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劉備や曹操が地下鉄利用のマナーを呼びかける。「三國志」×横浜市交通局タイアップの詳細が明かされた記者会見をレポート
コーエーテクモゲームスが展開する「三國志」は,緻密なデータと自由度の高さで知られる硬派なシミュレーションゲームで,1985年12月10日に発売された第1作からシリーズを重ね,2016年1月28日に最新作「三國志13」(PC / PS4 / PS3 / Xbox One)が発売される予定だ。今回のタイアップは,そんな「三國志」シリーズ30周年を記念したものとなる。
本稿では,コーエーテクモゲームス会長の襟川恵子氏も登壇し,タイアップの経緯などを語った,記者会見の模様をお届けしよう。
「三國志」30周年記念 特設サイト
「三國志13」公式サイト
最初に横浜市長の林 文子氏が壇上に立ち,タイアップ企画の概要を説明した。
ポスターに使われた標語は,利用者に都市交通に関するマナーを呼び掛けるものだが,その内容が武将の性格や逸話に基づいているのが特徴だ。
これらのポスターは,タイアップ期間中に市営地下鉄の40駅で見られるという。林氏は「こうした施策により,地下鉄利用マナーに関する一層の理解と,さらなる向上を広く呼びかけたい」と,企画の意図を語った。
ポスター掲出が始まる2015年12月10日から2016年1月11日まで,横浜市営地下鉄のうち9駅が「魏」「呉」「蜀」の3勢力に分けられ,各駅に“スタンプ”が獲得できる武将QRコードが設置される。1勢力のスタンプを制覇すると,横浜市内の一部店舗で有効なクーポン壁紙がプレゼントされる仕組みだ。
さらに全勢力のQRコードをコンプリートすると,新たな限定壁紙が手に入る。期間中は「三國志13」特別デザインの「地下鉄1日乗車券」も販売される予定なので,そちらも活用してスタンプラリーを楽しもう。
■「三國志」モバイルスタンプラリー 勢力駅
○魏
・あざみ野駅:夏侯惇
・横浜駅:曹操
・関内駅:張遼
○呉
・上大岡駅:孫権
・戸塚駅:周瑜
・湘南台駅:陸遜
○蜀
・中山駅:劉備
・センター北駅:関羽
・日吉駅:諸葛亮
「三國志13」オリジナルデザインの「地下鉄1日乗車券」
タイアップ企画の内容に関する発表が終わると,続いてコーエーテクモゲームス名誉会長の襟川恵子氏が登壇し,企画開催にあたっての挨拶を述べた。
同社は以前にも,女性向けゲームブランド「ネオロマンス」シリーズを題材としたタイアップ企画(関連記事)を横浜市と行っており,同市とのタイアップは今回で2回目となる。
襟川氏は挨拶の中で,今回のタイアップはコーエーテクモゲームス側から提案したものであると述べた。さらに襟川氏は,自身が横浜市の出身であり,故郷に大きな愛着を持っていることをアピールし,「横浜市が魅力的な都市として成長していくために,協力できて嬉しく思います」とコメントし,挨拶を締めくくった。
以上をもって,今回の市長定例記者会見における,「三國志」タイアップ発表は終了となった。
改めて説明しておくと,ポスターの掲出は2015年12月10日から2016年3月31日までの期間で実施予定だが,モバイルスタンプラリーは終了が2016年1月11日と期間が異なっている。「1日乗車券」の販売もこれと同じ期間で終了するので,スタンプラリーに参加したい人は,実施期間をよく確認しておこう。
「三國志」30周年記念 特設サイト
「三國志13」公式サイト
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(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
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