「コール オブ デューティ ブラックオプスIII」のDLC第1弾「Awakening」は，PS4先行で2016年2月2日にローンチ

　ActivisionとTreyarchは，「コール オブ デューティ ブラックオプスIII」（PC / PS4 / Xbox One / Xbox 360 / PS3）のDLC第1弾「Awakening」を，2016年2月2日にPS4向けにリリースすることをアナウンスした。このDLCでは，「Gauntlet」「Splash」「Rise」「Skyjacked」という4つのマルチプレイ用マップと，ゾンビモードのエピソード「Der Eisendrache」が追加される。

　また，Treyarchのスタジオヘッド，マーク・ラミア（Mark Lamia）氏，ゲームディレクターのダン・バーティング（Dan Burting）氏，そしてゾンビモード担当のジェイソン・ブランデル（Jason Brundell）氏ら，開発メンバーによる解説付きのトレイラーも公開されている。


　バーティング氏とブランデル氏の解説によると，マルチプレイ用マップとゾンビモードは，それぞれ以下のような特徴を持っているという。

・Guntlet
　軍事訓練の基地として建設されたという設定の施設。1つのマップに3つのレーンが用意されたスタンダードな構成だが，それぞれが木の鬱蒼と茂るジャングル，切り立つ氷壁で覆われた極地，そして雨の降る都市部が表現された市街という異なる環境になっているのが面白い。


・Splash
　廃墟になったウォーターパークが舞台で，潜水できるプール部分と，マップ上部に張り巡らされたウォータースライダーのチューブが特徴。海賊船やヤシの木といったテーマパークらしい構造物が多く，水中での戦闘など，これまでとは異なるゲームプレイを楽しめそうだ。


・Rise
　雪の降るチューリッヒの化学工場が舞台で，カバーポイントの多い屋内とオープンなアウトドアが共存するマップ。3つのレーンは屋内，屋外，そして建設中の施設が水没したような場所になっている。それぞれのレーンが中央で結合することにより，プレイヤーが集まりやすいアリーナを形成しているとのことで，バーティング氏もe-Sportsで利用されることを期待しているとのこと。


・Skyjacked
　「コール オブ デューティ ブラックオプスII」の「Hijacked」を，本作の世界観でデザインし直したという「Skyjacked」は，空中に浮かぶVTOL機を舞台にしたユニークなマップ。ジャンプやウォールラニングを駆使した，さまざまな移動が楽しめそうだが，機体に穴が開いていたりするため，失敗すると落下死することになるのでご注意を。


・Der Eisendrache
　Treyarchの開発した「ブラックオプス」シリ―ズの過去作品，及び「Call of Duty: World at War」のゾンビモードは「Zombie Experience」と呼ばれており，その第4エピソードの第1章としてリリースされるのが，ドイツの山城を舞台にした「Der Eisendrache」。どうやらナチス時代のストーリーが描かれている様子で，ブランデル氏の解説によると，城の地下鉱脈で発見された“エレメント115”によりゾンビ化した元警護兵達が蔓延しているというストーリーが描かれるようだ。

「コール オブ デューティ ブラックオプスIII」公式サイト