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「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第14回。スカウト!世紀末ウォーズ,バラエティとタッグ/ボギータイム!,SHUFFLE×夜の帳とバトラーを語る

 Happy Elementsがサービス中のアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」のストーリーを紹介する記事の第14回は,「スカウト!世紀末ウォーズ」「バラエティとタッグ/ボギータイム!」「SHUFFLE×夜の帳とバトラー」の3本を取りあげる。

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 本記事では,“知っているとストーリーをより楽しめるポイント”の解説と,各イベントやスカウトの感想,考察をお届けする。記事内では詳細なネタバレは控えているが,できるだけ各ストーリーの読了後に読むのがおすすめだ。

ストーリー紹介連載のバックナンバーはコチラ

「あんさんぶるスターズ!!」公式サイト



ストーリーピックアップ
「スカウト!世紀末ウォーズ」

開催期間:2020年11月14日〜11月29日

――あらすじ――

 空手部の昇段試験を控え,自主トレの日々を送る南雲鉄虎。だが,その様子を見た春川 宙は複雑な表情を浮かべる。鉄虎を心配する宙や葵 ゆうたたちを見ていた大神晃牙は,鉄虎に【龍王戦】を申し込むことに。ルール無用の拳と拳で戦う幻のドリフェス,果たして勝負の行方は……。<全8話/シナリオ:西岡麻衣子(Happy Elements株式会社)>

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◆ストーリーのここをチェック!

【龍王戦】とは何か?

 本作の重要なキーワードとなる,夢ノ咲学院のドリフェス【龍王戦】についてあらためて説明しよう。ストーリー中で初めて【龍王戦】が登場したのは「!」のメインストーリー第一部序盤で起きた,鬼龍紅郎と大神晃牙の一騎打ちだ。このときの【龍王戦】は,南雲鉄虎が企画した【B1】ランク(生徒会非公認)のドリフェスだった。一対一の個人戦である“空手部の伝統的なドリフェス”は,殴る蹴るなどの暴力行為もOKで,ステージから落ちれば敗北という荒々しいルールだとも語られていた。だが,その後に公開された「!」の【スカウト!拳闘の四獣】にて,実は【龍王戦】はもっと歴史が浅いものであったことが明かされたのである。【龍王戦】は,紅郎たちが最上級生になる前の夢ノ咲学院で生まれたもので,蓮巳敬人が生徒会派閥である紅月の勝ち星を稼ぐために考案したドリフェスだ。つまり“空手部の伝統”という言い伝えは,あとから付け足されたフェイクだったのだ。

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「!」 【スカウト!拳闘の四獣】より

 「!」から今作【スカウト!世紀末ウォーズ】までを含めれば,【龍王戦】は3回開催されたことになる。1回目(「!」のメインストーリー第一部)は前述のとおり紅郎と晃牙が対戦し,2回目(【スカウト!拳闘の四獣】)では再び紅郎と晃牙が対決し,いったん勝ちを得た紅郎に鉄虎が挑戦する形となった。そして今回の【世紀末ウォーズ】では,鉄虎と晃牙が対決することになるのである。

【アイドルロワイヤル】などの影響について

 【世紀末ウォーズ】は,新章のメインストーリーで行われた【アイドルロワイヤル】から一週間後のストーリーだ。【世紀末ウォーズ】のなかで鉄虎や晃牙,登場人物たちがその騒動の影響について話すシーンがあったが,ここであらためて【アイドルロワイヤル】などの一連の騒動が,彼らの所属するユニットにどのような影響を与えたのかを整理しておきたい。

流星隊
 メインストーリー中盤にて,Crazy:Bから【アイドルロワイヤル】への出演依頼を受けるがスケジュールの関係でこれを断る。だが【アイドルロワイヤル】本番に,その際のやりとりを捏造した文章や映像などを使われ,流星隊はステージ上で天城燐音からバッシングを受けてしまう。しかし,その後の【MDM】前半戦終盤にて,流星隊は彼らなりの“文法”を使って“悪”を倒す。このときに見せた守沢千秋の“正義”と鉄虎のそれとの違いについてやりとりする場面は,ぜひおさえておきたい(参考:メインストーリー第四章「大戦争」,第五章「一番星」)。

