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ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD公式サイトへ
  • 任天堂
  • 発売日:2016/03/10
  • 価格:5700円(税別)
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「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD」プレイレポート。HD化された広大なハイラルを,剣士と獣の二つの姿で駆け回ろう
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印刷2016/03/10 00:00

プレイレポート

「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD」プレイレポート。HD化された広大なハイラルを,剣士と獣の二つの姿で駆け回ろう

 任天堂は本日(2016年3月10日),Wii U向けアクションアドベンチャー「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD」を発売する。

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 本作は,2006年にWiiおよびニンテンドー ゲームキューブ(以下,GC)用として発売された「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」をフルHD化し,いくつかの要素を追加したうえで,10年ぶりに再登場を果たしたタイトルだ。
 ここでは,そんな本作を実際に遊んでみてのレポートをお届けする。なお,本作はWii U GamePadとWii U PROコントローラーの両方に対応しており,今回のプレイではWii U GamePadを使用している。本文中のボタン表記などはそちらに準じているので,ご了承いただきたい。

「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD」公式サイト



GC版「トワイライトプリンセス」を元にフルHD化


 HDリメイク元となったゼルダの伝説 トワイライトプリンセスは,2006年12月2日にWiiとGC向けに同時発売されたタイトルだ。
 もともとGC用に開発されていたものを,Wiiでもリリースするにあたって,Wiiリモコンを使った独自の操作がリンクのアクションと連動され,プレイヤーとリンクの一体感を高めることに成功している。そのため,通常右手で振ることが想定されていたWiiリモコンに合わせるため,それまで左利きだったリンクがWii版では右利きとなったことでも話題を呼んだ。また,これを実現するために,GC版のゲーム世界をそっくりそのまま反転することになったという顛末もあったそうだ。
 なお,GC版は任天堂によるオンライン販売のみが行われ,こちらはリンクが左利きで,反転前の世界を楽しむことができたため,同時に両方を購入するファンも少なくなかった。
 ゲームへの評価は発売当初から高く,ゼルダシリーズで最多の売り上げとなる,GC版とWii版合わせて全世界885万本のセールスを記録(※2015年9月30日時点)。Wii本体の売り上げにも大きく貢献した。

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 そんな名作をHDリメイクした本作は,Wii版ではなく,GC版をベースとしており,左利きのリンクが登場。世界もそれに準じた構成になっている。
 本作を過去にプレイしたことがある人でも,圧倒的に多いであろうWii版とは反転した世界となっているので,ある意味,新鮮な気分で挑める人が多数派かもしれない。ちなみに筆者は,当時両方をプレイしたのだが,エンディングまできっちりプレイしたのはGC版だったため,本作の世界にはまったく違和感がなかった。

愛馬エポナにまたがるオープニングムービーで,Wii版とは世界が反転していることが分かるはず
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劇中のリンクは従来のシリーズ同様,左利きで登場。ゲームプレイ自体にはとくに影響はない印象だ
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剣士リンクと獣リンク,二つの異なるアクションを楽しめる


 舞台となるハイラルが,「トワイライト」という「影の領域」に浸食されてしまうという設定のもとに,ストーリーが進行していく本作。世界が夕陽に染まるトワイライトの中に閉じ込められた人々は,魂だけの姿になってしまい,そこから出ることができなくなる。リンクもまた,トワイライトに引き込まれてしまうが,彼だけはなぜかオオカミのような獣の姿に変身して活動できるのだ。

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 剣士としてのリンクと獣のリンク,それぞれ異なるアクションが楽しめるのも,本作の大きな特徴だ。剣士リンクのアクションは,リアル頭身のリンクが登場する直系の過去作品「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のそれを踏襲。[ZL]ボタンで相手に注目し,Lスティックとボタンの組み合わせで,剣と盾を使ったさまざまな技を繰り出せる操作により,初心者でも華麗なチャンバラを繰り広げられる。

