったものもあるので,クリアしやすそうなおねがいから解決していくといいだろう。
なお,ゲーム内の時間は現実のそれとリンクしているので,たとえば夜が条件となっている場合は,現実時間の夜まで待つ必要がある点に注意してほしい。
島に生えている草や木をタップで調べると,ニワトリの餌になる「ミミズ」や,食料販売店の商品や塗料の材料になる「イチゴ」などを入手可能だ。ただし,初期状態では持てるアイテムの数が20個と少ないので,おねがいの攻略を優先しているときはむやみに入手しないように。
クエストを受けたら,指定されたアイテムを集めて届けよう |
経験値が一定値を超えるとレベルアップ。アイテムがいくつか開放される |
なお,アイテムの製造や建物の建築を完了するには,一定時間待つ必要がある。また,おねがいによっては,海岸に漂着するアイテムを複数入手しなければならないのだが,海岸で何を入手できるかはランダムだ。このため,特定のおねがいをクリアするのに時間がかかってしまうこともある。こういった部分にストレスを感じる人は,「待ち時間をなくす」「欲しいアイテムをすぐに入手する」といったサービスを受けるために,有料アイテム「パール」の購入を検討するといいだろう。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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