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【PR】SHARKOONのゲーマー向け周辺機器ブランド「SKILLER」を見逃すな。日本上陸第1弾製品をまとめて紹介
もともとSHARKOONは,以前からゲーマー向けの周辺機器を展開してはいたのだが,日本での知名度は,決して高いとは言えなかった。SKILLERはその意味で,再スタートを切るための新ブランドと言えるだろう。ブランド名であるSKILLERとは,技術や熟練,腕前といった意味の「Skill」と,手強さや情け容赦のなさを意味する「Killer Instinct」――同名の格闘ゲームとは関係ない――を組み合わせた造語とのことで,言うなれば「熟練ゲーマーになれる製品」といったところか。
そんなSKILLERの日本上陸第1弾は,ゲーマー向けキーボードとマウス,マウスパッド,ヘッドセットにUSBサウンドデバイス内蔵型ヘッドセットスタンドという5種8製品となっている。なお,下記の価格情報はいずれも税別の販売代理店想定売価だ。
キーボード SKILLER MECH SGK1 9000円前後 |
マウス SKILLER SGM1 7000円前後 |
マウスパッド SKILLER SGP1 Mサイズ:1300円前後 Lサイズ:1600円前後 XLサイズ:2100円前後 XXLサイズ:2800円前後 |
ヘッドセット SKILLER SGH1 6000円前後 |
ヘッドセットスタンド X-Rest 7.1 7000円前後 |
ちなみに,いろいろと例外はあるものの,SKILLERの製品型番は基本的に,
- SG+製品ジャンルの頭文字+世代を示す数字
という並びになっている。製品ジャンルの頭文字は「K」でキーボード,「M」でマウスといった具合だ。なので慣れると,型番を見ただけで,どんな製品なのかなんとなく分かるようになる。
では,そんなSKILLERのゲーマー向けデバイスには,どんな特徴があるのか。国内発売第1弾製品の概要を順番に説明していきたい。
ドライバレスでLED発光パターンを変えられるキーボード
SKILLER MECH SGK1
SGK1は,一般的な日本語108キー配列を採用したUSB接続タイプのフルキーボードだ。国内投入第1弾の製品から,きちんと日本語配列モデルを用意してきたのは,SHARKOONがそれだけ,日本市場の攻略に向けた意欲が強いことの表れと評価できるだろう。
ちなみに,キーボードの刻印にかな文字はなく,[変換][無変換]キー以外には漢字もない。[半角/全角]キーは「E/J」,[ひらがな/カタカナ]キーは[Kana]といった具合だ。ただ,最近のゲーマー向けキーボードで流行している,ある意味でシンプルすぎる刻印といった感じにはなっておらず,[コンテキストメニュー]キーの代わりに置いてある[Fn]キーと組み合わせて使えるショートカットなど,必要な情報はキートップ上に過不足なく入っている。
SGK1の外見における特徴は,キーボード天面を覆うベゼルを省略して,アルミニウム合金製のベース上にメカニカルキースイッチを直接載せるデザインを採用した点にある。
SGK1はキースイッチの台座に当たる部分に白色LEDイルミネーションを内蔵しているのだが,このタイプのデザインは,LEDの光がキーの下側から派手に漏れ出すので,見栄えがいい。そのうえ,キー同士の隙間に入ったゴミやほこりを掃除しやすいという実用面の利点も備えるのがポイントだ。
LEDイルミネーション機能を備えたゲーマー向けキーボードには,PC側に設定ソフトウェアをインストールして,発光パターンをカスタマイズできる製品が多い。しかしSGK1は,キーボード本体で発光パターンを選択したりカスタマイズしたりできるので,設定ソフトウェアが必要ないというのも面白い特徴だ。
まず,LEDイルミネーションの発光パターンは,[Fn]キーと[F6]〜[F11]キーの組み合わせで切り換えられる。そのうち,[F6/F7/F9/F11]キーには2種類の発光パターンが割り当ててあるので,[Fn]と同時に押下するごとに,光り方が切り換わる仕組みだ。選択可能な発光パターンは合計10通りということになる。
どんな発光パターンがあるのかについては,SHARKOON公式のSGK1プロモーション動画を見てもらうのが分かりやすいだろう。
またSGK1では,[Fn]+[F12]キーを押下して「調光プロファイル」を有効にすると,光らせたいキーを選んで,それをプロファイル1〜5へ保存することもできるようになっている。保存したプロファイルは[Fn]+[F1]〜[F5]キーから簡単に呼び出し可能だ。
