プレイレポート
[TGS 2015]オリジナル版から13年。臨場感が向上した「バイオハザード0 HDリマスター」のプレイレポートを掲載
※PlayStation 3版は2016年1月21日発売予定。
本作は,2002年にゲームキューブ版,2008年にWii版が発売された「バイオハザード0」のHDリマスター版だ。“洋館事件”の顛末を描いたシリーズ第1作の前日譚にあたり,グラフィックスやサウンドを高品質化,さらに新要素の追加などがアナウンスされている。
誕生から約13年,“シリーズの原点”が最新世代機にどんな姿で帰ってきたのか,会場でプレイして確認してきた。
今回の出展バージョンでは,ゲームのオープニングから20分間プレイできた(一般日では変更の可能性あり)。つまり,S.T.A.R.S.の新人隊員 レベッカ・チェンバースが「黄道特急」に乗り込んだシーンからスタートすることになる。
オリジナル版をプレイしたことがある人ならば,すぐに「16:9」の画面比とHD化されたグラフィックスに驚きを覚えるだろう。また,薄暗い列車内でも光と影のコントラストはオリジナル版とまったく異なる印象があり,精細に描写されている内装やオブジェクトは臨場感を高めるのに一役買っている。
1分も経たないうちにゾンビに遭遇するわけだが,その肌の質感もクオリティが向上しており,とにかく腐敗具合が生々しい。ゲームキューブ版では一塊のように見えたヒルの大群も,個々のウネウネとした動きまで分かり,生理的な嫌悪感でゾッとしてしまった。
オリジナル版にはなかった注目の要素としては,「アレンジ操作」の追加が挙げられる。これは,入力したキーの方向へキャラクターがダイレクトに動くという操作方法で,近年リリースされたシリーズ作をプレイしている人にはおなじみだろう。
むしろ,ここはオリジナル版の上下キーで前進/後退,左右キーでそれぞれの方向に旋回する操作方法を試すべし,と思ったのだが,いつまでたってもぎこちない動きが解消される様子がなく,アレンジ操作でリスタートさせてもらった。昔はうまくできたのになぁ。プレイ時間に余裕があれば,当時を懐かしんで“ラジコン操作”を楽しみたいところだ。
今回の試遊では,列車パートしかプレイできなかったが,それ以降のステージもどう生まれ変わったのか,早く確認したくなった。また,新たに追加された日本語音声も注目すべきポイントとなっている。5.1ch対応と高品位なビットレートにクオリティアップが図られたサウンドを堪能しつつ,まるで海外ドラマのような雰囲気を楽しめる。もし会場に足を運ぶ人は,こうした新要素の数々をチェックしてほしい。
「バイオハザード0 HDリマスター」公式サイト
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