プレイレポート
【PR】放置するほど強くなる!「放置三国」の基本システムを理解してゲームを効率的に進めよう
CTWの新作ゲーム「放置三国」の正式サービスが,2018年2月26日にYahoo! Japanが運営するゲームプラス,およびCTW公式サイトで始まった。
本作は,いわゆる“三国時代”を舞台に,三国志演義に登場するお馴染みの武将や美女を育成しながら数々のバトルコンテンツに挑戦していくゲームだ。バトルをはじめとする各コンテンツは,オートでの進行が基本となり,タイトルどおり“放置”で経験値や強化に必要なお金を稼げるのが最大の特徴となっている。インパクトのある潔いタイトルだなと感じる人も多いと思うが,名がそのままゲーム性を表しているのだ。
一方,本作のスクリーンショットだけを見ると,グラフィックスはやや地味な印象を持つかもしれない。しかし,画面上ではキャラクター達は常に戦っていてとにかく賑やかだ。HTML5が使われていることもあってか,ゲーム中の動きには躍動感があり,スキルを多用するバトルもド派手な演出で楽しませてくれる。
スマホ向けのユーザーインタフェースになっているため,PCブラウザでプレイすると縦長の画面に最初は違和感をおぼえるかもしれないが,操作性は良く,ストレスを感じずにプレイできるはずだ。
というわけで,本稿では実際にプレイして得た情報から,本作の基本システムを中心に紹介しよう。
「放置三国」公式サイト
ステージを進めて“放置”の効率をアップさせよう
“放置”がキーワードとなっている本作には,ブラウザゲームやスマートフォンアプリによくあるスタミナの概念がなく,キャラクター達は自動で常に戦い続け,プレイヤーのレベルを上げる経験値と強化に使う「銅銭」を稼いでくれる。スタミナがもったいないから,満タンになる前にログインして消費しよう……なんてことも考える必要がないので,自分の生活に沿ったプレイスタイルで遊べるのは大きな利点だ。
ログアウトしていても,経験値と銅銭は時間ごとの獲得量分きっちりと増えていく。PCとスマートフォンのどちらでも同じデータで遊べるので,仕事の合間や移動中のちょっと空いた時間にログインして,貯まったお金で強化を行うのが理想的な遊び方になるだろう。
ゲームの流れは前述のとおり,放置で貯まったお金を使ってキャラクターの育成を行い,どんどん強くなる「戦役BOSS」を倒してステージを進めていくという形だ。新しいステージに到達することで,時間ごとの獲得量が増えていくので,より効率的に“放置”できる。また,プレイヤーのレベルが上がると,段階的にさまざまなコンテンツが開放されていくので,それらのコンテンツを活用して育成素材を集めていけば,育成もさらに捗る仕組みだ。
なお本作は,ローンチの時点でも相当な数のコンテンツが実装されている。そのため,何をすればいいのか迷いそうになるが,ゲーム内ではチュートリアル以降もナビゲーションとして,挑戦可能なコンテンツに赤い印が付いており,今どのコンテンツを遊べるのかが分かりやすくなっている。
コンテンツの多くは挑戦回数などに制限があるが,それだけに報酬には期待できる。本作におけるプレイヤーが頑張る(=操作する)要素は,これらへの挑戦が主になるだろう。
・戦役
「戦役」は,育成に欠かせないアイテムを集めるために繰り返しプレイすることになる。入手できる素材はカテゴリー分けされており,また敵の強さが異なる難度も用意されている。一度クリアした難度では,「掃討」ボタンを押すことでバトル演出をスキップして素材だけを入手可能だ。効率良く素材を集められるので,ゲームインしたならまっ先にプレイしたい。
・列伝戦役
「列伝戦役」では,三国志演義に登場する武将達とバトルをすることになる。1日5回までの回数制限はあるが,クリア済みのステージに再挑戦でき,そのたびに貴重な「黄金」が手に入る。本作の有料要素である黄金は,なにかと使い道が多いので,毎日欠かさずプレイして集めよう。
・世界BOSS
強力な敵を仲間と協力して倒す,いわゆるレイド戦だ。クリアすると,ランダムで高ランクである“橙色”装備の破片が手に入る「橙色装備破片箱」や精錬石などがもらえる。挑戦回数が1時間に1増えるので,回復したらできるだけ参加して装備を集めたいところだ。
育成を進めて部隊の強さを示す「戦闘力」を上げていく
ゲームプレイの指針となるのは,先にも述べたステージの進行具合とプレイヤーのレベル,そして編成した部隊の強さをトータルで表した「戦闘力」という数値だ。
ゲームを始めて間もない頃は5000にも満たない戦闘力だが,育成を進めていくとこれが10万,100万と気持ち良いくらいに上がっていき,バトルでもダメージ表記が段違いに伸びていく。上位のプレイヤーだと1000万を軽く超えており,その強さがどこまで伸びるのか計り知れない。
そんな戦闘力を上げるポイントとなるのは,「武将」と「装備」の収集と強化,部隊の「編成」である。ここでは,それぞれの要素を細かく解説していこう。
○武将
