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バレンツ海を舞台にした釣りゲーム「Fishing: Barents Sea」が2018年2月7日にリリース。20年分の気象データまでを収めたリアルな環境でトロール漁業を楽しもう
「Fishing: Barents Sea」公式サイト
釣りとはいっても,竿を垂らしてのんびりプレイするようなものではなく,北極海の南に広がるバレンツ海の荒波を乗り越えてトロール漁業に従事するというシミュレーションだ。
開発を担当したノルウェーのMisc Gamesは,4年以上の歳月を費やして制作を進めてきたというだけあり,過去20年間の気象データを網羅して,天候や季節の移り変わりをリアルに再現しているという。冬のバレンツ海の静寂な夜にオーロラを堪能したり,吹雪で海が荒れ,トロール船が木の葉のように漂ったりなど,美しくも過酷な漁が体験できそうだ。
パブで船員を雇ったり,銀行にローンを申し込んだり,船の修理やアップグレードを行ったりと,漁業以外にもさまざまな要素も含まれている。
「Unreal Engine 4」が描き出す海面や波,降雨の表現もハイレベルで,魚群探知機や気象レーダー,そしてトロール船を含む数々の漁業機具はすべて実在のメーカーからライセンスを取得しているとのこと。特定の魚を獲りすぎると,その魚をエサにしていた(もしくはエサになっていた)ほかの種類の魚の行動パターンが変化するなど,魚にさえ思考ルーチンが用意されているという。
Steamの公式プロダクトページによれば,はインタフェースとテキストが日本語化されており,日本のプレイヤーでも楽しめそうだ。「Farming Simulator」で農業シミュレーションが静かな流行になっているだけに,この本格的な漁業ゲームもマニアの好奇心をくすぐり,それなりの脚光を浴びるかもしれない。
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Fishing: Barents Sea
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2017 Copyright - Misc Games AS