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メインストーリー第五章「一番星」より

UNDEAD
 メインストーリー第二章にて,真夜中に行われたUNDEADのライブ。この本番中,急遽ライブをやることになったとCrazy:Bが突然ステージに上がってくる。そこで大神晃牙が天城燐音にステージから蹴り落とされるなど,騒動を起こされてしまう(まさに【龍王戦】を思い出す展開だが,これにはある仕掛けがあったことがのちほど明かされる)。しかしその騒動をきっかけにUNDEADは話し合いを行い,結束を固めることになった。そして【MDM】前半戦,地下ステージでライブを行ったUNDEADは,Crazy:Bに手を差し伸べる形となる(参考:メインストーリー第二章「問題児」,第五章「一番星」)。

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メインストーリー第五章「一番星」より

2wink
 Crazy:Bが行った【アイドルロワイヤル】では,2winkは攻撃の対象とはされていなかったが,【世紀末ウォーズ】で葵 ゆうたが「同事務所のアイドルがやったことだから,何だか自分のことみたいに後味が悪い」と語っている。【アイドルロワイヤル】など一連の騒動がもたらした影響や2winkとCrazy:Bの関係性については,【召しませ/ナイトクラブ】で詳しく語られている。【ナイトクラブ】では,コズプロに所属することになって2winkとしての活動が順風満帆ではあるものの,ある種の不満を抱えている彼らの本音も聞くことができる。


◆筆者が選ぶ“心に残った言葉”とストーリー所感

 前述のとおり,夢ノ咲学院における【龍王戦】は決して長い歴史のあるものではない。「!」の【スカウト!拳闘の四獣】で,【龍王戦】には複雑な事情があったことが明らかになったが,我々読者にとっての【龍王戦】は,アイドルたちの――とくに空手部を語るうえでは決して欠かせない“儀式”であるように思う。

 【世紀末ウォーズ】で,南雲鉄虎は学院内で後輩を率いる立場となり,自分が怒ったり焦ったり落ち込んだりしたら,「自分の背中を見て付いて来てくれてるひとにもきっとそれが感染ってしまう」と感じていた。2回目の【龍王戦】のときにも鉄虎は,自分が追いかけていた先輩たちの頼もしい背中は,彼らが「そう見せていた」ことを理解したはずではあるが,自分自身がかつての先輩たちと同じ立場になることによって,その事実をより痛切に感じるようになったのかもしれない。

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 鉄虎は【拳闘の四獣】で【龍王戦】の真実を知ったとき,「自分は何も知らない子どもだった」「紅郎を傷つけたかも知れない」と自責の念にかられただろう。しかしあの儀式によって,紅郎もまた長年抱えてきた悔いを解消できたはずだ。そして,そんな彼らを限りなく近い立場で目撃していたのが大神晃牙である。ややこじつけかもしれないが,不死の意味を持つユニットに所属する晃牙が,(名前だけは残っているとはいえ)いったんは幕を閉じた【龍王戦】を「蘇らせた」ことは,とてつもなく“エモい”展開ではないだろうか。

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 【世紀末ウォーズ】の感慨深い点はまだある。その1つは,今回の【龍王戦】のゴングを鳴らしたのが葵 ゆうたであるところだ。2回目のその役目は,ゆうたの兄である葵 ひなたが担ったことを覚えている人も多いだろう。また,【龍王戦】は生徒会非公認のドリフェスとされていたが,2回目の【龍王戦】が開催されるにあたり生徒会所属の蓮巳敬人は,同時刻に大規模なドリフェスを企画・実行していた。立場上,【龍王戦】の開催を看過できなかった敬人は,そうやって紅郎たちの行動を“見逃した”のだ。そして今回の【龍王戦】でのその役目は,生徒会長となった衣更真緒が担うことになり,「(企画を承認するための)判子を出しっぱなしにして生徒会室を空ける」という行動に出たのである。敬人と真緒,この2人の情の深さを感じさせるエピソードだ。

