企画記事
年末年始に遊ぶAndroid向けアプリはこれで決まり! Google Playの「2016年 ベストゲーム」の中から厳選した計10タイトルを一挙紹介
ベストゲームとして選出された「Pokémon GO」を筆頭に,“対戦ゲーム/イノベーティブゲーム/インディーゲーム/トレンドゲーム/エキサイティングゲーム/アトラクティウブゲーム/グラフィックゲーム/ファミリーゲーム”の8ジャンル×各5タイトルの,合計41タイトルが挙げられている。
ゲームファンなら全部遊ぼうぜ! と言いたいところだが,ちょっと数が多いような気もするので,筆者たちがとくに楽しめたタイトル10本を本稿で紹介しよう。年末年始に遊ぶゲーム選びの参考にしていただければ幸いだ。
なお,今回はiOS向けアプリでも同様の企画記事を掲載している。2016年におけるスマホゲームのトレンドを再確認するという意味も含め,合わせて参考にしてほしい。
「Disney クロッシーロード」(Android / iOS)
「クロッシーロード」は,2014年11月にリリースされ,翌年における各賞を総ナメにしたアプリである。2016年はこれに影響を受けたアプリが数多く登場し,ひとつのジャンルとして定着した感があるが,そんななか本家がディズニーとのコラボでリリースしたのが,この「Disney クロッシーロード」だ。
ゲーム内容は至ってシンプルで,前後左右から迫り来る障害物を避けながら,タップ&スワイプでひたすら前進していく。プレイヤーキャラは,車にはねられたり川で溺れたりして容赦なく死ぬのだが,グラフィックスが8ビット風で暖かみを感じさせるためか,凄惨な印象は受けない。
ミッキーマウス/ズートピア/ベイマックス/モアナと伝説の海などなど,ディズニーにちなんだ多数のテーマやキャラクターが登場し,これらをアンロックしていくのも大きな見どころのひとつ。アンロックするたびに違ったプレイフィールを楽しめ,また1回のプレイ時間も短い。アンロックの際に必要なゲーム内マネーは,動画広告の視聴でも入手できるので,ついつい起動したくなってしまうアプリだ。個人的には,スター・ウォーズとコラボしたバージョンの登場に期待している。(m.k)
「Disney クロッシーロード」公式サイト
「Disney クロッシーロード」ダウンロードページ
「Disney クロッシーロード」ダウンロードページ
「VOEZ」(Android / iOS)
音ゲーアプリ「Cytus」や「DEEMO」で注目を集めた台湾・Rayarkの新作「VOEZ」は,“アニメチックな青春物語”を主題とする,同社らしい一風変わったリズムアクション。ゲーム中は少年少女たちのバンド“VOEZ”の活動が描かれ,プレイヤーは音ゲーを楽しみつつ,彼らのサクセスストーリーを体験していく。
“収録楽曲数の最も多い音楽ゲームアプリ”を目指しているとのことで,楽曲のバリエーションは豊富だ。ノーツは画面上からの落下式で,入力判定が比較的甘めなため,音ゲー初心者にも遊びやすい。当然,突き詰めれば相応の難易度にぶち当たるが,そこは骨太なゲームでもあるということで一つ。
また,ノーツが落ちてくるトラックが左右に交差したり,一つに合流したりと,アクティブな変化を見せてくれる。画面の色彩も鮮やかなオレンジから,落ち着いたブルーへと,プレイに応じてカラフルに彩られていくのが見ていて楽しい。彩りのある音ゲー(とADV)を楽しみたい人にオススメだ。(楽器)
「VOEZ」公式サイト
「VOEZ」ダウンロードページ
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「Reigns」(Android / iOS)
「Reigns」は,国王に扮して治世を行うアドベンチャーゲームだ。国王のもとには家臣や平民などがひっきりなしに訪れ,さまざまな政策や相談を持ちかけてくる。それらに対してプレイヤーがイエスあるいはノーを選択すると,4つの勢力「教会/人民/軍/国庫」の各ゲージが増減する。
選択した末に,いずれかの勢力ゲージがゼロになってしまうと,国を維持できずにゲームオーバーとなる。また逆に,勢力ゲージが満タンになっても,力を持ちすぎた勢力の反乱により王座を追われてしまう。何事に対しても中庸でなければならないのだ。
選択を行うときは,イエス・ノーのカードを左右にスワイプすることで,4勢力のパラメータがどのように変化するのかが事前に確認できる。両方を吟味したうえで,より良い治世を目指すというのは,“国王”の心境を上手く再現したシステムのように思える。
選択肢は常に2つしかなく,また勢力ゲージの振れ方が大きいこともあり,難度はかなり高めだ。最初のうちはゲームオーバーの連続となるだろうが,国王の屍を乗り越え続けると,この国に秘められた謎が少しずつ露わになっていく。こういったプロセスを,じっくり考えながら楽しめる人におすすめしたい。(m.k)
