「Firewatch」のCampo Santoが新作アドベンチャー「In the Valley of Gods」を発表

　「Firewatch」で戦列デビューを果たしたデベロッパCampo Santoが，新作アドベンチャー「In the Valley of Gods」の制作を「The Game Awards 2017」で発表し，トレイラーを公開した。発売は，2019年が予定されている。

「In the Valley of Gods」公式サイト

　本作は，映画「インディ・ジョーンズ」シリーズや「ハムナプトラ」シリーズなどと同じく，「冒険家」が世界中の奥地へ足を伸ばしていた古き良き1920年代が舞台になる。主人公は冒険家で，自分の冒険をドキュメンタリー映画にして大成功することを夢みる黒人女性のラシーダ（Rashida）だ。しかしその望みはかなわず，腐っていた。
　そんなとき，彼女の元にエジプト探検の話が舞い込んでくる。これが最後のチャンスということで，二度と一緒に仕事をしないと決めていた元相棒のゾラ（Zora）を口説き落とし，2人は砂漠を越え，未知の遺跡を探し求めていくことになる。


　ゲームは「Firewatch」と同様，一人称視点で進み，2人の女性の友情と絆にスポットライトが当てられた，まるで小説のような濃密なストーリーが楽しめるという。
　公開されたトレイラーでは，しばしばカメラが入った革のバッグが登場するが，撮影したフィルムをつなげて映画を作るといったギミックが存在するのかもしれない。


　Steamのプロダクトページもすでに公開されている本作だが，リリースは1年以上先。Campo Santoはわずか12人のスタッフしかいないスタジオなのでそれも仕方ないところだろう。なお，プロダクトページにはコントローラをサポートすると記載されているので，コンシューマ機での展開にも期待したい。