マフィア梶田の二次元が来い！：第303回「憂鬱なGWにエクスペリエンスを稼ぐデジモンリンクス」

ここ数日，家に引きこもっているので近況を伝えられるような写真がありません。そういうわけで，前回掲載し忘れたアナログゲームの製作販売会社「リドル」の面々との記念写真でお茶を濁すことにします！

　そこかしこに溢れるゴールデンウィークという文字列をドブ濁りの眼差しで見つめる今日このごろ。みなさまはいかがお過ごしでしょうか？
　家族サービスで忙しかったお父様方，お疲れ様です。子供たちが家でゴロゴロしているせいで家事が大変だったお母様方，お疲れ様です。そして，恋人との旅行などで羽を伸ばしたリア充様方，愛の確認作業に精を出しちゃったのか？　うらやまフ●ック!!

　まぁ俺は俺で，休日は家で海外ドラマを観ながらスマホゲームの期間限定イベントを繰り返し周回したりして最高に充実していたんですけども。「ゲーム・オブ・スローンズ」と「Fate/Grand Order」（iOS / Android）がやめられないとまらないんですけれども。この連載の読者様方もきっとそんな感じですよね？
　信じてますから，俺。硬派な読者諸氏は，リアルなんかにうつつを抜かしちゃいないって。浮かれた世間に迎合しない気概を持ってこそ，ゴールデンに美しく輝けるんだって。カッコイイぜ，オマエラ……。



　「RADIO 4Gamer Tap（仮）」の第36回では，バンダイナムコエンターテインメントより配信中の「デジモンリンクス」（iOS / Android）を特集。ゲストとして，プロデューサーの團原氏と宣伝担当の安元氏をお招きし，ゲームの魅力をご紹介いただきつつ，実際に遊んでみました。
　「デジタルモンスター」といえば，20代中盤〜後半男子なら知らぬ者はいないくらい伝説的な作品。少年時代，ゲームに熱中し，アニメに涙したという人は本連載の読者にも多いのではないでしょうか。本作はそんな「デジモン」を，スマホへと見事に落とし込んでいます。昔からのファンはもちろん，これから「デジモン」デビューしたいという人にも最適な作品ですので，ぜひともダウンロードしてみてくださいな。

「デジモンリンクス」公式サイト

「デジモンリンクス」ダウンロードページ

「デジモンリンクス」ダウンロードページ

　ひゃっはぁー!! エクスペリエンスの新作だぁ!!

　「こちら」の記事でもお伝えしているように，5月1日に開催された「エクスペリエンス創設10周年記念イベント」にて，PS Vita用ダンジョンRPG「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」と，Xbox One用新作RPG「黄泉ヲ裂ク華」の発売が明かされたんです。

　何を隠そう，俺はエクスペリエンスの手掛けるダンジョンRPGシリーズの大ファンでして，これまで発売されたタイトルはすべて遊んでいるんですが，その中でも「剣の街の異邦人」が格別に好きなんですよ。世界観とシステムが肌に合うというか，最近までTVアニメが放送されていた「灰と幻想のグリムガル」と並んで，自分の中にある「理想のダンジョンRPG像」に当てはまる作品なんですわ。



　「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」は完全新作というわけでなく，拡張版といった感じですが，また新鮮な気持ちで遊べるというのは嬉しいですね。しかも，5000セットしかない数量限定版にはベニー松山氏の書き下ろし小説が同梱されるんですと……!?　こんなん，買うしかねぇよ……!!
　現在，公式サイトでは小説の第一章が公開されています。こちらも必見ですぞ！

「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」公式サイト

　一方，幻想的な和風ビジュアルが目を引く「黄泉ヲ裂ク華」は詳細がほとんど出ていないのでなんとも言えないのですが，「円卓の生徒」のエンディングから数年後の，遥か東の地を舞台にした“ダンジョンRPGではないRPG”という点が気になって仕方ないですね。「円卓の生徒」とつながりがあるということは，「デモンゲイズ」や「剣の街の異邦人」とも世界観を同じくしているということでしょうし，なおさら「ダンジョンRPGではない」というのが意外です。どんなゲームになるのか，まったく予想がつきません。



　なんにせよ，しばらくはこの2作品の発売を楽しみに生きていけそうなので。元気が出てきましたよ！　とりあえず「新釈・剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜」の発売される7月までに，部屋の隅に積んでいた「東京新世録 オペレーションバベル」をクリアするとしますかね。