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 そして“新時代”のストーリーらしさを感じたのが,これを見守る1人に春川 宙が加わっていたところだ。彼の所属するSwitchは「人々を幸せにする」ユニットだが,その魔法はただ幸せを与えるというより,人が本来持っている幸福のかけらや,そのきっかけに気づかせる“スイッチ”だと筆者は捉えている。今作はおそらく【踏み出す行き先/ネクストドア】と同じころのストーリーだと思うが,あのとき先輩たちとあらためて“一歩を踏み出した”宙が,まだ幼いながらも魔法使いとしての役目を果たそうとしている姿に,じんわりと胸が熱くなった。

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 鉄虎が憧れた紅郎も千秋も,はじめから「大将」「隊長」だったわけではないし,彼らはずっと1人ではなく,頼もしい仲間を得て成長してきた。だから鉄虎も晃牙も周りの仲間たちもまた,先輩たちと同じように強くなっていくのだろう。そうしていつか,目指していた背中を超える日が来るのかもしれない。

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ストーリーピックアップ
「バラエティとタッグ/ボギータイム!」

開催期間:2020年11月15日〜11月24日(Basic)
     2020年11月15日〜11月23日(Music)


――あらすじ――

 復活を果たしたかつてのバラエティ番組「ボギータイム」に出演することになったEdenとRa*bits。それぞれのユニットメンバーをシャッフルして2人1組でチームを組み,数日間にわたる共同生活を送りながら,指令を達成したりミニゲームで戦ったりすることになる。七種 茨はもともとバラエティが嫌いで不機嫌な様子だったが,タッグの相手である紫之 創と過ごすうちに,少しずつ変化を見せていく。<全30話/シナリオ:日日日>

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◆ストーリーのここをチェック!

読んでおきたいこれまでのストーリー

 ここでは,【バラエティとタッグ/ボギータイム!】に登場したキーワードや,流れを理解する手助けとなるストーリーを紹介しよう。今回は新章のストーリーが主となる(新章もだいぶ物語が蓄積されてきたなと感慨深い)。

【軋轢◆内なるコンクエスト】

 今年度の春,事務所に仲違いの戦略を立てられたAdamとEveについて語られている。今作【ボギータイム】の序盤で,「Edenは【コンクエスト】と【MDM】を乗り越えたES最強の存在」と七種 茨が語っているとおり,時系列的には【コンクエスト】→メインストーリー(【MDM】)という順番になっている。また【ボギータイム】にも出てくる乱 凪砂の“神モード”とは,彼が周囲を欺くために威圧的な態度を取ることを指すのだが,「!」の初登場のころに比べると,凪砂が徐々に人間らしくなっている様子を感じられるだろう。

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【軋轢◆内なるコンクエスト】より

【再開*成長見せてハイタッチ!】

 夢ノ咲学院卒業後,大学進学によってアイドル活動を休止していた仁兎なずなの復帰ライブについて語られている。Ra*bitsは同い年の3人+年上のなずなで構成されたユニットのため,とくに昨年度は「に〜ちゃん」と慕われたなずながリーダーとして指揮を執る(というか実際リーダーだったのだが)場面が多かった。だが【ハイタッチ】では,激動の1年をとおして年下の3人が強く成長した姿が頼もしく映った。ちなみに,紫之 創の「美少女先輩」はこれまでもいくつかのストーリーに出てきているが,その呼び方は【ハイタッチ】のころからと見られる。

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【再開*成長見せてハイタッチ!】より

【新参!目覚めの暗夜行路】

 乱 凪砂の養父であり,七種 茨の血縁者でもある“ゴッドファーザー”。彼についてはEdenがフィーチャーされたいくつかのストーリー(「!」のメインストーリー第二部第三部ほか。漣 ジュンと佐賀美 陣の関係性も描かれるためこちらも必読)で語られてきたが,そのゴッドファーザー亡きあと,“後継者”を名乗る人物として現れたのがGFKなる存在であった。悪徳プロデューサーのGFKは,【暗夜行路】でDouble Faceによって“お仕置き”され,業界から姿を消すことになった。

