コーエーテクモゲームスは,歴史シミュレーションゲーム
「信長の野望・大志」(
PC /
PlayStation 4 /
Nintendo Switch /
iOS。
Android版は2018年配信予定)に向けたアップデートの配信を,本日(2018年3月8日)開始した。
今回のアップデートは,プレイヤーからの要望に対応した
「武将の活躍の場面を増やすアップデート」であるという。
建設できる施設は17種類 |
具体的には,内政に
「開発」コマンドが追加され,武将に命じて郡ごとに「施設」を建設することが可能となった。施設は「毎月兵糧を獲得する」や「一定範囲に近寄った敵軍を襲撃する」など,内政や合戦にさまざまな効果をもたらすほか,その効果は発展(LVアップ)させることで高めることができる。施設の新設や発展に必要な期間は武将の適性(能力値や個性)により決まるため,武将の活躍の場が増加する形になるわけだ。
そのほかアップデートでは,「農業」コマンドの操作性の改善や,従属勢力を吸収できる要素の追加などや,各種調整,不具合の修正も行われている。本日配信の始まった,DLC
「沖田畷の戦い」にも注目だ。
『信長の野望・大志』
武将の活躍の場を増やすアップデート配信
〜内政や合戦に影響する施設が建設可能に〜
当社は、好評発売中の歴史シミュレーションゲーム『信長の野望・大志』(Windows /PlayStation 4/Nintendo Switch/iOS/Android)につきまして、本日2018年3月8日に、さまざまな機能追加や改善を加えるアップデートを配信いたしました。
今回のアップデートでは、プレイヤーの皆様からの「武将が活躍する場面を増やしてほしい」というご要望を受けて、内政に「開発」コマンドを追加します。「開発」コマンドでは、配下の武将に命じて、郡ごとに施設を建設することが可能です。施設は「毎月兵糧を獲得する」や「一定範囲に近寄った敵軍を襲撃する」など内政や合戦にさまざまな効果をもたらすため、領内の限られた郡にどのような施設を建設するか、計画的な内政が求められることとなります。
また、施設がもたらす効果は施設を発展(LVアップ)させることで高めることができ、この発展可能なLV上限や、施設の「新設」や「発展」に必要な期間は武将の適性(能力値や個性)により決まるため、武将の活躍の場が飛躍的に増加。そのため、配下武将をどのように開発に従事させるのか、人的リソースの管理を考える重要性がこれまで以上に高まります。
「農業」コマンドも操作性を改善し、自勢力の拠点リストから一括で命令できる機能を追加。どの拠点で命令を行うと効率的なのかわかりやすくなります。また、行軍の際には、全国マップ上から編制や解除など詳細な部隊編制を可能にし、部隊の出陣場所や兵数を把握しやすくなることで、より戦略的な行軍が可能になります。
さらに、従属勢力を吸収できる要素が加わります。これにより、従来は後に攻め滅ぼす必要があった従属勢力を、戦なしに自勢力の直轄領にすることができ、惣無事令を敷くことも容易になります。
なお、DLC「沖田畷の戦い」につきましても本日あわせて配信開始いたしました。龍造寺隆信と有馬晴信・島津家久の合戦名を冠したシナリオにご注目ください。
『信長の野望・大志』では、今後も継続してアップデートを行う予定です。プレイヤーの皆様からのご要望も反映し、よりご満足をいただけるようブラッシュアップを行ってまいります。
建設できる「施設」は17種類。どこの郡に何を建てるのかで、勢力運営に特色が現れる。 |
「開発」コマンドで建設した施設は、全国マップでも確認できる。さまざまな「郡」に色とりどりの施設が建ち並ぶ。 |
「商人町」を建てると金銭を獲得できるが、商圏のあるところにしか建設できない。 |
「用兵塾」は隣接拠点に配属されている武将の統率を上昇させる。ときには新たな個性を獲得することも。 |
「忍の里」は、里から一定範囲に近寄った敵軍勢を襲撃する。襲撃された軍勢は兵数と兵糧に損害を受ける。 |
「開発」コマンド以外にも、各種要素を追加。「自身に従属している勢力」を吸収し、自勢力の直接の指揮下に置くことができるように。 |
■第2回アップデート内容
○機能追加・改善:
- 内政に「開発」コマンドを追加
「開発」コマンドでは、配下武将に命じて、支配する郡に様々な施設を建てて国を強化することができるようになります。
この「開発」は「奉行」が担当し、担当する武将の能力と個性によって施設が発展できるLV上限が変化します。
施設は金銭を獲得する「商人町」や、範囲内の敵軍勢を襲撃する「忍の里」など内政や合戦に影響を持つ様々な種類があります。
- 農業にリストから一括で命令できる機能を追加
農業コマンドで、その季節に実行できるコマンドを選択後、対象拠点を一括して選べる機能を追加します。
- 行軍にマップ上から詳細な部隊編制ができる機能を追加部隊の出陣場所や兵数が把握しやすくなり、より戦略的な行軍が可能になります。
- 行軍に部隊の兵数と兵装を一括で変更できる機能を追加兵数一括選択では、出陣中の全部隊の兵数を一律で変更できます。兵装一括変更では自動での兵装装備に加えて、一括での騎馬装備、鉄砲装備、全兵装の解除が実施できるようになります。
- 従属勢力の吸収を配下武将が提案する機能を追加
一定期間、従属関係を続けていると従属勢力を吸収できるようになります。これにより、敵勢力を滅亡させる以外の選択肢もより有効になります。
- 配属に移動元の拠点を選択できる機能を追加
※「移動武将選択」画面の「移動元選択」を選ぶことで実行できます
- 拠点情報に援軍期間の項目を追加
- Shift+クリックで、リストの複数選択ができる機能を追加
※Windows版のみ
- 配属の移動武将選択画面で、武将の戦法の説明を表示するよう調整
- 登録武将に設定できる個性の数を調整
- 武将が上位の個性と下位の個性を同時に覚えないように調整
※攻城達人と攻城心得、守り神と守城心得、小荷駄押と輜重心得が該当します。また、同時に覚えているセーブデータをロードすると下位の個性が削除されます。
- 通常のカメラ操作で、より近距離までズームできるよう調整
- 一部の志特性の効果や解放条件を調整
- 一部の武将の所属や養子関係などを調整
- 一部の言行録のバランスや条件を調整
○修正する不具合:
- ゲーム中の拠点や武将の改名が正しく反映されないことがある不具合を修正
- 自勢力の大商圏が成立したときに、誤って他勢力の支配下になってしまうことがある不具合を修正
- 軍馬・鉄砲収入が実際の収入と一致しないことがある不具合を修正
- 副将を2名出陣させると、部隊の能力が下がることがある不具合を修正
- 戦法「狙い撃ち」、「三段撃ち」、「騎馬鉄砲」を使用した際に、射撃目標の部隊に弱体化が適用されないことがある不具合を修正
- ゲームクリア時に大名の名前や志などが正しく表示されないことがある不具合を修正
- 上杉謙信の全言行録達成時に、能力が上昇しない不具合を修正
- 「長き思案は仁愛のため」(方策を30個実行した証)の実績、トロフィーが獲得できないことがある不具合を修正
※Windows/PlayStation 4版のみ
- その他、誤字や不具合などの修正