プレイレポート
新作アプリ「神式一閃 カムライトライブ」のプレイレポートをお届け。ゲーム内の週刊連載マンガなど,挑戦的な要素に注目
本稿では,そんな本作の基本システムを紹介しつつ,実際に触った感触をもとにしたインプレッションをお届けしよう。
本作のメインストーリーは,神の力を操る戦士「神侍(カムライ)」を育成して,強大な敵「ケガレ」の打倒を目指すという内容だ。
物語は,マヒト,イツキ,スイ,コリキ,サトー,アメリ,ヤタロウといった個性的な面々を中心に展開されていく。そのなかでも中心的な存在であるマヒトは,バトル漫画の主人公を絵に描いたような元気いっぱいの少年だ。このほか,マヒトのライバル的な存在であるイツキ,世話焼きのしっかり者スイなど,さまざまなキャラクターの物語も丁寧に描かれているのが本作の特徴。ストーリーは,一人前のカムライになるための追加試験を受けているマヒト,イツキ,スイ,そしてカムライトレーナー(プレイヤー)が,試験の途中で謎の男に襲われているアメリを助けるという場面からスタートする。
メインコンテンツは育成要素の「修行」
キャラの組み合わせで物語が変化
そんな本作のメインコンテンツの1つとしてあげられるのが,育成要素である「修行」。全4章の各章8日(計32日)で構成されている修行では,育成ポイントが得られる「特訓」,スタミナを回復する「休息」,キャラの調子を整える「散歩」から1つを選択し,キャラを育成していく。
特訓は,腕力,技術力,持久力,脚力,基礎力,集中力といった種類が用意されており,腕力は「力」と「心」,技術力は「技」と「体」と「心」,持久力は「力」と「体」と「心」など,特訓の種類によって得られるポイントが異なる。
なお,育成ポイントは,キャラの能力値(HP,攻撃力,会心率,会心ダメージ,防御力,素早さ,回避率,命中率)を強化する際に必要。たとえば,攻撃力の強化には力7,体2のポイントが,HPの強化には,技2,体7のポイントが必要になる,といった具合だ。
また,主人公には特訓を行うたびに減少するスタミナが設定されており,スタミナが少ないほど特訓を失敗する可能性が高まる。特訓を失敗してしまうと,育成ポイントが減少するので,スタミナが減ってきたときは休息で回復しよう。
散歩は調子が向上するだけでなく,微量のスタミナが回復することもある。調子が良いほど特訓で得られる育成ポイントが増加するので,できるだけ調子を高く保つようにしたい。
また,特定のキャラを連れていくことで「タッグストーリー」が展開されることもポイントだ。たとえば,マヒトを主人公にして,仲間にスイを入れると,たわいのない雑談から中身の濃いものまで,さまざまなストーリーを楽しむことができ,キャラクター達の意外な一面が垣間見えるのだ。
タッグストーリーは,現状40以上の組み合わせが用意されているようなので,キャラが増えたら,関わりのありそうなキャラとともに修行へ行ってみるといいだろう。
バトルは最大4対4のターン制コマンドバトル
ゲーム内で週刊連載する公式マンガも面白い
修行の節目には,さまざまなライバルと戦う「バトル」が行われる。本作の戦闘は,ターン制のコマンドバトルで,素早さの高いキャラから行動(スキルと対象の選択)し,先に相手を全滅させた側が勝利となる。
スキルは,ダメージを与えるものだけでなく,敵を状態異常にしたり,仲間の防御力を上げたりするものが存在し,火,水,風,地といった属性があるなど,バトル自体はオーソドックスな形式だが,確かな戦略性を必要とするやや骨太な内容になっている。
また,ゲーム内や公式サイトなどに掲載中の公式マンガもかなりの異彩を放つコンテンツだ。原稿執筆の段階では公式サイトなどで第7話まで配信されており,第1話が73ページ,第2話が58ページという大ボリューム。第3話以降も各20ページ以上に及ぶ内容となっており,本作配信後には,これを週一ペースで更新していくというのだから驚きだ。
ゲーム内でマンガを連載することで,世界観を深く理解できるという実に面白い試みとなっているので,ゲームを始めたらこまめにチェックしておきたい。
育成の比重を非常に大きくしていたり,ゲーム内に週刊連載マンガが内包されていたりと,挑戦的な要素を多く含んだ本作。1体1体のキャラクターをしっかりと深掘りしたい人や,育成ゲームが好きな人なら,間違いなく琴線に触れるものがあるはずだ。
おそらく,本稿が掲載される頃には正式サービスが間近となっているので,本作が気になったという人はぜひともカムトラの世界に飛び込んで,マヒトたちと一緒に熱い冒険を楽しんでみてほしい。
「神式一閃 カムライトライブ」公式サイト
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