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印刷2018/09/21 18:40

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[TGS 2018]デスクの狭さに悩むゲーマーはTGS 2018の「バウヒュッテ×ROG」ブースへGO! ゲーマー向けデバイスと家具を同時に試せる

 痒いところに手が届くゲーマー向け家具を展開するインテリアブランド「Bauhutte」(バウヒュッテ)は,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)のゲーマー向け製品ブランド「Republic of Gamers」(以下,ROG)と共同で,東京ゲームショウ2018にブースを出展している。

今年のBauhutteブースのキャッチフレーズも,昨年と同じ「デスク秘密基地化計画」。分かりやすいので,遠目にも見つけやすいだろう
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 2017年にも個性的なブースを展開して話題となったBauhutteであるが,今年はASUSとのコラボにより,家具の周囲にROGのゲーマー向けPCや周辺機器を置いた現実味のある状態で,プレイフィールをチェックしながら家具を吟味できるようになっている。そんなブース展開もあってか,ビジネスデイにもかかわらず,本気でチェックする人を多く見かけた。ブースがあるのは物販スペースなので,そのまま会場特価で一式を揃えることも可能だ。

フィットネスバイク機能付きの机であるエクササイズデスク「BGD-780」に跨がっているのが,ASUS JAPANでプロダクトマネージメント部テクニカルプロダクトエンジニアソーシャルコミュニティマーケティングを担当する佐藤和人氏
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 そんなわけで,今回のBauhutteブースレポートでは,ASUSの日本法人であるASUS JAPANの佐藤和人氏にご協力いただいて,氏をモデルにBauhutteの製品をチェックしてみたい。

 Bauhutteのブースには,デスクや周辺の家具を組み合わせた構成が複数展示されている。そのほとんどが,10万円以内に収まる構成となっているなど,ゲーマー向けの家具を初めて購入するというエントリー層の参考になることを重視しているようだった。
 実際,机やラックのような家具を買うとなると,検討すべき要素も多く,事前のチェックも大事である。エントリー層の興味を引く製品群を展開しているのは正解といえるだろう。実際欲しい。

 Bauhutteの説明員によると,今回はデスクに奥行きを追加する「エクステンションデスク」が人気だという。ディスプレイの大型化にともなって,デスクの奥行きが足りなくなるという人は多いそうだ。そこで,エクステンションデスクを開発してみたところ,現在ではゲーマーだけでなく,イラストレーターや漫画家からも人気を得るに至ったという。
 エクステンションデスクの1つ「BHC-1200H」の場合,デスクの奥側に設置することで,奥行きを約25cm増やすことができる。加えて,デスクの高さ調整にも対応しているので,既存のデスク環境に組み込みやすいのが高評価の理由だろう。

BHC-1200Hの使用例。デスクに置かれたASUS製ディスプレイがあるあたりから奥側にあるのがそれだ。地味だが,大変うれしいアイテムだ
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 Bauhutteブースで,最も目を引く構成と言えば,2017年の展示で話題となった「寝たままゲームシステム」だろう。寝転がった姿勢に近い状態でゲームをプレイできるので,睡魔に逆らうことなく寝落ちできるというマーヴェラスな環境だ。なお,詳細な構成については,TGS 2017での記事を参照してほしい。

寝転がった感じでゲームをプレイできる「寝たままゲームシステム」の構成例
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寝ながらゲームシステムが採用していたテーブルには,胴体の入る窪みがあり,窪みの左右は肘掛けになる。椅子の肘掛けは,高さ調整ができなかったり,調整できても高さが合わないものが少なくないので思いついたという
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要望が多かったので開発したという木目調のゲーマー向け家具セット(左)。欲しがる人も多いのではないか。右写真の中央に写っているのは,ユーザーからのアンケートで要望が多かったので作ったというPC用ラックだ。PCを机の側に置いたラック上に逃がせるので,空いたスペースで大型ディスプレイを導入しやすくなる
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こちらはゲーマー向け座椅子を中心にした環境の例
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スクリーンラックを側板で構成したデモ機。眺めていたら,ふと「PCケースの代わりになるんじゃないかな」と思いついた
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 新製品で面白かったのが,「スクリーンラック」という製品だ。床から天井まで届く4本のポールに棚板や側板を組み合わせて作る背の高いラックなのだが,右写真のように棚の部分をなくして,穴が並んだ側板で構成する壁としても使用できるのだ。
 側板にフックを取り付ければ,さまざまなデバイスを掛けておける壁になる。無線LANルーターを壁かけしやすくなるのが意外だった。ゲーマー向け周辺機器や小物が増えて困っているような人は,導入してみてはどうだろうか。

 新製品ではないが,深い没入感を実現する室内用テント「ぼっちてんと」を使った構成も展示されていた。
 ぼっちてんとの詳細な説明は,TGS 2017での紹介記事を参照してもらうとして,簡単に説明すると,設置することで周囲から隔離された個室を生み出せるモノだ。

ぼっちてんとの入り口を開けた状態。入り口を閉じれば,内部は周囲から隔離された個室になる
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 遮光性も高く,閉鎖空間でゲームに集中できるアイテムなのだが,今回は,内部に設置したROG製品のLEDイルミネーションが加わって,なかなか面白い空間を実現していた。

ディスプレイの発光と周辺機器のLEDによって,照明がなくても妙に明るいのが印象的(左)。右写真は遮光性を確認している様子。液晶ディスプレイが透けて見えている部分は,ぼっちてんと側面にある半透けの窓で,その下は遮光性の高い布部分,右側は入り口の布をめくって中が見えている状態だ。LEDライトの見え方で,遮光性の違いが分かるだろう
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 ゲーマー向け周辺機器を設置した状態で,ゲーマー向け家具の使い勝手をチェックできる機会は少ない。大型ディスプレイを導入したら,デスクが狭くなったと痛感していたり,複数のキーボードを使い分けているが,その置き場に困っていたりするような人にも適切な製品が,Bauhutteにはある。TGS 2018に足を運ぶ予定のある人は,ぜひ会場でチェックしてみよう。


国内未発売の新型ヘッドセット「ROG Delta」を発見


ROG Delta
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 話は変わるが,エクステンションデスクをチェックしているとき,視界の片隅に見慣れないヘッドフォンを発見した。
 よくよく確認したところ,2018年6月のCOMPUTEX TAIPEI 2018で発表となった「ROG Delta」の実機ではないか。

 ROG Deltaは,三角形のエンクロージャーが特徴的な製品で,標準の接続インタフェースがUSB Type-Cなので,PCだけでなくNintendo Switchにも直結できるというヘッドセットだ。
 国内未発売の製品であるが,「本社からOKもらったし,発表済みだし,(展示しても)たぶん大丈夫!」と佐藤氏は述べていたので,簡単に紹介しておこう。大丈夫じゃなかったらどうなるのだろう。

ROG Deltaの製品ボックス(左)。右写真は佐藤氏にROG Deltaを装着してもらった様子。三角形のエンクロージャは,意外と邪魔になりにくいかもしれない
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イヤーパッドの形状は,三角形というよりも「D」の字型だ(左)。左エンクロージャには,LEDイルミネーションのオン/オフボタンと,音量調整ダイヤルがあった(右)
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GeForce RTX 2080シリーズ搭載カードの実機展示もあった。残念ながらベンチマークを動かしたりはできなかったが
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Bauhutte公式Webサイト

ASUSTeK Computer日本語公式Webサイト

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