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「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第22回。フィーチャースカウト・零編,ジュン編,アドニス編,夏目編を語る
Happy Elementsのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」のストーリーを紹介する記事の第22回は,フィーチャースカウトを取り上げる。今回は,2021年3月の「零編」(朔間 零,日々樹 渉,斎宮 宗,朔間凛月),2021年4月の「ジュン編」(漣ジュン,七種 茨,朱桜 司,乱 凪砂),「アドニス編」(乙狩アドニス,大神晃牙,鬼龍紅郎),2021年5月の「夏目編」(逆先夏目,桜河こはく,巴 日和)のストーリー紹介と筆者の解説,感想などをお届けする。
普段のイベントストーリー紹介同様,詳細なネタバレは控えているが,できるだけストーリー読了後に読むのがおすすめだ。
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※初出時,「ジュン編」「夏目編」のシナリオライター名に誤りがありました。お詫びして修正いたします(7月30日15:00追記)
フィーチャースカウト「零編」
開催期間:2021年3月25日〜4月10日◆朔間 零「常闇にたゆたう」
<登場キャラクター:零,アドニス,晃牙,凛月,真,奏汰,なずな,つむぎ/全2話/シナリオ:ゆーます>
プロデューサーから,自分の専用衣装ができることを知らされた朔間 零。コンセプトは「吸血鬼」に決まったものの,どう要素を盛るか悩むプロデューサーのため,零は弟の凛月や大神晃牙,乙狩アドニスらを呼び出して話をすることに。
今作を読んだ新人プロデューサー(プレイヤー)にまずお伝えしたいのは,零に対する凛月の“塩対応ぶり”は,比較的いつもどおりだということである(信じがたいが,過去には“福豆ガトリング砲”で攻撃したこともある)。
また,零の吸血鬼らしさとは? という話のなかでアドニスが言う「ニンニクに触れても平気そうにしていた」のエピソードは朔間 零のアイドルストーリー「魔王の帰還」にて,晃牙が話す「船が難破して、無人島で過ごす羽目になった」のエピソードは,「!」の【スカウト!波乗りオーシャン】で読める。
零は「!」のメインストーリー第1部などで描かれているように,優れた指導者としての顔を持つ。そう感じさせてくれるのは,彼が相手に与えるのはあくまでも小さなきっかけであり,解決はその人自身の力に委ねるからだと思う。今作はそうしたことを感じられるストーリーだ。それにしても,“レオと宗を足して三倍に濃くした感じ”とは,いったいどれだけの奇人カメラマンなのか……ぜひ一度お会いしてみたいものである。
◆日々樹 渉「冬めくアステリズム」
<登場キャラクター:渉,スバル,宙,斑/全1話/シナリオ:ゆーます>
寮に帰宅した日々樹 渉が,同室のメンバーと遊びに興じるストーリー。ESのアイドルたちは星奏館という名の寮で,数人ごとに分かれた部屋に住んでいる。ここはそのなかでもかなり賑やかそうなメンバーが揃っているようだ。とはいえ静かにしたい人がいるときは,皆ちゃんと空気を読む思いやりもありそうな気がする。
今回は一緒にツイスターをしたり,渉が手品を見せたりして遊んだあと,揃って夜空を見に行くことになる。この話の見どころは,基本的にモノローグが少なく,普段はあまり自分の内面を明らかにしない渉の心の内がのぞけるところではないだろうか。アステリズム(星群)の光を受け,キラキラと輝くみんなの瞳と,それを温かく見守る渉の穏やかな優しさが沁みる,すてきな一夜の物語だ。
◆斎宮 宗「お噂はかねがね」
<登場キャラクター:宗,ジュン/全1話/シナリオ:ゆーます>
共有ルームで休憩する斎宮 宗と,お弁当を食べに立ち寄った漣ジュンのストーリー。ここでジュンが“次回作の構想で悩んでいた影片みかに声をかけて仲良くなった”と言う話は,【召しませ/ナイトクラブ】に登場する。当時声をかけられたみかは,(ジュンの)そういうところは社会人という感じで尊敬する,と話していた。また【召しませ/ナイトクラブ】では,みかとジュンがお互い口を開けば「お師さん/おひいさん」の名前を出すところが同じだと語り合っていた(きっと多くの読者もずっと同じことを思っていたはずである)。
今回の話では,マドモアゼルにもきっちりと礼儀正しく接するジュンと,表向きは毅然とした態度を取りつつ,みかが自分をどう話していたかを気にしている宗が見どころと感じた。実にほっこりである。
