リリース
「百花百狼〜戦国忍法帖〜」 サンプルボイスと物語の一幕を公開
百花百狼 〜戦国忍法帖〜 | |||
配信元 | ディースリー・パブリッシャー | 配信日 | 2015/11/20 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
PSVita『百花百狼〜戦国忍法帖〜』
サンプルボイス&物語の一幕を公開!!
サンプルボイス&物語の一幕を公開!!
2016年2月25日発売のPlayStation Vita用ソフト『百花百狼 〜戦国忍法帖〜』に関しまして、登場キャラクターのサンプルボイス第1弾並びに本作の物語の一幕を、『百花百狼』公式サイトで公開いたしました。
★サンプルボイス第一弾
命を賭して仕える忍
月下丸(声:羽多野 渉)
自由奔放な少年忍者
黒雪(声:下野 紘)
滅びの伊賀忍継ぎ目
百地 蝶治郎(声:鳥海浩輔)
冷徹無慈悲の忍衆筆頭
服部 半蔵(声:津田健次郎)
京を騒がす大泥棒
石川 五右衛門(声:緑川 光)
百花百狼とは
D3Pオトメ部×RED×悌太
バラエティ豊かな数々の乙女ゲームを手がけるD3Pオトメ部と魅力的で重厚な作品をうみだすレッド・エンタテインメントが放つ、PlayStationVita専用恋愛アドベンチャーゲーム。キャラクターデザイン・原画に人気イラストレーターの悌太氏を迎え、戦乱の時代を駆け抜ける忍びの者たちの生き様と恋を描きます。
物語戦乱の世において独自の発展を遂げた伊賀と甲賀。両忍軍はその長い歴史において、互いを憎み合う敵対関係にあったが、天正九年、織田信長による「天正伊賀の乱」により伊賀が滅亡。わずかに生き残った伊賀忍たちは甲賀に取り込まれた。それから十六年、戦国時代は終わり、世には久方の平和が訪れていた。甲賀の長・上野勘道の娘、槐(主人公)は忍び仕事に出る日を夢見て、日々修練を積んでいた。そしてついに選ばれた初任務で、主人公そして里の運命を狂わせる大事件が起きる――。
物語の一幕ご紹介
石川五右衛門の情報を求めて町で調査をしていると、
武家屋敷を見てまわっている男二人組と
その二人組を尾行する怪しい男に遭遇するのだが――
半蔵「そんな力で逃げ出せると思っているのか?」
槐「っ……!」
上から感情のない声が降ってくる。
背筋がひやりとした。
槐(この人の動きは忍びそのもの。それもかなりの手練れだ。
到底わたしの力では敵わない……)
どうすることもできずに唇を噛むと、前方から声が掛かった。
徳川家康「待ちなさい」
半蔵「はっ」
物語の一幕ご紹介
京の都で五郎と名乗る男と出会う。
任務で求めていた情報について教えるからと、
共に甘味処へ行くことになり――。
槐「こんなに美味しいお菓子は食べたことがありません。
五郎さんに連れてきてもらわなかったら、一生食べなかったかも……」
五郎「ははっ、そんなに喜んでもらえると、連れてきた甲斐もあるってものだよ。
さっきは食べるのをためらってたみたいだったから、内心はらはらしていてね」
槐「ご、ごめんなさい」
五郎さんは厚意で連れて来てくれたというのに、渋っていたのが申し訳なくなる。
五郎さんは、体を縮こまらせるわたしに、変わらず穏やかな表情で声をかける。
五郎「いいんだよ。お嬢ちゃんのとびきりの笑顔を拝むことができたんだからね。
だからそんなに恐縮せずに、さっきみたいに笑っていてほしいな」
物語の一幕ご紹介
京都所司代である前田玄以は大の忍び嫌い。
石川五右衛門を中々捕縛できないでいるさなか、
石田三成が甲賀忍たちの力を借りようとしているため
面白く感じられず――。
前田玄以「その男も忍びか。貴様ら、二人してこんな所で何をしておった?
伏見城に忍び込む算段などしておったのではなかろうな!?」
槐「そんなことはしていません」
月下丸「そうだ。俺達は豊臣に仕える身。どうしてそんなことをする必要がある?」
前田玄以「どうだかな。忍びなど、まったくもって信用のならない輩。
豊臣に従順な態度を示しつつ、裏でどこぞの大名と繋がっていないとも言い切れまい。
そういった裏切りを繰り返し、貴様達は戦国の世を渡ってきたのだろう?
女、貴様も、純朴そうな顔をして何を企んでいるのか分かったものではないぞ」
槐「……!」
玄以様の言葉に思わず絶句する。
その時、月下丸が刀の柄に手を掛けた。
月下丸「この方を侮辱するならば、例え相手が誰であろうと容赦しない」
「百花百狼 〜戦国忍法帖〜」公式サイト
(C)2016 RED (C)2016 D3 PUBLISHER