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「PUBG JAPAN SERIES Season1 Grade1」,SunSister Suicider'sが4度のドン勝で総合1位に。歴戦チームの明暗が分かれたDAY3レポート
DAY1とDAY2は東京ゲームショウのPUBGブースにて開催されたが,今回は“いつもの”オフライン会場へと戻り,観客がいない状況での試合となる。
Grade1の出場チームは以下の通りだ。
・ROX Orcas Blue(ROB)
・野良連合Grim Reaper(nGR)
・Zoo Gaming / Penguin(Zoo)
・Zaphkiel Gaming(ZAP)
・Crest Gaming Rapid(旧名:Windfall,略称CGR)
・Rascal Jester(RJ)
・SunSister Suicider's(SSS)
・SCARZ(SZ)
・PNG Fairy(PNF)
・PENTAGRAM Revive(PGR)
・V3 FOX(V3F)
・USG-Hyster1cJam(USG)
・OracleNox(OcN)
・DetonatioN Gaming(DNG)
・PNG ADELIAE(PNG)
・PENTAGRAM Acri(PGA)
・Avengers Asteria(AAA)
・RimseRera(R2)
・PUBGRU Brave(PRB)
まずはDay2までの結果を振り返りから。SunSister Suicider's(SSS)が2連続でドン勝を獲得し,3355ポイントで総合1位に躍り出た。2位は510ポイント差の2845ポイントでCrest Gaming Xanadu(CGX),3位のRascal JesterがCGXを60ポイント差の2785ポイントで追いかける。
それでは,「強いチームが勝つべくして勝った」という印象を受けた,Phase1最終戦DAY3の模様をお届けしよう。
[TGS 2018]「PUBG JAPAN SERIES 2018 Season1」,SunSister Suicider'sが2連ドン勝に輝き,総合トップに躍り出たDAY2レポート
DMM GAMESが主催するPUBG Corp公認の「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」公式リーグ「PUBG JAPAN SERIES 2018 Season1」。Grade1の中盤戦となるDAY2が2018年9月23日に東京ゲームショウ2018のPUBGブースにて開催されたので,その模様をお届けする。
V3 FOXのwhitejack21選手 |
笑顔が眩しいAvengers AsteriaのYoshida72選手 |
ROX Orcas Blueの面々 | |
何やら真剣な表情で話し合っているSSSのCiNVe選手とCrazySam選手。よくよく聞いてみるとハリーポッターについて熱く語り合っていた |
作戦を練っているのか,Zoo Gaming / Penguinの面々 |
ROUND9
最初の試合はFPP(一人称視点)モードの「ミラマー」。Grade2に降格したものの,わずか1PhaseでGrade1に返り咲いたDetonatioN Gaming(DNG)が,熟練の強さを見せた。
最終盤,CGX4名に対し,DNGは3名で激突する。安全地帯はややCGXに近く,DNGには不利な状況が続いたが,DNG_Melofo選手がCGX_Pureboy選手を討ち取ることで状況をイーブンに近づけた。続いてDNG_Albert選手がCGX_Kurad選手を,DNG_Melofo選手がCGX_Rio01選手を倒し,状況は1対3と逆転する。そのまま最後に残ったCGX_Aries選手をDNG_Melofo選手が討ち取り,DNGがドン勝を手にした。
ROUND10
FPPの「エランゲル」で行われたROUND10。この試合はトップをひた走るSSSがここ一番のチャンスをモノにした。
中盤,安全地帯の北東を確保したSSSはCrest Gaming Rapid(CGR)と,野良連合 GrimReaperを続けざまに討ち取ることに成功する。しかし,その後,CGXに頭を押さえられてしまう。
うかつに動けない状況に陥ったSSSだったが,障害となっていたCGXをRJが強襲。熾烈な戦闘の末,CGXが全滅,RJも生存者1名となる。その戦闘の隙をついて,SSSがRJに詰め寄り,最後の1人を討ち取った。
終盤,RJを打ち破ったSSSが安全地帯を広く確保することに成功し,あとから安全地帯に入ってきたDNGを討ち取る。最後はこっそりと生き残っていたROX Orcas Blue(ROB)のClutch選手を,SSS_gabha選手が討ち取り,SSSが今シーズン4度めのドン勝に輝いた。
