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シーズン開幕戦,2連ドン獲得のV3 FOXが首位スタート。「PUBG JAPAN SERIES」Season4 Grade1 Day1レポート
PUBG Corp.が主催する世界大会「PUBG Global Championship 2019」への出場権をかけた戦いとなる今シーズン。Season3の終了後,強豪チームを含む多くのチームからメンバーの移籍が発表され,各チームの新たな体制に大きな注目が集まっていました。
中でも,特筆すべきは2名のメンバー変更を行ったSunSisterとRascal Jester。両チームともαリーグから1度も降格することなく出場し,かつメンバー変更があまり行われてこなかったチームとあって,それぞれの新体制が結果にどう影響するか,シーズン初日における注目ポイントの1つになっていました。
なお,Season4ではルール変更も実施。新たにミニマップSanhokでの試合が追加され,1日に行われる試合数が従来の4試合から5試合に。投てき物のドロップ率の調整も行われ,Frag Grenadeのドロップ率が大幅に低下したことによる戦闘面の変化も見どころとなりました。
それでは,シーズン初日となったSeason4 Grade1 Day1の模様をお届けします。
- Rascal Jester(RJ)
- Lag Gaming(LAG)
- Sengoku Gaming(SG)
- DetonatioN Gaming White(DGW)
- Crest Gaming Xanadu(CGX)
- SunSister(SST)
- V3 FOX(V3F)
- Zoo Gaming / Penguin(ZOO)
- All Rejection Gaming(ARG)
- USG Blanc(USB)
- DetonatioN Gaming Black(DGB)
- Crazy Cats Cosmo(CCC)
- THE SHABLES(SBL)
- Relaxedly(RAX)
- Crest Gaming Rapid(CGR)
- BLUE BEES(BB)
Round1 - Miramar
シーズン初戦となるRound1のドン勝を飾ったのはSunSister。新メンバーにfiachan選手とkendesu選手の2名が加入し,チーム名もSunSister Suicider’s(SSS)からSunSister(SST)に変更されています。
試合終盤では,4人生存のSunSisterがSengoku Gaming,DetonatioN Gaming Black,Lag Gamingを順に一掃。チーム内の指揮官にあたるオーダーがいない新体制で挑んでいるにもかかわらず,判断の迷いを感じさせない的確な連携で勝利を見せました。
Round2 - Miramar
続くRound2は,Rascal Jesterがドン勝。新メンバーには,CiNVe選手とMUSHAMARU選手が加入。注目度の高い2チームのドン勝が続き,それぞれが期待に応える展開になりました。
試合終盤では,4人生存していたZoo Gaming / Penguinが,車両の裏に身を隠していた思わぬ伏兵,DetonatioN Gaming Blackのbear選手による攻撃をきっかけに壊滅。最後まで4名を残していたRascal Jesterが,Crest Gaming Xanaduの残る2名を倒して勝利となりました。
Round3 - Sanhok
Grade1で初となるSanhokの試合は,左上の島が安全地帯となる波乱の展開に。3つの陸地で構成されるSanhokにおいて,水場に囲まれた最も小さい左上の島は安全地帯になりづらく,予想外の出来事に会場の選手たちからもどよめきが起きていました。
試合序盤は,移動に苦戦を強いられるチームが続出。終盤では,Rascal Jesterが複数チームがひしめくCamp Alphaを勝ち抜くも,All Rejection Gamingのosakana選手によって全滅。V3 FOXは中盤にメンバーが欠けて2名となっていましたが,確保した家屋を有利に使い,All Rejection Gamingの残る2名を倒して勝利となりました。
Round4 - Erangel
Round4では,Sanhokでの試合に続いてV3 FOXが2連ドンを獲得。迫るパルスを背にしながらとなった最終盤の戦いでは,V3 FOXが家屋を取っていたLag Gamingの展開を封じ,3名で囲い込む見事な連携で勝利を掴みました。
なお,αリーグから出場していて1度も降格を経験していないチームは,SunSisterとRascal Jester,そしてV3 FOXの3チームのみ。PJSを象徴する3チームがここまでのドン勝を独占し,その強さを見せつける結果となりました。
Round5 - Erangel
Round5では,Erangelの本島とミリタリーベース島(Sosnovka Island)を半分ずつ含む安全地帯でしたが,最終的にはミリタリーベース島の東側が戦場に。安全地帯が大きく偏ったことで,またしても移動に難しい判断が要求される試合となりました。
安全地帯の中央付近に位置する家屋を確保したBLUE BEESが有利な展開となり,最終的に1on4となったRascal Jesterはパルスダウンを選択。BLUE BEESがドン勝を獲得しました。
なお,BLUE BEESは今シーズンより新たにSabrac選手とShowK選手の2名加入。この日,メンバー移籍や新体制で最も注目を浴びたと言える元SunSister Suicider’sの4名(gabha選手,CrazySam選手,CiNVe選手,Sabrac選手)が,全員ドン勝を獲得したことになります。
Day1終了時点での1位は,2連ドンを獲得したV3 FOX。同ポイントのRascal Jesterがキルポイント差で2位に続いています。また,ドン勝は獲得しなかったものの,終始活躍が目立ったDetonatioN Gaming Blackが大きくキルポイントを稼いで3位と,前シーズンに比べてかなり好調なスタートを切りました。
一方で,Season3では圧倒的な強さで総合優勝に輝いたDetonatioN Gaming Whiteが,今シーズンは13位スタートという誰もが予想しなかった展開も。次週は,各チームがDay1の試合内容や結果を踏まえ,Day2をどのように戦うのかが見どころと言えるでしょう。「PUBG JAPAN SERIES」Season4 Grade1 Day2は,9月7日に行われます。
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PUBG: BATTLEGROUNDS
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