◆朔間凛月「ハブ・ア・ブレイク」
<登場キャラクター:凛月,真緒/全1話/シナリオ:ゆーます>
朔間凛月と衣更真緒は幼なじみで,言うまでもなくつながりが深い二人だ(余談だが,凛月は夢ノ咲学院で留年したため,真緒とは1歳の差がある)。彼らを描いたストーリーはこれまでにも数多くあったが,たとえば「!」の【宵の闇♪バンドアンサンブル】のころの関係性と比べると,その形は今,少し変わったように感じられる。とくによく甘える側の凛月が,今回「一緒に過ごせるだけでじゅうぶん」と語り,「限られた時間を楽しもう」と口にしたことにじんときてしまった。彼らはお互いに日々成長し,大人になっていく。だが,昔より一緒にいられる時間が減ってしまったとしても,二人の絆は揺るがないのだろうと感じられた。
フィーチャースカウト「ジュン編」
開催期間:2021年4月10日〜4月25日◆漣ジュン「彼方へと、曠野をかける」
<登場キャラクター:ジュン,友也,みか,日和,茨,凪砂/全2話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
七種 茨から,専用衣装の話を受けた漣ジュン。理想の衣装を聞かれ考えると言ったものの,自分の個性や求められていることは何なのか悩み始めてしまう。すると巴 日和から呼び出しが入り……。
今作でジュンが“自分らしさ”を考えていたとき,EdenとEveのほかに挙げられたLilithとは,「!」のメインストーリー第3部後編【Saga*ぶつかり合うリバースライブ】に登場する臨時ユニットである(メンバーは氷鷹誠矢,巴 日和,漣ジュンの3人)。今作のジュンのセリフでもなるほどと思ったが,たしかにジュンはどのユニットでも「俺が俺が」と前に行こうとはしない。かといって存在感がないわけでもない。ハイエナのようなハングリー精神を秘めていながら,自分の能力を過信することなく,与えられたポジションできっちりと役割を果たしているように見える。
今回,ジュンのなかに芽生えた「かつての自分のような人たちの励みやあこがれとなるような、道を拓いていけるような存在になりたい」という想いは,ここまでがむしゃらに走り続け,夢見たアイドルになれた彼が次に目指す目標だ。その目標に手が届いた彼がどんな姿をしているのかは,日和の言うとおり,幾通りもの可能性が広がっているのだと思う。ジュンが切り開く物語がどんなものになるのか,とても楽しみだ。
◆七種 茨「波乱のゆりかご」
<登場キャラクター:茨,桃李,弓弦/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
エレベーターのトラブルで,姫宮桃李と一緒に閉じ込められてしまう七種 茨のストーリー。桃李と二人きりになったとき,ひそかに「やりにくい」とこぼす茨だったが,なかなかどうして彼らの会話ははずんでいる様子である。基本的に茨は,誰に対してもそつなく接せられるだろうが,不安になっている桃李を気遣って雑談に花を咲かせた……と解釈したくなってしまった(本人は「計算の上」とか言いそうだが)。
無事に解放されたあと,茨は乱 凪砂に夕食のメニューを決めてもらおうと考えながら,「つくってほしいと言われるのも、たまには悪くない」とほほ笑む。このセリフを見て,伏見弓弦と茨には今でも似通った部分(仕える相手がいる)があったとあらためて気づいた。彼らは大人になって生きる道が分かれてしまったが,完全に離れてしまったわけではない。今後の二人の関係性にも注目していきたい。
◆朱桜 司「はぐくみフレンドシップ」
<登場キャラクター:司,嵐,宙/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
事務所で春川 宙に会った朱桜 司が,勇気を出して声をかけるストーリー。もしご存じでない人がいたら補足しておきたいのは,彼らは昨年度の冬,KnightsとSwitchのライブ【招福宴】での共演を経て「友達」になった経緯があることだ(「!」の【初興行★祝宴のフォーチューンライブ】より)。そちらの物語を読んでおくと,より尊さを感じられるだろう。
司は今年度に入って朱桜家の新しい当主となり,Knightsの王――リーダーになった。どちらも大きな責任が伴う立場となったわけだが,今回の話を読んでいると,年相応の少年らしい初々しさがありほほ笑ましい。そして宙には考えていることがお見通しというのもまたかわいい。ひとときの時間を過ごしてご機嫌になった二人に,見ているこちらまで笑顔になってしまうストーリーだ。
