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「ポケモンクエスト」プレイレポート。“しかくい”ポケモンを仲間にして,カクコロ島に眠る“おたから”を探せ
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印刷2018/05/31 19:58

プレイレポート

「ポケモンクエスト」プレイレポート。“しかくい”ポケモンを仲間にして,カクコロ島に眠る“おたから”を探せ

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「ポケモンクエスト」プレイレポート。“しかくい”ポケモンを仲間にして,カクコロ島に眠る“おたから”を探せ
 2018年5月30日に発表されたポケモンシリーズの新作「ポケモンクエスト」Nintendo Switch / iOS / Android)。基本プレイ無料のダウンロードタイトルで,Nintendo Switch版は発表直後に配信開始となった。
 プレイヤーの目的は“しかくい”ポケモン(ポクセル)達とともに「カクコロ島」に眠る“おたから”を探すことで,タッチ操作で完結するシンプルな操作性が特徴とされている。
 さっそく本作を触ってみたので,プレイレポートをお届けしよう。

最初は5匹のポケモンから1匹を選び,仲間にする。「フシギダネ」「ヒトカゲ」「ゼニガメ」のお馴染みの3匹に加え,「ピカチュウ」「イーブイ」が選択可能
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 本作の基本的な流れは,カクコロ島にいる“しかくい”ポケモン達を仲間にして,ベースキャンプを拠点に島の各エリアを探検し,おたからを探すというもの。3匹のポケモンでチームを作り,野生のポケモンとバトルをしながら島を探検していく。
 探検はエリアに出現する野生のポケモンとバトルをすることで進行する。野生のポケモンの出現は「WAVE」と呼ばれ,そのWAVEに出現するポケモンを倒すと,次のWAVEに進み,最後にボスとなる“とても強そうなポケモン”が現れる。これを倒せば1回の探検が終了だ。
 なお,探検には「バッテリー」が必要で,初期状態で最大5まで溜められる。使用したバッテリーは30分で1ずつ回復する。

探検は基本的に自動で進行
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 探検は基本的に自動で進み,プレイヤーはポケモンに“わざ”の使用や,回避を指示できる。“わざ”によって効果や範囲など使い勝手が違うので,例えば,敵に囲まれたときは広範囲にダメージを与える「10まんボルト」を使うといった,状況に合わせたチョイスが必要になる。“わざ”にはクールタイムがあるものの,数秒で再使用が可能になる程度なので,ほどよい忙しさで指示を出すことになるだろう。

 “わざ”の使用をポケモンに任せる“AUTO”ボタンがあり,探検を全自動で進めることも可能だが,基本的には自分で指示したほうが強い。
 複数の“わざ”を覚えているポケモンの場合,AUTOでは効果の薄い“わざ”を選択することもあるので,“とても強そうなポケモン”と戦うといった場合は,自分で状況に見合った“わざ”を選んでいきたい。すでにクリア済みの場所を周回プレイする場合などはAUTOを利用しても大丈夫だ。“しかくい”ポケモン達が一生懸命わちゃわちゃと戦う姿がじっくり見られるので,癒される。

探検に成功すると報酬が得られる
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 ポケモンは探検することで経験値を得てレベルが上がっていく。レベルが上がると「HP(体力)」と「ATK(攻撃力)」が上がるほか,「Pストーン」と呼ばれる強化アイテムを装着する「Pチャーム」のスロットが開放される。
 Pストーンは探検中に発見できる。上昇するステータスに差があり,稀に「移動速度アップ」などの効果を持ったものが手に入るため,より強力なPストーンを求めて探検したくなる。

左の石板みたいなのがPチャーム,右にあるPストーンをドラッグアンドドロップして装着する
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 「ポケットモンスター」シリーズでは,モンスターボールを投げつけてポケモンを捕まえていたが,本作では料理を作って集まってきたポケモンを仲間にする方法が取られている。料理にはいくつか種類があり,ポケモンの集まりやすさが変わるようだ。
 料理にはレシピが用意されており,探検で入手した材料の組み合わせによってできるものが変わるので,いろいろ試してみると良いだろう。
 仲間になるポケモンには個体差もあるようなので,より強いポケモンを探し求める遊び方もできそうだ。

料理が完成
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すると,ポケモンが走ってやってくる。特にモンスターボールを投げるわけでもなく,ガーディが仲間になった
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モンスターボールを投げつけないが,探検でやられてしまったポケモンはモンスターボールに入って回復する。一定時間で戦線復帰だ
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フレンドリィショップ
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 最後に本作の「フレンドリィショップ」について紹介しよう。「ポケットモンスター」シリーズではモンスターボールなどを販売しているフレンドリィショップだが,「ポケモンクエスト」ではアイテムを販売せず,会員制のサービス(無料)を提供し,毎日「FSギフト券」を配布している。
 「FSギフト券」はベースキャンプを飾る「もようがえグッズ」との交換や「ポケモンボックス」「ストーンボックス」の拡張,バッテリーの回復,調理時間の短縮などに使用できる。ちなみに「FSギフト券」は1日1回の配布以外だと,現状,クエストを達成して報酬としてもらうか,追加コンテンツのおまけで手に入れるしかない。
 1日の配布量は50枚だが,追加コンテンツの「探検パック」「スーパー探検パック」「ハイパー探検パック」を購入すると増えるとのことだ。探検をグイグイ進めたいなら購入を検討してみるといいだろう。

ベースキャンプ
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 タッチパネルのシンプルで直感的な操作方法に特化したUIが採用されており,スムーズにプレイできる。一方のJoy-Conでの操作はカーソルをアナログスティックで動かしてボタンを押す方式のため,押したいボタンによっては若干手間がかかる場合もあった。バトル時は「L/R」でポケモンを選択し,「X/Y」で“わざ”を繰り出せるため,問題はあまりないのだが,やはり直感的に動かせるタッチ操作を個人的にはオススメしたい。

 全体的に本作は,スマートフォン向けの基本プレイ無料タイトルの雰囲気を強く感じた。シンプルで直感的な操作で手軽に遊べる一方で,Pストーンの収集や,より強いポケモンを探し求める,コアな楽しみ方もできそうだ。“しかくい”ポケモンのちょっと不思議な可愛さも魅力で,「マルマイン」「タマタマ」など“丸っこさ”がアイデンティティの1つであるポケモンも,容赦なく“しかくい”のも面白い。
 今回のNintendo Switch版に続き,6月末にはiOS / Android版もリリース予定なので,ぜひ遊んでみてほしい。

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