さて,ここまでレイアウトとLEDイルミネーションの話を優先してきたが,SGK1は,製品名に「MECH」と入っていることからも想像できるとおり,メカニカルキースイッチ搭載モデルとなっている。採用するのはKaihua Electronics製のCherry MX互換スイッチだ。5000万回以上の打鍵に耐えるという高い耐久性が特徴である。
SGK1のラインナップは,「Cherry MX Blue」互換スイッチ搭載モデルと,「Cherry MX Red」互換スイッチ搭載モデルの2つ。前段で,国内第1弾のラインナップは5種8製品と紹介したが,SGK1を2製品と考えるなら,総ラインナップは9製品ということになる。
ロールオーバー対応はNキーで,Anti-Ghosting(アンチゴースト)にも対応。これだけの仕様を盛り込みながら,税込の予想実売価格が1万円を切る9800円前後となっているのは,SGK1の大きな魅力と言えるだろう。
1万円台後半から2万円台という高価な製品の多いゲーマー向けメカニカルキーボードの中にあって,比較的手の届きやすい価格にあるSGK1は,メカニカルキーボードを導入してみたいという人に歓迎される製品といえそうだ。
●SKILLER MECH SGK1の主なスペック
- 接続インタフェース:USB
- キースイッチ:メカニカル(Kaihua Electronics製)
- 基本キー数:日本語108キー
- キーピッチ:未公開
- キーストローク:未公開
- アクチュエーションポイント:2mm
- 押下特性:50g
- ロールオーバー:Nキーロールオーバー
- キー耐久性:5000万回
- ポーリングレート(レポートレート):最大1000MHz
- マクロ機能:なし
- バックライト:搭載
- サイズ:458(W)×220(D)×44(H)mm(※チルトスタンド搭載)
- 重量:1320g(※ケーブル含む)
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows 10・8.x・7
- 販売代理店想定売価:9000円(税別)
- 保証期間:1年間
12ボタン装備の右手用ワイヤードマウス
SKILLER SGM1
端的に述べると,SGM1は多機能に振ったマウスだ。カスタマイズ可能な計12ボタンやLEDイルミネーション,重量調整機構といった部分がアピールポイントになっている。
12ボタンの内訳だが,左右メインとチルト&センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前
さらに,これら12ボタン――マクロボタンだけではなく,文字どおり全部――には,SHARKOONの製品情報ページからダウンロードできる設定用アプリケーション「Skiller SGM1 Configuration」(以下,SGM1設定ソフト)を使うことで,機能を自由に割り当て可能だ。
SGM1設定ソフトは,設定可能な項目が多く。ボタンへの機能割り当てだけでなく,X軸(左右方向),およびY軸(前後方向)のマウス感度を個別に調整したり,ポーリングレート(USBレポートレート)を125/250/500/1000Hzの4段階から選択したりできる。設定内容はマウス内のフラッシュメモリに6個まで保存しておくことも可能だ。
SGM1はスクロールホイールとパームレスト部の「S」ロゴにLEDを搭載しており,これらは選択中のトラッキング解像度に応じて色が変わる仕組みなのだが,その色や輝度を調整したり,あるいは明滅,色の順繰り変化といった特殊な挙動を設定したりといったことも,SGM1設定ソフトから行える。
重量調整機能についても押さえておこう。SGM1では,本体内に1つ4gの錘(おもり)を最大6個まで搭載することで,マウスの重さを調整できる。SGM1の重量は,錘なしの状態で約106gである。よって,106〜130gの間を4g刻みで重量調整できるわけだ。
SGM1はセンサーとして,PixArt Imaging(以下,PixArt)製の光学センサー「PMW3336」を採用している。PixArtは,このセンサーのデータシートを公開していないのだが,「PMW3330」というセンサーのデータシートがあるので,そのマイナーバリエーションといったところだろう。
そんなPMW3336を使うSGM1の主要なスペックは,最大トラッキング速度が150IPSで,最大加速度は30G,フレームレートは8000fpsで,最大トラッキング解像度は10800DPIとなっている。光学センサー式マウスを好む人なら,スペック面で不満を感じることはないだろう。
充実した機能を備えながら,単純計算した税込の予想実売価格が7560円というのもポイントだ。最近では高機能なマウスだと1万円を超えるものも珍しくないので,それらと比べれば安価なSGM1に魅力を感じる人もいると思う。店頭展示があれば,実機を触って握り心地やボタンの押し具合を確認してみることをお勧めする。