「!」メインストーリー第一部

 【ボギータイム】の終盤で紫之 創が語るセリフの意味――Ra*bitsにとって最初の試練となったつらい体験は,「!」のメインストーリー第一部で語られている。筆者同様,「第39話」という話数まで覚えている人も少なくないのではないだろうか。

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「!」 メインストーリー第一部より

 そのほか,凪砂が日々樹 渉との臨時ユニットで参加した「JNLC(日本ネヴァーランド杯)」の話は【降臨!紡ぎ始めるネヴァーランド】,創がアイドルとしての自身の見られ方について考えるストーリーは【スカウト!お菓子の家】,茨が幼少期に軍事施設で過ごした様子については「!」の【スカウト!ギャング】などを参考にしてほしい。


各タッグについての紹介と筆者の所感

 【ボギータイム】では,EdenとRa*bitsのメンバーが番組内で2人1組のタッグチームを組む。EdenとRa*bitsというだけで「なるほどそう来ましたか……」と感じさせる珍しい組み合わせだが,各チームなかなか面白い感じだったので,それぞれの関係性について書いておきたい。

神さまチーム(乱 凪砂&天満 光)
 なんというか,最も“底が知れない”組み合わせである。両者ともあらゆる方面で極めてポテンシャルが高いものの,それを数値で表せないというか,彼ら自身ですら“自分の限界がどこまでなのか”を把握していないのではないか? と思わせる2人だ。彼らの本格的な絡みはおそらく本作が初だが,お互いに超絶マイペースながらも相手へのリスペクトが感じられ,見ていて非常に癒やされるチームだ。

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うさぎさんチーム(巴 日和&仁兎なずな)
 旧fineの一員だった巴 日和と,彼らとの対決で頂点から下りることになってしまったValkyrieの旧メンバーの仁兎なずなという組み合わせ。ややセンシティブな関係性ではあるが,なずなも今作で「敵ではあったが,巴や乱には恨みはそんなにない」と言っていたとおり,なんだかんだで和気あいあいと過ごしていたようでホッとした。ところで下記のシーンが見られるディレクターズカット版はまだですか……?

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ハイエナチーム(漣 ジュン&真白友也)
 今回の組み合わせを見たとき,このチームが一番まともそうだな……と思ってしまった(ほかが変だというわけではないのだが)。お互い周囲にものすごく気を配るタイプというか,何かをやらかしそうものなら,あとでけっこう気にしそうなタイプというか。ちなみにこの2人,友也は昨年度から夢ノ咲学院の演劇部に所属し,現在は舞台などでも活躍しており,ジュンは今年度にとある舞台の監督に見いだされて主演デビューを果たした(【スカウト!ケモノサバイバル】)という,“演劇つながり”がある。

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ヘビさんチーム(七種 茨&紫之 創)
 【ボギータイム】のストーリーでメインとなる2人。筆者としては最初,一番「真逆」な組み合わせだと思った。だからこそドラマが生まれるわけなのだが……。詳しくは次の項で語っていこう。


◆筆者が選ぶ“心に残った言葉”とストーリー所感

 今回のストーリーはバラエティ番組がテーマと聞き,読む前は「わちゃわちゃした楽しい話なのかな」と思っていた。しかし実際読んでみたところ,たしかに楽しいのは楽しいが,ものすごく深みのある感動ストーリーだったことに驚かされた。油断した……。ということで,どこでそんなに心を動かされたのかを,話の中心である七種 茨と紫之 創を軸に語っていきたい。

 このストーリーに登場するユニットは,EdenとRa*bits。メインで描かれるのは茨と創だが,彼らはキャラクターとして非常に対照的な存在といえるだろう。本作でも茨は,創に対して「愛らしい見た目と真面目なところ以外は,取り立てて評価すべきスキルも実績もない」「Ra*bitsとしての経歴もなくコズプロ系列の学校に入っていたら,おそらくは『特待生』にはなれなかったような目立たない存在」という印象を抱いていた。“褒められなれていない”創は,茨にとって非常にやりにくい相手だったようだ。

