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ここまでわかった「Star Wars Battlefront」。最大40人の大激戦を楽しめるオンラインモードや,新作映画とリンクする無料DLCの情報が明らかに
これは,ロサンゼルス近郊のアナハイム市で開催中のイベント「Star Wars Celebration」で行われた,EA DICEのエグゼクティブプロデューサー,パトリック・バッハ(Patrick Bach)氏らが参加のパネルセッションで発表されたもの。
公式サイトがオープンしたのに加えて,Sony Computer EntertainmentのPlayStation.Blogや,Microsoft StudiosのXbox Wireなどに新情報が掲載されるなど,その熱狂がヒシヒシと伝わってくるが,セッションで語られた内容を含め,「Star Wars Battlefront」について,現在までに判明していることをまとめておきたい。
惑星エンドアを舞台にした大規模な戦争を追体験
今回公開された「Star Wars Battlefront」のムービーに収録されているのは,1983年公開の映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」でも描かれた,巨樹の惑星エンドア(正確には,エンドアというガス惑星の衛星)での反乱同盟軍と帝国軍の戦いだ。
AT-STやAT-ATなどのウォーカーや,スピーダーバイクといった乗り物に加えて,反乱軍側の兵士が半球状の防御シールドを張って攻撃を防ぐところも目を惹くが,やはり注目はダース・ベイダーの登場だろう。本作では,ベイダーやボバ・フェットといった人気キャラクターとしてのプレイも可能とアナウンスされている。
2005年にリリースされた「Star Wars: Battlefront II」でも映画に登場したキャラクターでのプレイが可能になっていたが,それと似たようなシステムなのかは不明だ。
最大40人によるマルチプレイをサポート
「Star Wars Battlefront」は,画面分割によるCo-opプレイや,最大40人によるオンラインマルチプレイをサポートするという。本作の開発を手がけるEA DICEが「バトルフィールド」シリーズで実現した64人対戦と比べると少ないが,前述の防御シールドをはじめとするSFチックなギミックの数々や,巨大な乗り物が登場することを考えると,20対20人でも十分な迫力が演出されるのは間違いないだろう。
なお,本作ではプレイ時の視点を1人称と3人称に切り替えられる。これは,今までファンから最も多く投げかけられていた要望だったらしい。FPSに不慣れな人や,キャラクターの姿をしっかり見たいスターウォーズファンにアピールできる要素となるだろう。
ムービーでは,ミレニアムファルコンの飛行シーンや,X-WingとTIE Fighterによるドッグファイトも描かれているが,これらも本作における重要なゲームプレイ要素になるという。EA DICEのメンバーはLucasfilmの倉庫に赴き,実際に映画で使われたモデルを撮影してアートワークを作成しているとのことなので,そのリアリティはスターウォーズファンを唸らせるだけのものがあるはずだ。
映画では描かれていない地も舞台に
EA DICEのそういった努力は風景のグラフィックスの制作においても同様に注がれており,映画が撮影されたロケーション,例えば氷結の星ホスであれば,美しい氷河で知られるノルウェイのフィンセ,エンドアであればカリフォルニアのレッドウッド国立公園といった場所に赴き,アートワークの参考にしているとのこと。その情景の再現力にはLucasfilm側も驚愕するほどで,まるで匂いさえ感じられるようなリアリティがムービーから伝わってくるのではないだろうか。
本作にはエンドアとホスに加えて,スカイウォーカー親子の故郷であるタトゥイーン,そして初めて描かれる場所として,火山の惑星サラストが登場する。ムービーだとTIE Fighterの編隊が出撃するシーンの場所がサラストだ。
サラストと言えば,反乱同盟軍に参加したニエン・ナンを代表とする,大きな目と耳,そして垂れた頬を持ち,有能なパイロットを輩出することで知られる地底人サラスタン(サラスト人)の星。映画でも,ロケーションに利用するためにアイスランドでデモリールも撮影されたことがあったようだが,サラストが作品中に登場するのは初めてになるそうだ。
新作映画の世界観とクロスオーバーも
「Star Wars Battlefront」は,新作映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」と世界観がクロスオーバーしている。
12月8日に無料配信予定(予約したプレイヤーは12月1日からプレイ可能)のDLC「Battle of Jakku」は,エンドアの戦いの一年後,連鎖的に発生した反乱同盟軍と帝国軍の戦闘を描くもの。Jakkuは,「フォースの覚醒」に登場する新しい登場人物レイ(Rey)のいる砂漠の星で,新作映画でも描かれる予定になっている。
BB-8というキュートなアンドロイドと共に行動するレイは,この戦いで見捨てられたAT-ATの残骸などを集めてスカベンジャーとして生きている少女で,映画でも中心的な役どころ。DLCがストーリーキャンペーンなのか,オンラインモードなのか,そしてレイはゲームにも登場するのかといったところは不明で,スターウォーズファンにとっては気になるところだ。
今回の「Star Wars Battlefront」の発表に先立つ4月16日には,新作映画の公式トレイラー第2弾もリリースされており,Jakkuを舞台にした激戦と,それに巻き込まれるレイ,さらには「チューイ,故郷に帰ってきたぜ」という意味深なセリフを漏らす,ハリソン・フォードさん演じるハン・ソロの姿が確認できる。こちらも合わせて確認しておきたい。
「Star Wars Battlefront」公式サイト
- 関連タイトル:
Star Wars バトルフロント
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(C)2015 Lucasfilm Ltd. All rights reserved. Underlying technology and game design(C)EA. All rights reserved.
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