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小判を集めてお爺さんとお婆さんに恩返し。Android向けランニングアクション「進撃桃太郎」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第849回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,誰もが知っている定番の昔話「桃太郎」を題材にしたAndroid向けランニングアクションゲーム「進撃桃太郎」を紹介しよう。
本作のストーリーは,昔話と同様に“桃から産まれた桃太郎が,犬/猿/キジを従えて鬼退治に向かう”という内容だ。プレイヤーは桃太郎となり,貧しいながらも自身を育ててくれたお爺さんとお婆さんに恩返しをするために,鬼退治を通じて小判を集めることになる。
Android版「進撃桃太郎」ダウンロードページ
ゲームがスタートすると,桃太郎達が住んでいる家の中に,一定時間ごとに鬼が出現する。鬼をタップして倒すと小判が出現するので,どんどん集めていこう。集めた小判は,さまざまな効果を持つ家具を購入するのに必要で,家具が集まるほど見た目が華やかになり,ゲーム攻略もラクになるという仕組みだ。
もちろん,家で鬼を待ち構えるだけでなく,鬼が住む鬼ヶ島に乗り込むことも可能。鬼ヶ島への遠征はスタミナ制のランニングアクションゲーム仕立てになっており,道中に登場する赤鬼や青鬼,カラスといった敵をジャンプで踏みつけて倒し,小判やきびだんごを入手しつつゴールを目指すモードだ。敵やたき火に接触したり,落とし穴に落ちたりするとゲームオーバーになる。
なお,遠征時に獲得したきびだんごが一定数を超えると桃太郎がレベルアップし,桃太郎の外見が変化するとともに物語が進展していく。桃太郎を題材にしているはずなのに,なぜか別のキャラクターになってしまうなど,ツッコミどころ満載なストーリーも魅力のひとつだ。
本作の物語は独自のアレンジがなされており,ゲームが進むほどシュールな展開になっていく。ただし,物語を進めるのに必要な経験値が高めに設定されているため,ストーリーの進展に多少時間がかかってしまうのがネック。自然回復でのんびり楽しんでもいいが,ゲームが気に入ったなら,有料アイテムの使用を検討してみてもいいだろう。
著者紹介:H.H
ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーで,日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と凌ぎを削っている。コンシューマやスマホアプリでは,ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。
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