●SKILLER SGM1の主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
- 搭載センサー:PixArt Imaging PMW3336
- ボタン:左右メイン,チルト&センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×5
- 最大トラッキング速度:150IPS
- 最大加速度:30G
- フレームレート:8000fps
- 画像処理能力:未公開
- トラッキング解像度:最大10800 DPI
- レポートレート(ポーリングレート):最大1000Hz
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:2mm
- 本体サイズ:82(W)×122(D)×42(H)mm
- 重量:130g(※錘6個含む,ケーブル含まず)
- マウスソール:PTFE(ポリテトラフルオロ チレン)
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows 10/8/7
- 販売代理店想定売価:7000円前後(税別)
- 保証期間:1年間
4種類のサイズバリエーションを用意した布製マウスパッド
SKILLER SGP1
黒一色のシンプルな盤面の右上に,SKILLERとSHARKOONのロゴが置かれるというシンプルなデザインとなっているSGP1。表面の素材は手触りのいい布製で,未使用時や持ち運び時には,丸めてしまっておける。側面には,布のほつれを防止するステッチ加工が施されているので,長期間使用しても,簡単にほつれたりはしなさそうだ。
裏面は滑り止めとしてゴム製の素材を採用しており,激しいマウス操作でも動かないと,SHARKOONはアピールしている。
SKILLERのキーボードやマウスを使うなら,マウスパッドも同じブランドで揃えてみてはどうだろうか。
●SKILLER SGP1の主なスペック
- 基本仕様:布製マウスパッド
- 本体サイズ:Mサイズ 280
(W) × 195 (D) × 2.5 (H)mm,Lサイズ 355 (W) × 255 (D) × 2.5 (H)mm,XLサイズ 444 (W) × 355 (D) × 2.5 (H)mm,XXLサイズ 900 (W) × 400 (D) × 2.5 (H)mm - 重量:Mサイズ 92g,
Lサイズ 160g, XLサイズ 253g, XXLサイズ 553g - 販売代理店想定売価:Mサイズ 1300円前後,Lサイズ 1600円前後,XLサイズ 2100円前後,XXLサイズ 2800円前後(税別)
- 保証期間:1年間
PS4でも使える軽量ヘッドセット
SKILLER SGH1
本体の重量は約253g(※ケーブル含まず)と,比較的軽めなのがポイントである。
イヤーパッドは,標準装備の合皮製と,付属の布製との間で,好きなものを選択して利用できる。そのイヤーパッドの奥,エンクロージャの中に搭載するスピーカードライバーは,ミドルクラスのゲーマー向けヘッドセットで定番となっている40mm径仕様のものだ。
左エンクロージャから伸びる長さ1.1mのケーブルは,先端が4極3.5mmミニピンの端子となっており,PS4の純正ゲームパッドであるDUALSHOCK 4や,スマートフォンのヘッドセット端子に直接接続できる。この場合,音量の調節はPS4などの接続先デバイス側で行うわけだ。
一方,製品ボックスには,PCとの接続に使える,先端が3極3.5mmミニピン
アナログ接続型ヘッドセットとしての基本を押さえつつ,使い勝手に工夫を凝らした製品がSGH1と言えよう。税込の予想実売価格は6500円前後と安価なので,ヘッドセットを初めて買うというユーザーなら,選択肢に含める価値がある製品だ。
●SKILLER SGH1の主なスペック
- 基本仕様:アナログ接続ワイヤードタイプ
- 本体サイズ:227(W)×107(D)×260(H)mm
- 重量:253g(※ケーブル含まず)
- ケーブル長:1.1m(本体側ケーブル),1.4m(付属ケーブル)
- 接続インタフェース:4極3.5mmミニピン×1,3極3.5mmミニピン×2
- 搭載ボタン/スイッチ:ミュートスイッチ,音量調整ダイヤル
- 主な付属品:インラインリモコン付きケーブル,交換用イヤーパッド,キャリーポーチなど
- 対応機器:PC(OSの種類は未公開),PlayStation 4,Xbox One,スマートフォンなど
- 販売代理店想定売価:6000円前後(税別)
- 保証期間:1年間
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 感度:98dB±3dB
- インピーダンス:32Ω
