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バイオハザードとコラボしたインドアサバイバルフィールド「九龍 戦闘市街区」に潜入。特別ルールのサバイバルゲームを一足先に体験してきた
九龍 戦闘市街区は神奈川県相模原市にあるインドア型サバイバルフィールドで,かつて香港に存在した魔窟・九龍城塞がモチーフとなっている。入り組んだ迷宮のような構造のフィールドは,そこかしこに妖しげなポスターが点在し,ぼんやりとした照明に照らされている。屋内施設なので,天候に関係なくサバイバルゲームを楽しめるのも大きな魅力だ。
今回展開される「SURVIVE of BIOHAZARD」は,バイオハザードシリーズ20周年を記念した企画。開催期間中はフィールド内にクリーチャーのタペストリーが掲げられており,施設内では等身大タイラント像や設定資料,コラボモデルガンの展示も行われる。
もちろん,コラボは展示だけに留まらない。特別ルールによるサバイバルゲームも楽しめるようになっていて,「ワクチン争奪戦」は“アンブレラ社のアタッシュケースを奪い合う”というルールだ。フィールドのどこかに隠されているアタッシュケースをいち早く発見し,自陣まで持ち帰れば勝利となる。
サバイバルゲーム初心者には,無料レンタルセットがオススメだろう。ゴーグルやBB弾に加え,コラボモデルガン「サムライ・エッジ スタンダードモデル」を無料で借りられるため,バイオハザードのヒーロー/ヒロイン気分に浸れるはずだ。
取材当日は,シリーズ最新作「バイオハザード アンブレラコア」(PC / PlayStation 4)のプロデューサーであるジェームズ・バンス氏に加え,ゲストとしてミリタリー雑誌の記者やモデル,ボディガードなど幅広く活躍中の乙夜(いつや)さんが登場。それぞれがリーダーとなって,取材陣や参加者からなるチームを率いてサバイバルゲームを体験していた。
筆者もレンタルのフェイスガード付きゴーグルとグローブを身につけ,サバイバルゲームに参加してきた。もちろん,相棒はサムライエッジ スタンダードモデルだ。
ちなみにフェイスガード付きゴーグルは,見た目こそものものしいが,目の部分はメッシュで視界が妨げられるというほどではない。顔の全面をカバーしてくれるため,これなら初心者でも安心だろう。
サバイバルゲームではフィールドの障害物に身を隠しつつ進むことになるのだが,敵がどこから来るか分からないうえに,ときおりエアガンの発砲音が響いてくるため,なかなかの緊張感だ。最初のゲームでは,フィールド内を右往左往するうち,2階から撃たれてしまいゲームオーバー。事前にブリーフィングを受けていたにも関わらず,フィールドが3層構造になっていたことをすっかり忘れていたのだから,緊張の大きさがうかがえるだろう。
エアガンとはいえ,弾が当たるとちょっと痛い。ちなみに弾が当たっても自己申告しないと,サバイバルゲームでは「ゾンビ」というマナー違反である。自分がゾンビになってしまわないように気をつけよう。
気を引き締めて臨んだ2戦目では,やみくもに撃った弾が相手にヒットしてしまった(?)。思わず「すいません」と頭を下げてしまった筆者に対して,「ナイスヒット!」と声をかけてもらえ,“サバイバルゲームはスポーツである”ということをあらためて認識した。
ゲーム中はヒリヒリとした緊張感が持続するのに加え,撃たれれば痛くないわけではない。しかし,自分の知恵と身体を使って戦うサバイバルゲームの楽しさは格別だ。今回のコラボは5月22日まで実施されているので,未経験の人も臆せずに飛び込んでみてはいかがだろう。
「九龍 戦闘市街区」公式サイト
「バイオハザード アンブレラコア」公式サイト
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バイオハザード アンブレラコア
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