「Farming Simulator 19」がリリース。人気農業シムシリーズの最新作で大規模農業を堪能しよう

　Focus Home InteractiveとGIANTS Softwareは，「Farming Simulator」シリーズの最新作となる「Farming Simulator 19」を発売し，ローンチトレイラーを公開した。

「Farming Simulator 19」公式サイト

　もはや二ッチジャンルとは呼べなくなってきた農業シムだが，その立役者が「Farming Simulator」シリーズであることは間違いないだろう。この最新作でも，フェントやヴァルトラ，ケースIH，チャレンジャーなど，おなじみのメーカーに加え，本作で新たにライセンスを取得したジョン・ディアとコマツを含めて300種類以上の農業機械が登場する。プレイヤーは，アメリカやヨーロッパの広大な耕地を舞台に，こうした農業機械を使って麦やトウモロコシ，綿花などを栽培できるほか牧畜や林業も行える。


　制約が少なくゲームオーバーになりにくいため，自由で，まったりとしたプレイが特徴のシリーズだが，土作りや肥料まき，さらに除草剤の散布など，やるべきことはしっかりと行わなければならない。今回は，馬に乗ったりペットのイヌを連れて自分の農園を散策できるようになっており，グラフィックスエンジンの強化により，木洩れ日や揺れる麦穂など，美しい農場の光景を満喫できるはずだ。最大16人の共同作業にも対応しているので，仲間と一緒に農業ビジネスを行っていくのも楽しそうだ。


　インタフェースは日本語に対応しており，新しい農業機械が使える公式MODなどもアナウンスされている。コントローラの設定などに難があるようだが，アップデートによる改善を期待したいところ。日本ではあまり見かけないような巨大な農耕機器を使った大規模農業を体験したい人は，さっそくゲーム世界に飛び込んでみよう。