「Reigns」公式サイト
「Reigns」ダウンロードページ
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「遊戯王 デュエルリンクス」(Android / iOS)
2016年11月17日に配信が始まったばかりだが,原稿執筆時点で累計700万ダウンロードを記録し,下半期の大ヒットアプリとしてその名を知らしめた「遊戯王 デュエルリンクス」。漫画/アニメ等で人気を誇る「遊戯王」を題材としたデジタルTCGである。
TCG「遊戯王オフィシャルカードゲーム」をベースに,自分だけのデッキを構築し,世界中のプレイヤーや,遊戯王の作中キャラクターたちとのデュエルが楽しめる本作。今年のアプリのトレンドとなったデジタルカードゲームの中でも,ひときわを勢いを感じさせ,4Gamer編集部でも複数名のデュエルキングが生まれてしまった。
ちなみに,編集部内のデュエルキングは「クリボール,まじやばい」「恐竜,オススメ」と述べていたが,まだ拾ったカードだけでデュエルしている筆者には,環境の先端なのかどうかは分からず。だが,年明けにはこう言えるだろう。「待たせたな。俺がキングだ」と。遊戯王ファンならぜひとも抑えておきたいスマホゲームである。(楽器)
「遊戯王 デュエルリンクス」公式サイト
「遊戯王 デュエルリンクス」ダウンロードページ
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「Alto's Adventure」(Android / iOS)
スノーボードで雪山を滑りまくる,横スクロール型のランゲーム。走行中はタップでジャンプが行え,それにより岩や亀裂などを飛び越えたり,屋根に上れたりと,ちょっとしたアクションを行ったりできる。
クエストなどのゲーム的な要素もあるが,どちらかというと,疾走感を楽しむことに重点が置かれたゲームといえるだろう。淡い色調の景観は,時間経過や天候に応じてめまぐるしく変化し,ヘッドフォンをしながら落ち着いた環境でプレイしていると,ただそれだけで癒やされる。
ちなみにスタート画面で左にスワイプすると,障害物やゲームオーバーなどを気にせず,ひたすら滑り続けられる“ZENモード”にも挑戦でき,個人的にはこればかり遊んでいる。2017年には,本作の続編となる「Alto's Odyssey」もリリース予定で,こちらも今から待ち遠しい。(m.k)
「Alto's Adventure」公式サイト
「Alto's Adventure」ダウンロードページ
「Alto's Adventure」ダウンロードページ
「Hearthstone(ハースストーン)」(Android / iOS)
全世界で5000万以上のダウンロード数を誇る,パクられるほど面白いデジタルTCG。Windows版の登場から3年弱が経過しているが,現在も日本を含む世界各地で公式大会が開催されており,競技種目としても円熟の域に達している。
それだけに,これから始めるような読者は尻込みしてしまうかもしれないが,初心者向けのケアも万全なのでご安心を。ゲームに登場する各ヒーローやカードには,Warcraftシリーズに根ざした設定がたっぷり用意されているのだが,それらを知らなくてもプレイに支障はない。
そのため,たとえ初心者や無課金プレイでも,自分の実力に合った相手とのバトルを楽しみながらデッキを構築するというTCGの醍醐味を,しっかりと味わえるのだ。
本作では国内のファンサイトも充実しているので,初心者はこれらを参考に,低コストで作成できるデッキをひとつ構築することを,最初の目標にしてみよう。自分で作り上げたデッキで勝利する味を一度覚えたら,きっとTCGの面白さに病みつきになってしまうはずだ。
また4Gamerでは,中級者以上に向けた攻略記事を随時掲載しているので,こちらも合わせてどうぞ。(m.k)
「Hearthstone: Heroes of Warcraft」公式サイト
「Hearthstone: Heroes of Warcraft」ダウンロードページ
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「Lifeline:ホワイトアウト」(Android / iOS)
雪山で遭難した青年にアドバイスを送り続け,無事に生還させることが目的のアドベンチャーゲーム。2015年の初登場以来人気を博している「Lifeline」シリーズの第4作である。
Lifelineシリーズの面白い部分は,プレイヤーがスマホを通じて相手とリアルタイムで交信を行っているという“演出”である。プレイヤーがアドバイスを伝えると,それを受けた相手が実際に行動するという設定で,しばらく時間が経ったのちに自分のスマホ宛てに通知が届くのだ。そのためプレイ中は,スマホの向こうに青年が実在していると感じられる。