 筆者にとって非常に印象的だったシーンの1つが,創の「お弁当」である。守沢千秋から出された「かわいい彼女の作ったお弁当」というお題に対し,創が「パンの耳を詰めたお弁当」を作ったことに驚いた人も多いと思う。筆者もそうだった。だがこれは,創自身が「自分のこれまでの環境や人生を愛していること」の表れであり,「仲間に対してこのうえない信頼をおいていること」にほかならないのではないだろうか。そして,ひょっとしたらそれは,これまでの茨には“なかったもの”なのかもしれない。

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 創との数日間の同居生活は,茨を少しずつ変えていく。そうして茨は創に,なぜバラエティが嫌いで,ここのところずっと不機嫌だったのかという本当の理由を吐露する。茨はおそらく,我々が想像もつかないくらいの努力をずっと重ねてきた人だ。だからこそ,それがすべて無駄だと感じてしまったときの絶望は相当なものだったのだろう。この心情を受け,創は思いを新たにする。茨の気持ちは理解できるけれど,だからこそ,その屈託を消し,その世界に“大好き”を増やしてあげたい。それが,アイドルなのだからと。
 その後,創が勇気を出して茨に語った一連のセリフ――「誰にも認識されない舞台がどれだけ哀しくてつらいものなのか」「二度と泣かずに済むための方法」は,あまりにも素晴らしかった。ここでの創の言葉は本当に,多くの人の背中を押すことのできる名言だと思う。

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 創は「自分は清らかな天使じゃない」と言うが,茨が自分1人では出せなかった答えを知ることができたのは,創が導いてくれたからだと言っていい。彼のおかげで茨は,自分の“ホーム”であるEdenではない場所にいる誰かを信頼し,力を合わせることができるようになったのだ。そうして,今までの茨なら本気の意味では口にはしなかったかもしれないこの言葉で,相方である創に勝利を誓うのである。

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 たった一言のセリフだが,とても強く響いた。これまでも“茨という人間”を分かっていたつもりではいたけれど,このストーリーでようやく,茨の深いところを理解できた気がして涙が出てしまった。彼がこれまでに抱えてきたものがリアルな痛みとして伝わってきたし,それが癒やされていく過程に心を大きく動かされたからだ。筆者はもともと茨も創も好きだったけれど,今作を読んで2人のことがもっと大好きになってしまった。創の言葉を借りれば,その人の世界に“大好き”を増やしてあげられるのがアイドルだ。だから2人は,誰がなんと言おうとかっこよくてかわいい最強のアイドルなのだ。

 おそらく彼ら――いや,すべてのアイドルたちはこれから,もっともっと強くなっていく必要があるのだろう。それでも,ここで初めて生まれた彼らの絆を見れば,きっとこの先も大丈夫なのだと,そう信じられる物語だった。いやー,本当にいいストーリーでした。

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ストーリーピックアップ
「SHUFFLE×夜の帳とバトラー」

開催期間:2020年11月30日〜12月9日(Basic)
     2020年11月30日〜12月8日(Music)


――あらすじ――

 「P機関」の事務所横断企画第2回,映画【真夜中のBUTLERS】に出演することになった瀬名 泉,仁兎なずな,HiMERU,遊木 真,神崎颯馬。5人は森の奥に位置する白亜館を訪れ,合宿生活をしながらの撮影に入った。だが,クオリティにこだわる泉の意見をきっかけに撮影は中断され,それぞれが目指したいものを考え直すことになる。<全15話/シナリオ:木野誠太郎(Happy Elements株式会社)>

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◆ストーリーのここをチェック!