- 許容入力:未公開
- スピーカードライバー:40mm
- 周波数特性:50Hz〜16kHz
- 感度:−58dB±3dB
- インピーダンス:2.2kΩ
- S/N比:未公開
- 指向性:無指向性
7.1chバーチャルサラウンド機能を持つヘッドセットスタンド
X-Rest 7.1
さて,そのX-Rest 7.1の特徴は,冒頭でも触れたとおり,台座部分に7.1chバーチャルサラウンド機能に対応するUSBサウンドデバイス機能を内蔵している点にある。X-Rest 7.1にPCとアナログ接続型ヘッドセットを接続することで,ゲームのサウンドを7.1chのバーチャルサラウンドサウンドで楽しめるようになるのだ。
なお,X-Rest 7.1は,PC以外にMacやPS4にも対応するのだが,バーチャルサラウンド機能を利用できるのはPCだけなので,事実上はPC専用のデバイスと考えていいと思う。
サウンド機能を備えた台座部分には,中央に音量調整ダイヤル,そしてその右側にマイクミュートボタン,左側にイコライザ設定の切り替えボタンがある。さらに,手前側の側面には,3.5mmミニピンのヘッドフォン出力およびマイク入力端子が並ぶ。台座の後ろ側からはUSBケーブルが伸びており,これをPCに接続すると,X-Rest 7.1がUSBサウンドデバイスとして認識されるという仕組みだ。
X-Rest 7.1が採用するサウンドチップは,Solid State System製の「SSS1629A5」とのこと。これとPC用の設定ソフトウェアを組み合わせることで,7.1chのバーチャルサラウンド機能が利用できるようになる。
サラウンド機能の設定では,ユーザーの頭を中心にして,仮想スピーカーをどこに配置するかをグラフィカルなUI上で調整できるのが面白いところだ。人によって,仮想スピーカーの最適な配置は微妙に異なるものなので,それをUI上で簡単に調整できるというのは,面白い試みといえよう。
設定プロファイルはPC上に保存できるので,ゲームに合わせて異なる使い分けるといったことも可能だ。ただ,実行中のゲームを認識して,自動でプロファイルを切り替えるような機能はないので,設定ソフトウェア上でプロファイルを読み込む必要がある点は注意しておこう。
Solid State System製サウンドチップ自体が,日本のゲーマー向け製品ではまだ無名の存在ということもあり,USBサウンドデバイスとしての実力は未知数というのが正直なところではある。ただ,ヘッドセットスタンドに組み込んでしまうことで,机に置いても邪魔にならないUSBサウンドデバイスを実現したX-Rest 7.1のアイデアは,今までにない試みで面白い。
税込の予想実売価格が5400円前後と安価なので,バーチャルサラウンド対応のUSBサウンドデバイスを試してみたいときに手を出しやすい点もポイントといえるだろう。
●X-Rest 7.1の主なスペック
- 基本仕様:USB接続型ワイヤードタイプ
- 本体サイズ:120(W)×120(D)×260(H)mm
- 重量:380g(※ケーブル含まず)
- ケーブル長:2m(PC―本体側ケーブル),1.4m(付属ケーブル)
- 接続インタフェース:PC側 USB,ヘッドセット側 4極3.5mmミニピン×1,3極3.5mmミニピン×1
- 搭載ボタン/スイッチ:マイクミュートボタン,イコライザボタン,音量調整ダイヤル
- 主な付属品:ソフトウェアCD-ROMなど
- 対応OS:Windows 10/8/7,OS X(対応バージョンは未公開),PlayStation 4
- 販売代理店想定売価:5000円前後(税別)
- 保証期間:1年間
20〜37%引きになるセットモデルも販売中
なお,国内販売代理店のディラックでは,SKILLERの国内販売開始を記念して,各製品をセットになったセットモデルを数量限定で販売中だ。
たとえば,「SKILLER プレミアムセット」は,SGK1とSGM1,SGP1のXXLサイズ,そしてSGH1とX-Rest 7.1のすべてを同梱した5点セットモデルで,価格は2万170円(税込)。それぞれを単品購入した場合の税込価格は3万2000円前後になるので,割引率はおよそ37%にもなるという,なかなか強烈なパッケージである。
もう1つの「SKILLER スタンダードセット」は,SGK1とSGM1,SGP1のXLサイズという3点セットモデルで,税込価格は1万2096円だ。こちらも,単体購入時と比べて約20%引の価格で購入できる計算になる。
数量限定なので早い者勝ちになるが,ゲーマー向け周辺機器をまとめて手に入れたいという人は,狙ってみるのもよさそうだ。
SHARKOON 公式Webサイト
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