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 一方,獣となったリンクは剣が使えなくなり,飛びかかったり噛みついたりという,獣らしいアクションしか行えない。アイテムなども使用できなくなるが,同行のミドナの力を借りて周囲の敵を一掃する「結界攻撃」ができたり,[X]ボタンの「センス」で見えないものを発見できたりと,剣士リンクにはない能力も持っている。なお,物語後半では両者のアクションをうまく使いこなさなければ攻略できないダンジョンも登場してくる。

[ZL]ボタンで特定の敵に注目する操作は同じだ。飛びかかって噛みつけば,連続ダメージを与えられる
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獣リンクの結界攻撃。丸い結界の中に入れた敵を一掃する。この方法でないと倒せない敵もいる
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センスを使うと,トワイライトの中で魂になった人の話を聞いたり,地中に隠されたものの場所が分かったり,特定の人物の匂いをたどったりできる
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 ちなみに,2011年に発売された「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」は,Wiiリモコンプラスによって剣を振る操作が強調され,その後,据え置き機向けの3Dゼルダシリーズの完全新作は発売されていない。そのため,ボタンで操作する据え置き機向け3Dゼルダシリーズにおいて,最高のアクションを体感できる作品といえば,現段階では本作であると断言して構わないだろう。

エポナに乗って敵と戦うシーンも。馬上では剣だけでなく,アイテムを使うこともできる
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「ゾーラの服」があれば,息継ぎなしで水中を自由に泳げるようになる
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シリーズ屈指の遊びごたえを誇る謎解きに挑む


 ゼルダシリーズといえば,ダンジョンなどにおける謎解きが毎回ゲームの売りの一つだ。本作でもダンジョン内やイベントなどで入手したアイテムを駆使して仕掛けを解き,ボスを倒すという一連の流れはこれまでどおりながら,その手応えはかなりのものだ。

重要なアイテムを一つ取ると,行動範囲が一気に広がる。本作ではWii U GamePadのタッチスクリーンで手軽にアイテムを切り替え可能だ
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 過去に一度クリアした経験のある筆者でも(ゲーム内容を断片的にしか覚えていなかったとはいえ)中盤のヤマ場である「湖底の神殿」などは,入口からボスを倒すまでに4時間もかかってしまった。正直,しばらくはやりたくないぐらい苦労したのだが,これはダンジョンの構造や仕掛けを解いていく手順を考えるのが難しいという理由によるもので,アクションや操作に関する難しさではないことは付け加えておきたい(もちろん倒すのが難しい敵もいる)。

スイッチで水の流れをコントロールして進めていく湖底の神殿。このダンジョンに限らず,行き詰まったら一休み入れることをオススメする
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 ゲーム的にはかなりボリューミーで,当面の目的となる「影の結晶石」を探すためのダンジョン探索のほか,トワイライトに覆われたハイラルに光を戻すための行動や,中盤以降で課される新たな目的の遂行など,展開には大きな波がいくつかあり,プレイヤーを飽きさせない。

ダンジョンの最深部にはインパクトのあるボスが登場。そのダンジョンで入手したアイテムを駆使すれば必ず倒せる
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光と影,二つの世界のコントラストをHD映像で眺める


 WiiとGCで本作が発売された当時,夕暮れに照らされたハイラルの美しさに驚かされた記憶があり,Wii UでHD化されてもその美しさはさほど変わらないだろう……というイメージを持っていたが,実際に体験してみると,その差は歴然だった。
 物語の序盤でハイラル平原に出たとき,上空の青空と城下町周辺を覆うトワイライトのコントラストには,思わず目を奪われる。

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 また,ダンジョン内にある仕掛けの場所や,コレクション要素である「光る虫」「ゴースト(が持っているカンテラ)」などが,遠方からでも見つけやすくなっていて,ゲーム的にもHD化の意義は大きい。

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 さらにもう一つHD化の恩恵を受けていると個人的に感じたのが,登場キャラクター達だ。前作にあたる「ゼルダの伝説 風のタクト」のトゥーン表現から,「時のオカリナ」に通じるリアル表現へと戻った本作は,登場人物がかなり多く,主要キャラクターは誰もが魅力的。HD化は,そんな彼らの個性を一層引き立てている印象だ。

