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【PR】死神稼業を始めてみませんか? Steamで人気のストラテジー型パズルゲーム,「Death Coming」スマホ版プレイレポート
“死”は誰にでも等しく訪れる運命の糸。だが,そんな誰しもに持ち受ける運命を“操作”し,自由に死を引き起こせるとしたら……?
元々はSteamで配信され,“プレイヤーが死神になる”という独創的かつユニークなゲーム性で非常に高い評価を得ている「Death Coming」。そのスマートフォン(iOS)版がリリースされたので,プレイインプレッションを交えつつ,どういったゲームなのかを紹介していこう。
「Death Coming」ダウンロードページ
「Death Coming」Steam ストアページ
※本記事は開発バージョンをもとに制作しているため,正式版とは仕様やテキストが異なる場合があります。
落下,交通事故,衝突,感電……
多彩な死をあなたの手でプロデュース!
突如死を迎えた主人公が,あの世で出会った死神の代役として再び世界へ舞い戻ることとなる。そんな彼に下された使命は,人々をさまざまな要因で死なせていくこと。
ざっくりと本作の内容を説明すると,ストラテジー要素のあるパズルゲームだ。多彩なトラップを発動させて人々を事故死に導き,その魂を集めていくことが目的となる。ただし死神の代役を務める主人公は,あくまで自ら直接手を下すことはできない。意図的に不運を重ねてターゲットの人間を死に至らしめるのだ。
ステージには,「鉢植え」「マンホール」「信号機」といったなんの変哲もないオブジェクトが存在するが,死神はこれらを“危険物”として操作し,凶器とする。操作できる危険物はタップすると赤くハイライトで表示され,再びタップするとアクションを引き起こせる。
たとえば鉢植えなら真下へと落下し,マンホールなら蓋が開き,信号機なら赤から青へと変わるといった具合だ。いずれも通行人がいるタイミングでアクションを起こせばその命を奪える。簡単でしょう?
画面の右上には「金」「銀」「銅」のトロフィーと,それぞれの到達に必要な魂の数が表示されている。銅の条件を満たす数の魂を集めればステージの突破は可能で,銀以上はいわゆるやり込み要素という位置付けだ。
なお,短時間で連続して魂を集める「連続キル」や,一度に複数の魂を集める「コンボ」などを成功させると,ボーナススコアも獲得できる。後述する「ライフ」や「重要NPC」といった要素もさらなるスコアの獲得につながっており,遊び応えも十分だ。
死にづらい運命にある「重要NPC」
各ステージには3人の「重要NPC」が存在しており,彼らの魂を獲得できればボーナススコア獲得となる。彼らの居場所は画面右上のアイコンをタップすることで確認できるが,簡単には死んでくれない。死へと誘うには頭を捻る必要がある。
重要NPCの魂を奪うにはどうすればいいか。その一例を紹介しよう。
ステージ1にはプールが存在し,その上空には切れかけの電線がある。この電線のアクションを起こせばプールに入っている人間を感電死させられるが,重要NPCの1人はプールサイドでパラソルを広げて横になっており,このままでは彼を巻き込んで感電死へと至らせることは不可能だ。
そのためまずはパラソルのアクションを起こし,パラソルを閉じよう。すると日差しに耐えられなくなった重要NPCはプールに入る。あとは電線のアクションを起こせば,重要NPCごとプール利用者たちの魂を一挙に収穫できるわけだ。
今回紹介した例はステージ1ということもあり,解くのが非常に簡単な部類だが,重要NPCの魂は,ピタゴラスイッチ的な謎解きを行うことで獲得できる仕組みとなっている。危険物は使い切りのケースが多いので,入念な下調べからスタートするのがスコアを稼ぐ秘訣だ。
死神の天敵「天使」
死神としてやりたい放題できるゲーム……と思うかもしれないが,そんな死神にも天敵ともいえる存在「天使」がいる。魂を集めすぎると天使がステージ内を飛び回り,監視の目を光らせるようになるのだ。もし危険物のアクションを起こそうとしたとき,天使に見つかってしまうと死神のライフが減少してしまう。このライフがゼロになるとゲームオーバーを迎えるのだ。
天使の視線は緑色で表示されているので,この視線を掻い潜りながら魂を集めて行かなくてはならない。場合によっては複数の天使が出現することもあり,難度が格段に上昇する。
ちなみに天使を撃退する手段はない。死神の仕事も命がけだ。
危険物探しとその使いどき
思わず夢中になる手探り感
危険物の種類は非常に多く,ステージ固有のものも複数ある。しかしゲーム中ではどれが使える危険物なのかはアナウンスされることがないので,ゲーム開始直後はまずこの危険物を探すところから始めるのが鉄則だ。死神の仕事は下調べから始まるのである。
画面右下のアイコンをタップすると,マップに存在する危険物の見た目を一覧で確認できる。それぞれがどこにあるか,までは分からないが,探すさいのヒントになるのでしっかりと活用していこう。
鉢植えや看板は落下物,自販機や木箱は倒して人を下敷きにできるといった具合に,大体の危険物は使い方が直感的に分かるが,中には見当もつかないオブジェクトがある。実際に使ってみないと効果が不明なうえに,危険物の多くは使い切りなので,浪費してしまうこともあるだろう。反対に思わぬ方向で魂をがっつりと集める結果を生み,(死神にとっては)嬉しいハプニングにつながるかもしれない。
また危険物には,即時に効果を発揮するものから,多少のタイムラグを必要とするものもある。多くの通行人はマップ内をせわしなく動いているので,タイミングを見極めて死へと誘いたい。
自分なりの攻略法を編み出し,ピタりとハマったときの爽快感は格別の味だ。ゲームプレイに“詰み”要素はないので,死神としてあらゆる手を尽くしてみるのも面白い。
シンプルでいて突き詰めればどこまでも深い
万人にオススメしたい秀逸パズル
目的は一定数の魂を集めることだが,そこに至るまでの手順や方法は自由だ。細密に描かれたグラフィックスや,特徴的でセンスのあるセリフ回しなども,こだわりが感じられる「Death Coming」。カジュアルに楽しめるだけでなく,全キルを狙ったパーフェクトプレイや,全危険物のコンプリートなど,やり込み派も納得の歯応えある内容に仕上がっている。
「Death Coming」は,今年のSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)でGamer's Voice Awards(ゲーマーズ・ボイス・アワード)を獲得した実績があり,Steam版の評価からみてもその面白さには疑いの余地がない。ややゴアな表現が苦手な人もいるかもしれないが,ただの残虐なゲームではなく,パズルゲームとして奥深い一作なので,ぜひスマホ(iOS)でも楽しめるようになったこの機会に,購入を検討してみてほしい。
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