［gamescom］「レゴ ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム」プレイレポート。劇場版だけでなく，テレビシリーズのキャラクターも大暴れ

　日本ではワーナー・ブラザース テレビジョン＆ホームエンターテイメントから2017年10月19日に発売される予定のアクションゲーム，「レゴ ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム」のPlayStation 4版がgamescom 2017のWarner Bros. Interactive Entertainmentブースに展示されていた。

映画「レゴ ニンジャゴー ムービー」公式サイト

　本作は，アニメ「レゴ ニンジャゴー」シリーズの劇場版「レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー」をベースにしたアクションゲームだ。ロイド，カイ，ジェイ，コール，ゼン，ニャーの6人が，悪の帝王ブラックガーマドンからニンジャゴーシティを守るため奮闘するという物語が描かれる。
　ゲームシステムは，ほかのレゴゲームと同様のプラットフォームアクションで，基本的にはギミック満載のステージを敵を倒しながら進み，目的を達成すると次のステージへ移っていくという感じになっている。


　試遊バージョンではカイとコールが活躍するステージがプレイできた。これはチュートリアルを兼ねた序盤で，カイとコールがそれぞれエレメント・ドラゴンに乗った状態でスタートし，いきなり空中戦に巻き込まれるというもの。街中を飛び回り，レティクルに入ってきた敵を撃ちまくる。倒壊するビルを間一髪ですり抜けるといった演出もあり，出だしからクライマックスだ。

　ステージの途中でエレメント・ドラゴンを降り，そこからはカイとコールを操作する。ほかのレゴシリーズと同しく，ボタン一つで操作キャラクターが切り替えられる。カイとコールでは使える技などが異なっているので，状況に応じて適宜切り替えながら進んでいく。


　一部の壁は駆け上がることができ，いかにも忍者といった動きも可能だ。また，ステージに散らばったレゴを集めてジャンプ台を作るなど，シリーズではお約束の要素もしっかりと用意されている。


　ビルの屋上からワイヤーを伝って別の建物の上に降り立ったかと思えば，一気に壁を駆け登り別の建物の屋上に出たりなど，ステージ構成は立体的。また，浮遊している敵を踏み台にして別のビルに飛び移るといったアクションも可能で，まさに縦横無尽に暴れ回れる。
　今回は試せなかったが，カイのファイヤーロボなども登場していたので，ロボットに乗って戦うといったシチュエーションもありそうだ。

　本作の開発元であるTT GamesのTim Wileman氏によれば，今回プレイできたのは映画にも登場するステージだが，それ以外にも，さまざまなシチュエーションのステージが用意されているという。また，タイトル名に“ムービー ザ・ゲーム”と入ってはいるが，テレビシリーズの要素も盛り込んであり，登場キャラクターは100を超えるとのことだ。

　映画の公開が9月末に控えているため，まだ明かされた情報は少ないが，映画が公開されれば，さらに詳しい内容が明らかになるはずだ。

TT GamesのTim Wileman氏。「とにかくゲームのボリュームがすごいので，期待してほしい」と語っていた