連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第370回「霧の中に過ぎ去りしミトラスフィアを求めて」
もちろん,ドラマ版もワクワクしながら観ているわけなんですけれども,なにやら原作とも映画とも設定が違うようで……? 映画は霧の中に正体不明の異世界クリーチャーが溢れているのがたまらなかったのですが,ドラマ版では霧の中にいる人間の潜在意識(?)が関わっているような描写になっているんですよね。どのようなオチに向かっていくのか,楽しみでもあり不安でもあり……。ホラーが好きな読者諸氏はぜひともチェックしてみてください。
「RADIO 4Gamer Tap(仮)」第71回では,バンク・オブ・イノベーションより配信中の「ミトラスフィア -MITRASPHERE-」(iOS / Android)を特集。ゲストとして,プロデューサーの清水啓之氏と,宣伝担当の“のりピー”氏をお招きし,ゲームの魅力をご紹介いただきつつ,実際に遊んでみました。
異様なほどに描き込まれた美麗な2Dグラフィックスと,豊富なボイスリストを活用したコミュニケーションが特徴の本作。ロール制を中心としたシステムが思いのほか骨太で,MMORPGとしての“空気感”が濃いです。スマホでフレンドと夢中になれるゲームを求めている人にオススメですよ!
「ミトラスフィア -MITRASPHERE-」公式サイト
「ミトラスフィア -MITRASPHERE-」ダウンロードページ
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思えば昔からそうだったんですが,俺っていわゆる“早解き”タイプじゃないんですよね。むしろ,一般的なゲーマーよりもゲーム攻略が遅い傾向にあります。
まぁ,そうなってしまう要因はハッキリしているんですよ。サブクエスト関連は受けたそばからすぐに達成しないと気持ち悪いですし,意味もなくマップの隅々まで探索してからじゃないとイベントを進められなかったり,その時点での最強装備を揃えるまで町に居座り続けたり……。必ず「ほかにやることがなくなってから」本筋を進めるのが自分ルールになっているんですよね。
最近になって自覚したんですが,コレって俺のRPGに対する「終わってほしくない」という気持ちが影響しているんだと思います。子供の頃,海外に住んでいて友人も少なかった自分にとってRPGというのは“冒険”そのものだったんですよ。退屈とは無縁で,日常の中では味わえない刺激に満ちた体験。だから,いつもRPGでエンディングを迎える時には達成感よりも大きな喪失感を味わっていました。スタッフロールが終わってタイトル画面に戻るあの瞬間,現実に引き戻される感覚がたまらなく嫌だったんです。
もし永遠に旅を続けることができたら,どんなに幸せか。とはいえ,“ゲーム”である以上はどんなに面白くても同じことを続けていたら飽きてしまうわけです。新しい刺激は欲しいけれど,先に進めればまた終わりに近付いてしまう。とにかく,魔王を倒すまでに出来る限りの寄り道をしてやろう……とまぁ,そういった複雑な感情によって確立されてしまったプレイスタイルなんですよね。
……で,大人になって思うわけです。「この遊び方キッツイ」って。ゲーム1本にかかる時間が多すぎて,複数の作品を遊ぶのが前提のゲームライターには向いてないと言わざるを得ない。かといって,今更プレイスタイルを変えることもできないんですよ! 箸の持ち方や寝る時の体勢と同じレベルで刷り込まれているもんですから,サブクエストは無視できないし,壺や樽は隅々まで探して壊すし,「ふしぎな鍛冶」で装備を全部+3にするまで諦められないし! もう……すんごい疲れる……でも,楽しい!
てなわけで,すみません中村さん。まだしばらくの間,「ドラクエXI」のネタバレトークは無理そうです。
「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」公式サイト
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