「Call of Duty: Infinite Warfare」，プレイの模様を収録した10分以上の最新トレイラー公開

　ActivisionとInfinity Wardは，「Call of Duty」シリーズの最新作となる「Call of Duty: Infinite Warfare」（PC/PlayStation 4/Xbox One）の最新トレイラーを公開した。10分以上にもおよぶプレイが収録されており，これは，E3 2016で一部のメディア向けに公開されたミッション「Black Sky」と同じ内容で（関連記事），ゲームの序盤のストーリーが紹介されている。

「Call of Duty: Infinite Warfare」公式サイト

　「Call of Duty: Infinite Warfare」は，地球の資源の枯渇と人口の増加によって文明が衰退しつつあることを懸念した各国政府が，宇宙開発を行う特別機関United Nations Space Alliance（UNSA）を設立。太陽系を植民地化する一方，各国の権益を守るための軍事同盟Solar Associated Treaty Organization（SATO）を結成して豊かな時代を迎えた，という設定だ。
　ところが，UNSAで宇宙開発の先兵を務めていた兵士達が分派し，Settlement Defense Front （SDF）という組織を作り，地球からの独立運動を始める。このトレイラーで描かれているミッションでは，UNSA本部のあるジュネーブで恒例の軍事パレードが行われていた最中，突如としてSDFが攻撃を仕掛けてくるという流れになっている。


　本作のシングルキャンペーンで主人公を務めるのは，UNSAに所属するニック・レイエス（Nick Reyes）大尉で，公開されたトレイラーでは，レイエスのウィングマンであるサルタ―（Salter）中尉，恩師のレイネス（Raines）提督，そしてサイドキックでもあるアンドロイドのイーサン（ETH.3n）らが行動を共にする。空母の墜落で混乱する人々をかき分けつつ，敵のアンドロイドやジェットパックを装着したSDF兵と戦っていく様子が確認できる。
　墜落の衝撃や飛び交う銃弾，人々の叫び声など，映像や音響を利用した臨場感溢れる戦闘の表現は，「Call of Duty」シリーズを生み出したInfinity Wardならではのもの。ジュネーブ市街から宇宙に飛び出しての壮絶な戦いまで，息を飲む映像に見入ってしまうこと間違いなしだ。


　無重力での戦闘を新たにフィーチャーしたことで，シリーズ従来作では見られなかったプレイが楽しめそうだ。同じ銃器でアサルトライフルからスナイパーライフルへ切り替えるなど新要素は少なくないようで，今回のトレイラーを堪能しつつ，続報を楽しみにしよう。