［TGS 2018］発売日が12月13日に決定＆Limited Editionが同時発売。「ダイダロス：ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ」ステージレポート

　アークシステムワークスは2018年9月20日，推理アドベンチャー「ダイダロス：ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ」（PC / PS4 / Nintendo Switch）の紹介ステージを，東京ゲームショウ2018の同社ブースで実施した。本作は，推理アドベンチャー「探偵 神宮寺三郎」シリーズの“新章”に位置づけられた最新作だ。ステージでは，そんな本作に登場するキャラクターやストーリーなど，さまざまな新情報が発表された。

　ステージには，本作のプロデューサーである金子宝巨氏と，プロジェクトディレクターの眞名井はるか氏が登壇し，ゲームの解説を行った。

プロデューサーの金子宝巨氏（左）と，プロジェクトディレクターの眞名井はるか氏（右）

　まず公開されたのは，本作のオープニング映像だ。映像には，どこか悲しげな雰囲気をたたえた青年時代の神宮寺三郎と，その祖父である神宮寺京介の姿が映し出されている。


　本作のストーリーは，ニューヨークで探偵業を営む京介が殺害された事件から始まる。三郎は事件の1か月後に渡米し，祖父の死の裏に隠された真実を追うことになる。
　眞名井氏いわく，本作のコンセプトは「神宮寺三郎の思考の体現」であり，彼がいかにして後に新宿で名を馳せる“探偵・神宮寺三郎”となるのかが描かれるという。

　シナリオを手がけるのは，過去に「探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに」を担当した稲葉洋敬氏だ。これまでと毛色の違う作品となる本作だが，稲葉氏は「今までと違う神宮寺三郎であればぜひ書きたい」と，なかなか乗り気で執筆を引き受けてくれたそうだ。

　ここで，本作に登場するキャラクターと声優が明らかにされた。やはりシリーズの過去を描く作品だけあって，キャラクターの姿が全般的に若々しいのが印象的だ。また，性格やキャラクター同士の関係性も，以前までのシリーズとはかなり異なっている。


●神宮寺三郎（CV：中村悠一）
　ニューヨークで探偵業を営む神宮寺京介の孫。京介の死をきっかけにアメリカへと向かい，祖父の死の裏に隠された真実を暴こうとする。

●神宮寺京介（CV：小杉十郎太）
　三郎の祖父で，同じく探偵をしている。三郎にとっては憧れの存在。

●御苑洋子（CV：藤村 歩）
　海外留学でニューヨークに住む日本人学生。後に神宮寺三郎の唯一の助手となる女性だが，この時点では三郎に冷たく当たっている。

●アビー（CV：小林愛香）
　神宮寺三郎の幼馴染で，三郎が渡米した際に再会する。姉御肌な性格で，現在は経済学専攻の大学生。密かに三郎に想いを寄せているようだが……？

左から，神宮寺三郎，御苑洋子，アビー

メインビジュアル

　また，本作の独自要素として背景が360度回転できることも明らかにされた。これがゲームにどう関わってくるのかは不明だが，事件を探る際には臨場感のある捜査が楽しめそうだ。金子氏によると，ニューヨークの町並みを再現するため，実際にニューヨークの各地を撮影したという。

PS4版のスクリーンショット

　ステージの最後には，発売日が2018年12月13日に決定したこと，および，Limited Edition（限定版）の発売が発表された。Limited Editionには「特製三方背BOX」や「オリジナルサウンドトラックCD」，「『夢の終わりに』20thメモリアル卓上カレンダー」，「設定資料」などが付属する予定だ。価格は，通常版が7549円，ダウンロード版が6990円，Limited Editionが1万584円（いずれも税込）となっている。早期購入特典としてオリジナルコースターも用意されているので，確実に手に入れたい人は早めに予約を済ませておこう。

「ダイダロス：ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ」公式サイト

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