ROUND11
Phase1も残すところあと2試合。TPPモード(3人称視点)のミラマーだ。Season1では強豪と呼ばれるチームが活躍しているが,この試合ではGrade2から昇格してきたPENTAGRAM Acri(PGA)が輝いた。
解説のtakomayo氏からもその実力は太鼓判を押されているチームで,Day2終了時点での総合順位は7位と,昇格組の中で屈指の活躍を見せる。
最終盤に残ったのはPGA3名,DNG3名,ROB2名,SSS1名の4チーム9名だ。DNGとROXがお互いけん制し,隙を見て詰め寄ったDNG_Melofo選手がROB_Clutch選手に討ち取られる。その間に,PGA_Odenkun選手がROBの背後に回り込み,ROB_Clutch選手を討ち取ることに成功するが,すぐさまROB_Yone選手に仇を打たれ,1対1の交換になる。1名となったROBはDNG_Axell選手に止めをさされ,全滅した。
他方ではSSS_gabha選手がDNG_Gokuri選手を手りゅう弾でダウンを奪うという展開になるが,直後にSSS_gabha選手がPGA_Pepper選手に討ち取られる。
最後はDNG1名に対し,PGAは2名で当たる展開に。ROUND9で不利な状況をじっくりと覆したDNGだったが,さすがにこの状況を打破することはできなかった。DNG_Axell選手をPGA_Pepper選手が討ち取り,PGAがドン勝を獲得した。
ROUND12
いよいよPhase1最終戦。マップはTPPモードの「エランゲル」で,大波乱の展開となった。試合開始直後,最初の安全地帯に南の小島「Sosnovka Island」を含む,場所が指定された。
降下ポイントに「Sasnovka Island」を選んでいるのはZaphkiel Gaming(ZAP)とRJの2チームだが,島が安全地帯に含まれるや否や,多くのチームが素早く島へ向けて移動を開始する。
「安全地帯の女神」のイタズラが起きたのはフェーズ2に差し掛かるとき,安全地帯が本島側に寄ったのだ。本島側に残っていたチームも多かったが,すでに「Sasnovka Island」に渡っていたチームは方針転換を強いられる。十中八九有利にことを進められるハズだったのだが,素早い行動が裏目に出てしまった。
安全地帯に関しても半分近い面積が海中(と安全地帯から外れることがほぼ決まっているSasnovka Island)で,熾烈な“椅子取り合戦”が巻き起こった。
そんな状況のなか,最終盤に残ったのはRJが3名,Avengers Asteria(AAA)が2名,OracleNox(OcN)が2名の3チーム7名。最初に脱落したのはOcNとRJに挟まれる位置にいたAAAで,退路をRJに塞がれたところを,OcNに詰め寄られ,全滅。RJとOcNの一騎打ちとなった。
にらみ合いが続いたが,OcN_yuu_v_icm選手がRJ_BILLON選手を,RJ_Maron選手がOcN_Leftlean選手を討ち取る。2対1になるかと思いきや,Maron選手がパルスでダウンし,RJ_kendesu選手と,OcN_yuu_v_icm選手の1対1という状況になるも,しっかりと相手の位置を把握していたRJ_kendesu選手が相手を仕留め,RJが今シーズン2度めのドン勝を手にした。
今シーズン,ふたを開けてみればベテランチームの中で明暗が分かれた印象だ。αリーグPhase1から残っていたUSG-Hyster1cJamとCrest Gaming Rapid(旧名 Crest Gaming Windfall)が降格。これによって最初から一度も降格していないチームは,SunSister Suicider's,Rascal Jester,SCARZ,V3 FOX,野良連合 Grim Reaper,Zoo Gaming / Penguinの6チームとなった。
一方でSeason1 Phase1では強豪と呼ばれるチームの強さも目立った。SunSister Suicider'sが圧倒的な大差をつけて総合1位を獲得。2位がRascal Jester,3位がCrest Gaming Xanaduと,βリーグでも上位を獲得したチームが変わらぬ強さを見せた。またGrade2から昇格したDetonatioN Gamingが凄まじい追い上げを見せ,4位に浮上し,その実力を示した。
PJS Season1 Grade1 Phase2は10月27日にスタートする。Grade2の上位6チームを迎え,さらに熾烈な戦いが繰り広げられることだろう。
Season1の総合優勝を獲得するのはどのチームか。Phase2も引き続き注目していきたい。
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