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AGFってなんですの? 乙女たちを熱狂させるアニメイトガールズフェスティバル 2017をフォトレポートで振り返ります
11月が近づくと,女性向けコンテンツの仕事に携わる人は「いよいよAGFの時期か……」と,ソワソワとし始める。男性読者にはあまり馴染みがないかもしれないが,11月といえば一大イベント「アニメイトガールズフェスティバル」(以下,AGF)が開催されるシーズンだからだ。
「アニメイトガールズフェスティバル 2017」
公式サイト
そもそもAGFというのは,女性に人気のアニメやゲームのグッズが販売されるいわゆる物販イベント。女性をターゲットとしている各メーカーが,このイベントに合わせて限定グッズや商品の先行販売を行うのがトレンドとなっている。昨年のレポートでも触れているが,近年ではただグッズを売るだけではない趣向を凝らした出展も増えてきている。今年のAGFはどのような出展が行われたのか,2017年11月3,4日に池袋のサンシャインシティにて開催されたAGF 2017をフォトレポートで振り返ってみよう。
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4Gamerでは昨年のAGFも取材しているのだが,筆者自身がこの祭典に参加するのは恐らく3〜4年ぶり。初めて取材したころは,サンシャインシティ内の噴水広場ではなく会場の隅に舞台を設けて,ステージイベントが行われていた記憶がある。
会場はRed,Blue,Green,Yellow,Whiteの5つのエリアに区分けされ,各出展メーカーが趣向をこらしたブースを構えている。混雑具合はブースによってまちまちだが,人気作のブース周りにはグッズ購入を目当てとした待機列が見受けられる。これがけっこうな長蛇の列で迫力がある。
そんななか,体験型のブースが増加してきていることは昨年のレポートでも触れているが,今年もその傾向は変わらず「大型モニターでのゲーム試遊」「射的」「ネイル体験」「イベント限定ボイスドラマの試聴」「主題歌の音つなぎゲーム」「ブース内での謎解き」など,その内容は多岐にわたる。
■「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」
■「KING OF PRISM」
■イケメンシリーズ
■文化放送エクステンド
■「千銃士」
■「カクテル王子」
■BELLE MAISON
■「ねこ男子ニャンキーハイスクール」
今回久しぶりに参加してみて感じたのは,出展内容にテーマ性を持たせ,そのテーマに沿ったグッズを展開するメーカーが増えたことだろうか。たとえば「A3!」ブースであれば“旅”がテーマとなっており,ブースやキャラの装いは旅行風になっていた。加えて,ブースの外観にこだわっているメーカーも多く,各メーカーの熱を感じた。
女性向けスマホゲームの拡充に伴い,AGFへ出展するスマホ向けタイトルも増加しており,配信前の段階でありながらイベントにブースをかまえるメーカーも増えてきた。AGFは物販イベントという側面を持ちながら,新規タイトルのファンを増やすためのプロモーションの場としても活用されているように感じる。あくまで予想だが,来年の開催時には新規タイトルを抱えたメーカーがさらに名乗りを上げ,物販だけのイベントではない乙女の祭典としての色を強めそうだ。
「アニメイトガールズフェスティバル 2017」
公式サイト
(C)早乙女学園 (C)KLabGames
(C)早乙女学園 (C)KLabGames
(C)LEVEL-5 Inc. (C)倉花千夏
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(C) T−ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会
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(C)LINE Corporation / Marvelous Inc.
(C)LINE Corporation / Marvelous Inc.
(C)2015,2017 geechs Inc.
(C)2015 2016 geechs Inc.