◆乱 凪砂「辿り、着いた場所」
<登場キャラクター:凪砂,忍,真緒/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
商店街に買い出しに来た乱 凪砂が,衣更真緒と仙石 忍とともに過ごすストーリー。個人的に凪砂が絡む日常系の話は,とてつもない癒し効果があるな……と感じている。おそらくは凪砂の“無垢さ”と,彼が周りの仲間によって新しいことに触れたり知見を得たりする喜びが,こちらにも伝わってくるからではないかと思う。
今回は3人で商店街を巡るという「それ配信で流してくれませんか?」と言いたくなる楽しげな物語になっている。凪砂はすでに高校生ではないが,お肉屋さんで熱々のコロッケを買い食いするのは,青春感があふれていてとてもいい。
そして凪砂と真緒の組み合わせといえば,何といっても「!」のメインストーリー第2部【軌跡★電撃戦のオータムライブ】である。真緒は当時と比べて凪砂を「丸くなった」と言うが,凪砂がこれを素直に認め,それが自分の成長だと認めたところに心が温かくなった。
フィーチャースカウト「アドニス編」
開催期間:2021年4月25日〜2021年5月10日◆乙狩アドニス「風の歌、砂の音」
<登場キャラクター:アドニス,晃牙/全2話/シナリオ:ゆーます>
プロデューサーから専用衣装のデザイン案を受け取った乙狩アドニスは,自分がそれを着る資格があるのか迷いが生まれてしまう。そして,その様子に気づいた大神晃牙に,何でも打ち明けるよう促される。
この話をより深く楽しむにあたって,アドニスの故郷や出自を知っておく必要がある。まず必須なのは「!」の【灼熱!南国景色とサマーバカンス】。それから最近の話として,【温故知新/継承の御前試合】をおすすめしておきたい(ちなみにアドニスが手話ができるという話は【Howl!魂を燃やす不夜城】が初出)。ESに所属するアイドルたちが「そもそもなぜアイドルを目指したのか」にはさまざまな理由があるが,アドニスのそれはとてもスケールの大きいものといえるだろう。彼は,危険な戦場にまで足を運び,人々に歌でやすらぎや幸福,幸せを与えていた母のようになりたいと願い続けているのだ。
また今作では,晃牙がアドニスに何度も「ダチ」と言うところにグッと来てしまった。遠い異国から連れてこられたアドニスと,わけも分からず「面倒を見るように」と引き合わされた晃牙。あの出会い(「!」の【追憶*それぞれのクロスロード】)で晃牙は,「ダチなんて要らね〜」と反発していた。それが今や,同じユニットのかけがえのない仲間であり,無二の親友となったのだ。実に胸熱である。
◆大神晃牙「布衣の交わり」
<登場キャラクター:晃牙,巽/全1話/シナリオ:ゆーます>
ガーデニングをしながら,“異なる考え”について話をする大神晃牙と風早 巽のストーリー。タイトルは「ふいのまじわり」と読む。これは身分などにこだわらない付き合いを意味するが,今作の場合は身分ではなく宗派(?)というか,生い立ちや考え方の違いを指すのだろう。たしかに言われてみればこの二人,晃牙は不死者(UNDEAD),巽は聖職者(実家が教会)で,かなり両極端だ。ちなみにこの二人は寮で同室でもあり,なかなか面白い組み合わせである。
また,晃牙は【Howl!魂を燃やす不夜城】で巽を「あの変な先輩とは気が合う」と話しており,生き方は違えど,相性は悪くないと思っているようだ。というかそもそも“植物を育てる”行為は(個人的な感覚だが)愛情と根気がないとできないものだと思うので,二人で楽しく土いじりをできる時点で,めちゃくちゃ仲良しないい人同士だな……と思ってしまった。
◆鬼龍紅郎「歴史の道も一歩から」
<登場キャラクター:紅郎,友也,ひなた,光,宙/全1話/シナリオ:ゆーます>
歴史系の情報番組への出演が決まり,勉強する鬼龍紅郎のストーリー。こう見えて……というか,意外とイメージそのままというか,紅郎はとても勉強家である。今回は番組出演に備えて座学で予習をしていたが,過去にもドラマ出演することになった彼が演技の練習をするエピソードがあった(「!」の【スカウト!熱血硬派】)。
また,今作では紅郎より二つ年下の4人とのわちゃわちゃが楽しく,なかでも天満 光が彼によく懐いているように感じられる。紅郎と光といえば,「!」の【挑戦!願いの七夕祭】で,光を肩車してあげる紅郎のスチルが思い出深い。こうして見ていると,ひょっとして紅郎は学校の先生も向いているのでは? という気がしてきた。そういえば「!」の【スカウト!狼と赤ずきん】では幼稚園児を肩車していたこともある。やっぱりけっこう向いてそうである。