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 そして忘れてはならない,リンクの相棒であり本作のメインヒロインと呼んで差し支えない存在,ミドナである。
 自身の居場所であるトワイライトにおいて,リンクが獣となってしまったのをいいことに,とくに序盤での上から目線で傍若無人にふるまう姿にイラッとさせられることもあるかと思うが,ゲームを進める過程でリンクのことを「オマエ」から「リンク」と呼び方を変えるようになる様や,(Wii版やGC版でエンディングを見ているならば)序盤のふるまいもその後の展開の布石と考えれば,きっと魅力的に見えてくるはず。
 このHD版で本作を初めてプレイするという人も,なぜ彼女が多くのファンを魅了しているのかを,本作でぜひ確かめてみていただければと思う。

ウルフリンクの背に乗っているときのミドナの表情や動きも,HD化によって容易に読みとれるようになった
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リンクが人の姿になる光の世界でミドナはシルエットになる。ゲーム中は常に行動を共にする
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Wii U GamePadにより,操作性が格段に向上した


 このHD版で追加された要素についても触れておきたい。ゲームのストーリーに大きな変更はないが,Wii U GamePadでゲームがプレイできるようになったことにより,タッチスクリーンを使ってのアイテム変更やマップ確認などができるようになるなど,インタフェース面での利便性が大きく向上している。
 またWii U GamePad単体でのプレイも可能で,[−]ボタンで瞬時に切り替え可能だ。

Wii U GamePadではマップ確認のほか,アイテム変更などが行える。アイテムは三つのボタンにアサイン可能で,Wii U GamePadのタッチスクリーンを使って,アイテムのアイコンをボタンの場所にドラッグ&ドロップするだけでOKだ
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 一つ残念だったのは,Wii版ではミドナが協力してくれる場所で,Wiiリモコンからミドナのボイスが出ていたのだが,その演出がなくなってしまったこと。画面に出るアイコンと効果音でその場所だということが分かるようにもなっているが,面白い演出だったし,Wii U GamePadにもスピーカーがあるので,個人的には残しておいてほしかったところではある。
 そのほか,フィールドやダンジョンの宝箱の中身が一部変更となり,その中にはMiiverseで使えるハンコ(手書き投稿時に使えるハイラル文字やイラストのスタンプ)が手に入るようになっている。全50種あるそうだが,今回筆者は30時間ほどゲームをプレイして,意識して探してなかったとはいえ,そのうち10個しか入手することができなかった。世界の隅々まで探索し甲斐がある目標が追加されたと言えるだろう。

手に入れたハンコは,Miiverse投稿時に使用できる
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 本作は同時発売となる「ウルフリンク」ほか,ゼルダシリーズのamiiboにも対応していて,特別なモードの発動やアイテム,ハートの増加といった特典が得られるようになっている。
 とくにウルフリンクのamiiboでは,本編とは別の「獣の試練」なるチャレンジモードがプレイできるという仕様で,おまけ的な要素ながらお得感は増している。獣リンクとミドナのフィギュア化も国内では久しぶりのことなので,ぜひ手に入れて,ゲームとともに楽しんでみたい。

敵の現れる洞窟を獣の姿のままどこまで進めるかにチャレンジする「獣の試練」。ウルフリンクamiiboがあればプレイできる
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難度の高い「辛口モード」では,本作の世界の左右が反転した,Wii版と同じ右利きのリンクが登場する世界をプレイできる
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じっくりと挑みたい,ゼルダシリーズ屈指の傑作


 オリジナルが10年前のゲームということもあって,昨今のゲームと比較すると,カメラの動きやエポナの操作など,操作系に若干気になるところはあるが,今プレイしても十分に楽しめる内容となっている。筆者も過去に一度はクリアしていたものの,いい具合に内容を忘れていて,仕事ということをすっかり忘れて楽しんでしまった。当時プレイしていなかった人なら,ゼルダシリーズ史上最も売れた本作をHDグラフィックスでプレイするチャンスだ。
 前述したとおりゲームはかなりボリュームがあり,ゲームクリアまでは寄り道をしなくても30〜40時間は必要となるので,多少の余裕はもって挑んでもらえればと思う。

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