たとえば青年がピンチに陥ると,レスポンスが帰ってくるまでの間は思わずソワソワしてしまう。またバッドエンドを迎えたときは,スマホを片手に「俺のせいで,すまん……」と,神妙な面持ちで想いを馳せることも。
プレイに時間がかかりそうな印象を受けるかもしれないが,バッドエンドを迎えると過去の選択肢まで遡ってやり直せるので,意外とサクサク進められる。アドベンチャーゲームが好きなら,ぜひ一度触れてみてほしいシリーズだ。(m.k)
「Lifeline」公式サイト
「Lifeline:ホワイトアウト」ダウンロードページ
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「アビスリウム」(Android / iOS)
水族館をテーマにした,いわゆるタップゲーム。簡単に説明すると,画面をタップすることで“生命力”のポイントを獲得し,それを集めて水族館をレベルアップさせる。そのほかにもサンゴを設置したり,魚を創り出したりして水族館を充実させ,それにより生命力の獲得ペースが加速度的に上昇し,これを際限なく繰り返していくのだ。
プレイを続けていくと,生命力などが思いっきりインフレするため,桁の単位が百/千/万/億/兆……ではなく,アルファベット(A/B/C/D/E……)になっているのも,このジャンルならではの特徴といえよう。
本作は,そういったタップゲームの要素に加え,育てた水族館を眺める,癒やしゲーとしての側面を持ち合わせている。水族館の景観を変えたり,魚を観察したりして楽しめるのだ。本作をフォトスタンドのように起動しながら,時折気晴らしにタップして水族館を育成,というプレイスタイルも悪くない。(m.k)
「アビスリウム」公式サイト
「アビスリウム」ダウンロードページ
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「ハングリーシャーク ワールド」(Android / iOS)
凶悪なサメを操るアクションゲーム「ハングリーシャーク」シリーズの最新作。このゲームのサメは常に空腹で,何もしないでいると,みるみるうちにライフが減ってしまう。大小さまざまな魚や敵対するサメ,そして人間など,食えるものは本能に従ってガブリといこう。
登場するサメは7段階のサイズに分けられており,それぞれ捕食できる獲物などが異なる。ゲーム内マネーを貯めてより大きなサメをアンロックして,これまで捕食できなかった相手にリベンジする瞬間は格別だ。
そのほかにも,アンロックしたサメをアップグレードしたり,トーチライトやスタンレーザーなどを装備したり,サメらしからぬアバターアイテムで着飾ったりと,育成方面のシステムも充実している。
ちなみにゲームの開始直後は最小サイズのサメしか選べず,できることがあまり多くない。動画視聴やSNSとの連携などを行うと,結構な量の課金ポイントを獲得できるので,最初にこれらのシステムを一通りチェクしよう。(m.k)
「ハングリーシャーク ワールド」公式サイト
「ハングリーシャーク ワールド」ダウンロードページ
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「はらぺこあおむし いろかたち」(Android / iOS)
読者の中にも知る人がいるだろう,作家エリック・カール氏の絵本「はらぺこあおむし」。これを題材にしたスマホアプリ「はらぺこあおむし いろかたち」が今年,ベストアプリとベストゲームのファミリー部門で受賞を果たした。昨年の「わたしのはらぺこあおむし」から続き,SMART EDUCATIONはこれで4年連続の入賞となる。
本作は名前の通り,さまざまな「色」や「形」に焦点を当てており,カラフルな貼り絵の世界の中で,全6シーン=計60コンテンツが楽しめる(無料版は1シーンのみ)。同じ色や形を探したり,物の大小を見極めたりと,子供の考える力を養いつつ,親子で一緒に遊べる知育ゲームだ。
「お休みだから,がっつりゲームしたい!」という読者には物足りないかもしれないが,お父さん&お母さんゲーマーには,遊びを通した知育教育や,家族でのコミュニケーションにもってこい。所持しているのなら,タブレットでのプレイがオススメである。また,絵本に思い出がある人にも“はらぺこあおむし”の動く姿はうってつけだ。だって,空も飛んじゃうからね。(楽器)
「はらぺこあおむし いろかたち」公式サイト
「はらぺこあおむし いろとかたち」ダウンロードページ
「わたしのはらぺこあおむし いろとかたち」ダウンロードページ
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