P機関の事務所横断企画について

 今回の企画は「P機関による事務所横断企画」の第2回である。第1回は,【SHUFFLE×恋の√はAtoZ】で描かれた女性誌との連動企画だった。そこでは,羽風 薫,守沢千秋,椎名ニキ,逆先夏目,天満 光の5人がシャッフルユニット「√AtoZ」として集められ,デートプランを考えることになった。ESにとっても初めての企画だったこともあり,まとめ役になった薫の苦労ぶりや,仲間たちとの賑やかなやりとりが記憶に新しい。今回の企画は映画制作であり,前回の企画とも直接的な関係はないが,【AtoZ】もぜひチェックしてほしいすてきなストーリーだ。

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【SHUFFLE×恋の√はAtoZ】より

シャッフルユニットのメンバーについて

 ここでは,今回のメンバーに選ばれた5人について簡単に紹介していこう。

瀬名 泉
 映画【真夜中のBUTLERS】の主演の1人は,Knightsの瀬名 泉だ。彼は夢ノ咲学院卒業後,アイドル業だけでなくモデルとしても活躍するためにフィレンツェへ渡った。己の信念のため,より困難な道へ進む彼の勇気やたゆまぬ努力には毎度頭が下がる。ちなみに,今作【夜の帳とバトラー】で泉が口にした「Repeat after me」というフレーズは,「!」の【反逆!王の騎行】で朱桜 司が月永レオに向けて名乗りを上げた際の名セリフである。

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遊木 真
 映画のもう1人の主演である遊木 真。【夜の帳とバトラー】を読むと,作中で夏に出演した映画【桃源郷偶像拳】(【銀幕死闘の/桃源郷偶像拳】)で主演を務めたことが,彼の成長につながったことがよく分かる。昨年までの彼は,ユニット内で「落ちこぼれ」だと言い続けていたが,本来は非常に高いポテンシャルを持っていることが,徐々に芸歴にもあらわれてきていると言えるかもしれない。

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泉と真の関係性について

 余談になるが,この2人の関係性についても念のため書いておきたい。というかこの2人について語ろうとするとそれはそれは長い話になるのだが,彼らの関係性が描かれたストーリーを紹介するとしたら,筆者としては(絞りに絞りまくって,ざっくりと時系列順で)「!」のメインストーリー第一部【スカウト!ランウェイ】【リメンバー 真夏の夜の夢】【噪音◆渦巻くホラーナイトハロウィン】【奇跡☆決勝戦のウインターライブ】【レクイエム*誓いの剣と返礼祭】あたりを挙げたい。何かとコミカルな展開になることも多い(主に泉の言動で……)彼らだが,2人は兄弟のようなものであると同時に,幼いころから大人社会で戦い続けてきた戦友でもあると思うと,とても深いつながりだといえるのではないだろうか。

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「!」 【奇跡☆決勝戦のウインターライブ】より

仁兎なずな
 瀬名 泉や遊木 真とは,昨年度はテニス部で行動をともにしていた仁兎なずな。真とは放送委員会でも一緒だったが,昨年度のなずなはテニス部でも放送委員会でも“長”を務め,さらにはユニットでもリーダーの立場だった。そのためか,今回のシャッフルユニットで「座長」の役目を担うことになったのも非常に納得がいく。【夜の帳とバトラー】では,なかなか弱みを見せない泉に対し,「頼れ」と手を差し伸べるところが同い年らしくてグッときた。責任感が強く,面倒見の良いなずならしい姿だ。

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HiMERU
 このメンバーのなかでは“新参”のHiMERUだが,Crazy:B結成前はソロで活動していたことがあり,アイドルとしての歴は決して短くはない。だが,その芸名の由来も素性もいまだ謎に包まれており,ESではトップクラスのミステリアスなアイドルだ。【夜の帳とバトラー】では,謎めいた雰囲気はそのままに,自身の持つ得意分野を活かし,メンバーを大いに助けることとなった。情に厚い……かどうかはまだ読めないところだが,仲間への思いやりが伝わってきて心があたたかくなった。

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神崎颯馬
 颯馬自身が肌身離さぬ刀のように,まっすぐで武士の心得を大事にする人。普段のユニット衣装が和風なため,完全な洋風の衣装は珍しく感じるがよく似合っている。【夜の帳とバトラー】では,芝居に関して自分が一番の未熟者だと落ち込む場面もあったが,ソリの合わなかったHiMERUに頭を下げ,教えを請う姿も。かつて【DDD】で敗北を喫したTrickstarへの態度もそうだったが,彼の潔さと,彼自身が認める存在へのリスペクトぶりは見ていて気持ちがいい。本当に素晴らしい人間性だといつも思う。