フィーチャースカウト「夏目編」
開催期間:2021年5月10日〜5月25日◆逆先夏目「導きのマギア」
<登場キャラクター:夏目,ひなた,スバル,つむぎ/全2話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
逆先夏目と青葉つむぎとの打ち合わせに向かう途中,プロデューサーは不思議なできごとに見舞われ戸惑っていた。夏目はプロデューサーを占い,このあと良い時間を過ごすためのラッキーアイテムは自分だと伝える。
「行きあたりばったり」とは無縁なイメージの夏目。今回のこれも,プロデューサーは夏目とつむぎによるアドバイスを受け,流れるように明星スバル&葵ひなたのコンビ(“陽”のイメージがとても強い)との楽しいおしゃべりタイムへと続き,ラストは夏目による〆という,言ってみれば“夏目プレゼンツのセラピー”が行われたような感じだった。ちなみにタイトルは「導きの魔法」を意味している。
今作に出てくる【星霊祭】や夏目の“宣言”は,Switchにとって極めて重要なストーリーである「!」の【迷い星*揺れる光、プレアデスの夜】に登場する。その話のなかで筆者がとりわけ好きなセリフは,[君の人生は君だけのものだ。他人に選択権を、運命を委ねちゃいけない]というものだ。これは夏目からプロデューサーに語りかけた言葉ではあったけれど,あのとき迷いを断ち切り,決意を新たにした夏目自身の心にも響くものだったのではないだろうか。
夏目はいつもプロデューサーを助けてくれるが,一方的に解決するのではなく,そっとそばに寄り添って魔法をかけてくれるようなイメージがある。「導きのマギア」はそんな,彼のさりげない温かさに胸が熱くなるストーリーだった。
◆桜河こはく「親交深まる香り」
<登場キャラクター:こはく,アドニス,斑/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
サークルの集まりに連れてこられた桜河こはくのストーリー。今作では開幕,三毛縞 斑がこはくを担いで運ぶシーンがある。昨年度,海外を飛び回っていた斑は夢ノ咲学院に復帰後,さっそく後輩を担いで「誘拐?」と思われたエピソードがあった(「!」の【花吹雪*皐月の藤紫】で仙石 忍が担がれ,スチルにもなっている)。ちなみに,こはくが担がれるのはDouble Face結成のきっかけとなった【新参!目覚めの暗夜行路】以来である。
ところで,彼らが所属するサークル「ティーパーティ(Kaori)」については,まだ全員での活動を描いたストーリーは展開されていない(ほかのメンバーは神崎颯馬と朱桜 司)。【スカウト!月見語り】ではアドニスが颯馬にお茶を点ててもらったエピソードを明かしていたが,早く全員揃ったところが見たいものだ。
◆巴日和「三人寄ったら何日和?」
<登場キャラクター:日和,奏汰,燐音/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
帰宅した巴 日和が,星奏館で同室のメンバーと過ごすストーリー。フィーチャースカウトでは“寮ネタ”も多く,意外な組み合わせを見られるが,今回のこちらもまた強キャラ(?)揃いの部屋だ。深海奏汰は実家が経営していた「あおうみ水族館」を運営しており,海洋生物のぬいぐるみをくれるのは昨年度からおなじみの行為である。また,天城燐音は「あんスタ!!」に登場するESアイドルのなかで唯一の成人のため, “あとで「景品」などが交換できる大人向け遊技場”への出入りが可能だ。
日和は今作で,みんなからぬいぐるみやお菓子をもらって「与えるとは言わないまでも、同じ気持ちを返しておきたい」と言う。いわゆる「恩返し」だが,日和らしいノブレス・オブリージュ的な考えでもある。日和はいい意味で“貴族体質”なので,彼の開くパーティーはさぞすてきなものだろうなとワクワクしてしまう。いつか開かれる日が楽しみである。
第23回記事もお楽しみに!
■たまお(ライター)■
エンタメ系フリーライター。音楽・ゲーム業界などでの社会人生活を経て,作品やキャラの素晴らしさを文章で伝えるためにライターへ転向。現在4Gamerにて「あんさんぶるスターズ!!」のストーリー解説記事を連載中。このほか追いかけ中のタイトルは「アルゴナビス」「スタマイ」「ツイステ」「ヒプマイ」「パラライ」「刀剣乱舞」「A3!」「まほやく」など。
◆Twitter(@tamao_writer)
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