Amazon GamesのMMORPG「New World」のローンチが8月31日に決定。クローズドβテストは7月20日から実施

　Amazon Gamesは，PC向けの新作MMORPG「New World」の正式サービスを北米時間の2021年8月31日に開始すると最新トレイラーで発表し，合わせてクローズドβテストを7月20日から実施することを明らかにした。

「New World」公式サイト

　「New World」は，運命に導かれるまま希少な鉱物の眠る新大陸Aeternumへとやってきたプレイヤー達が，獰猛な生物や「The Corrupted」と呼ばれるアンデッド軍団と戦いながら，カンパニーと呼ばれるさまざまな勢力に属する仲間と砦を築き，この地に定住していくという作品だ。フルアーマーにロングソードやグレードハンマーなどを装備した中世の騎士風だったり，軽装でマスケット銃を抱えた海賊風だったりと，プレイヤーが自由にキャクターを作り出せるのが楽しそうで，木を切り出したり動物を狩ったりして生活必需品を作り出すクラフティング要素も充実しているという。


　公開されたトレイラーでは，正式サービスまでに登場する予定の新たなマップが紹介されており，アジア風の建物が山肌に連なる「Ebonscale Reach」が追加されるとのこと。クジャクが住んでいたり，桜のような木々が生えた美しい場所だが，ここでは邪気に冒された魔の王妃が世界の制覇を目論んでいるという。
　このほか，最大5人のプレイヤーがパーティを組んでダンジョンを攻略するインスタンスダンジョンモード「Expeditions」と，複数の砦で攻防戦を楽しむ20人対20人のギルド戦「Outpost Rush」といった2つのエンドゲームコンテンツが明らかにされており，ローンチまでに登場することになりそうだ。


　「New World」は，4年半ほど前に制作がアナウンスされ，当初は2020年5月のローンチを予定しながらも，新型コロナウイルス感染症の拡大や，社内の社内の諸事情などにより延期が繰り返されてきたことは，2月8日に掲載した連載記事で紹介したとおりだ。
　とはいえ，ゆっくりながらも開発が進んでいるのも間違いないようだ。現時点では日本語化の予定はなく，日本からサインアップするにはAmazon Gamesのアカウントが必要になるが，興味のある人は公式サイトをチェックしてほしい。