武将は,各コンテンツで「武将の破片」を一定数集めたり,召集(ガチャ)を行ったりして集めていく。武将によって,攻撃力や防御力といったステータス,自動で発動するスキルの効果が異なるが,基本的にレアリティ(★の数)が高いほど能力も高い。最初のうちは,編成から外せない主人公キャラを中心に,レアリティの高い武将を育成していくのが基本だろうか。
キャラクターのレベルはバトルに参加させただけでは上がらず,武将画面から育成を行う必要がある。銅銭のほか「経験丹」が必要になるのだが,経験丹は数が少ないので利用は計画的に行おう。なお,このキャラクターレベルはプレイヤーレベルが上限になっている。
レベル以外にも,特定のアイテムを集めて能力を高める「覚醒」や,同じ武将を重ねて強化する「進化」など,育成の幅は広い。ほかにも「突破」「命星」「強化」といった育成要素があり,それぞれ異なった素材が必要だ。キャラクターを強化していくには,各種コンテンツを何度もプレイする必要があるだろう。
また,こうした強化時には,放置で入手する銅銭も大量に必要になるため,普通にプレイしていると常に銅銭不足になると思われる。もちろん,待ち時間なしで育成したいなら,黄金を使って強引に進めることも可能だ。しかし,有料要素は,ほかに有用なサービスがあるので悩ましいところ。まずは普通に遊んでの感触を確かめて,もっと遊びたい,もっとお得なサービスを受けたいと思ったら,改めて考えてみると良いだろう。
○装備
各キャラクターは,剣や鎧など全6か所にアイテムを装備できる。装備品は高ランクの物から「橙」「紫」「青」「緑」と枠やアイテム名などに色が設定されており,当然ランクが高いほど性能が良くなる。装備品の収集は,ゲーム序盤だとコンテンツの「個人戦役」「世界BOSS」「過関斬将」で破片を集めて合成して入手することになるだろう。
装備品もキャラクター同様に育成の対象で,「強化/精錬/装着」が行える。キャラクターの育成と流れは同様だが,どちらかというと装備品のほうが育成のハードルが低く,戦闘力を伸ばしやすいだろう。というのも,装備品のレベルを上げる強化に必要な素材が,放置で得られる銅銭だけで手軽に行えるためだ。
また,高ランクの装備が手に入れば,それまで使っていた装備は使わなくなってしまうわけだが,それらの装備を「分解」すると,育成に使った銅貨や精錬石が返ってくる。つまり,それまでに費やした素材が無駄にならないのだ。
さらに本作には,装備の強化状況に応じて与ダメージアップ/被ダメージダウンの効果が上昇する「強化大師」というボーナスがある。そのため,一部の高ランクの装備品にだけ素材を集中させるのではなく,分解を前提に6か所の装備を平均的に強化して,大きな戦闘力ボーナスを狙うことをオススメしたい。
○編成
プレイヤーレベルに応じて段階的に編成できるメンバーが増え,最終的には6人と,「支援」としてさらに6人をバトルメンバーに参加させることができる。
バトルに参加する6人については,ステータスが戦闘力に加算されることもあって,基本的にはレアリティが高くて育成が進んだ武将を入れるべきだろう。ただ,本作はオート戦闘でピンポイントで特定の敵を狙うことができない。そのため,優先的にダメージを与えたい敵に対しては,範囲攻撃スキルを持つ武将が便利だ。また,回復が行える武将がいると安定した戦いが行えるケースもある。育成の前にスキルの効果は必ずチェックしたい。
支援の6人は,直接バトルに参加しないし,ステータスも戦闘力に加算されない。では,なぜ編成する必要があるのかというと,武将の組み合わせによってステータスがアップする「宿命」を解禁させるために活用できるからだ。
たとえば,蜀の有名武将である趙雲の場合,支援を含めた12名のメンバーの中に同じ蜀の劉備がいると「忠実護衛」という宿命が発動して防御力がアップする。同じように関羽がいると「蜀之勇将」,張飛がいると「龍精虎猛」とそれぞれの宿命が発動して攻撃力が倍増する仕組みだ。ただし,劉備側でみると,趙雲を入れても宿命が発動せず,魏の曹操との宿命があったりするので,編成はかなり頭を悩ませる要素になりそう。
ちなみに,ほとんどが三国志演義に基づいた宿命なので,三国志好きならいろいろと妄想しながら編成してみるのも楽しいはず。戦闘力は大きな指針ではあるが,それよりも自分の考えた最良の布陣を追求するほうが,三国志のゲームとしては正しい姿かもしれない。
ストーリー要素などはとくになく,キャラクターの育成とバトル,この2つの要素を強く意識して制作された感のある「放置三国」。
ひたすら強さを求めてバトルを行うというシンプルかつ潔いゲーム内容で,膨大なコンテンツ群をこつこつプレイしていけば,その分だけ着実に戦闘力が伸びていく。武将のコレクション要素など,この手のゲームではお馴染みのやり込み要素のほか,ほかのプレイヤーとランキングで競うコンテンツもあるので,放置ではなくアクティブに遊ぶことでも,別の面白みを見出せそうな作品だ。
お手軽だけど,プレイを重ねるごとに遊びの幅が広がる「放置三国」の世界。まずは“放置”から始めてみよう。
「放置三国」公式サイト
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