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◆筆者が選ぶ“心に残った言葉”とストーリー所感

 今回の記事では,さまざまなアイドルたちの組み合わせについて語ってきた。そのなかでも【夜の帳とバトラー】は,シャッフルユニットらしくバラエティに富んだ組み合わせのチームと言えるだろう。瀬名 泉,遊木 真,仁兎なずな,HiMERU,神崎颯馬という5人の共通点を挙げるとすれば,個人的には「極めて真面目なところ」かもしれない。

 そのなかでも,主演を務めることになった泉のストイックぶりは多くの人が知るところだろう。彼は「メンタルが強い」というよりも「強くあろうと努力を続ける」人で,人前では決して弱音を吐かず弱い部分も見せない。常に凛と背筋を伸ばし,ただひたすらに上を目指している。そんな彼のセリフで筆者がとりわけ気に入っているのが,「!」の【リメンバー 真夏の夜の夢】で真から「僕の笑顔は嘘くさい?」と聞かれて答えた,「嘘だったとして何が悪いの」「嘘でも何でもいいから笑って,それに値札をつけて売り払うのがアイドルでしょ」という言葉だ。これは彼がただ「アイドル」であるだけでなく,どこにいたとしても“プロフェッショナル”として勝負している矜持なのだと思う。今作でも,彼はプロフェッショナルとして全力を尽くしていることがよく分かる。

画像集#040のサムネイル/「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第14回。スカウト!世紀末ウォーズ,バラエティとタッグ/ボギータイム!,SHUFFLE×夜の帳とバトラーを語る
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 そういう意味で言うと,「!」の【輝石☆前哨戦のサマーライブ】「役目は果たすよ,プロフェッショナルとして」という名セリフを放った真も,泉と近いモチベーションで仕事に向き合っていると言えるのではないかと思う。もちろん,ほかのアイドルたちもプロとしての意識を持って活動していることに変わりはないとは思うが,この2人は自分を殺してでもそれを全うしようとするところが,非常に近いような気もしている。

 【夜の帳とバトラー】では,泉と真だけではなく,全員が「自分の足りなかった部分」に気づく。けれど真も言っていたとおり,彼らは「まったくの他人でもなければ,成功を積み重ねてきた『ユニット』メンバーでもない」わけで,「同じ『ユニット』なら信じて乗り越えられるものが,自分たちにはなかった」のだ。だから今回のストーリーで彼らがぶつかった壁は,シャッフルユニットだからこそ起きた問題だと言えるだろう。それでも,彼らは今一度見つめ合ってお互いの長所を活かし,短所を補い合い,絡み合ってしまった紐を少しずつゆるめて解いていった。これは泉のストイックさ,真のモチベーション,なずなの優しさ,HiMERUの才能,颯馬の生真面目さがなければ解決できなかったことかもしれない。シャッフルユニットという制度は今後も続いていくだろうが,アイドルたち1人1人が異なる輝きを持つように,その問題も,解決の仕方もそれぞれに違うものを見ることができるだろう。

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 物語のラスト,最後の撮影シーンでの泉と真のアドリブの会話に胸を熱くした人は多いのではないだろうか。筆者もまた,彼らがお互いを想う言葉に感慨深い気持ちになった。そしてこのあたたかいやりとりが,彼らの生きる世界でフィルムに残るであろうことに,さらにうれしい気持ちになったのだった。

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 第15回記事もお楽しみに!

■たまお(ライター)■

 エンタメ系フリーライター。音楽・ゲーム業界などでの社会人生活を経て,作品やキャラの素晴らしさを文章で伝えるためにライターへ転向。現在4Gamerにて「あんさんぶるスターズ!!」のストーリー解説記事を連載中。このほか追いかけ中のタイトルは「アルゴナビス」「スタマイ」「ツイステ」「ヒプマイ」「パラライ」「刀剣乱舞」「A3!」「まほやく」「ブラスタ」など。

Twitter(@tamao_writer)


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