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「あんスタ!!」ストーリー紹介連載第25回。フィーチャースカウト・マヨイ編,藍良編,真編,宙編を語る
Happy Elementsのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ!!Basic/Music」のストーリーを紹介する記事の第25回は,フィーチャースカウトを取り上げる。今回は,2021年5月の「マヨイ編」(礼瀬マヨイ,影片みか,伏見弓弦,瀬名 泉),6月の「藍良編」(白鳥藍良,葵 ひなた,仁兎なずな,紫之 創),「真編」(遊木 真,天満 光,仙石 忍,蓮巳敬人),7月の「宙編」(春川 宙,風早 巽,羽風 薫,南雲鉄虎)のストーリー紹介と筆者の解説,感想をお届けする。
普段のイベントストーリー紹介と同様,詳細なネタバレは控えているが,できるだけストーリー読了後に読むのがおすすめだ。
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「あんさんぶるスターズ!!」公式サイト
フィーチャースカウト「マヨイ編」
開催期間:2021年5月25日〜6月10日◆礼瀬マヨイ「リード・ミー」
<登場キャラクター:マヨイ,翠,一彩,藍良,忍/全2話/シナリオ:ゆーます>
プロデューサーが礼瀬マヨイを探していると聞いた仙石 忍たち。一同はマヨイ探しに協力するがなかなか見つからず,ある作戦を決行することに。
アイドルたちが専用衣装を作るストーリーは全2話で構成されているが,マヨイ本人がまるまる1話分ほぼ登場しないことにちょっと笑ってしまった。注目されることが苦手な彼は,“専用衣装”をなかなか受け入れられずに逃げ回っていたわけだ。そして,おめかしした忍による“かわいいお頭トラップ”に見事引っかかるところも実にマヨイらしくてほほ笑ましい。
マヨイという人物は「オペラ座の怪人」のファントムがモチーフの一つだと思うが,専用衣装もそれを感じさせるダークな美しさがあり,お披露目されたときはめちゃくちゃ格好良くて驚いてしまった。余談だが,作中で専用衣装をお披露目するシーンがあると得した気分になるのは,筆者だけではないと思う。
なお,タイトルの「リード・ミー」と聞くと,筆者は「Read me」=取扱説明書が思い浮かぶ。ただ「リード」のもう一つの綴りである「Lead me」は「私を導いてほしい」という意味になり,これは前述の「オペラ座の怪人」の劇中歌の一節でもある。
◆影片みか「吸血鬼と墓穴」
<登場キャラクター:みか,創,凛月,巽/全1話/シナリオ:ゆーます>
うたた寝していた朔間凛月が目を覚まさなくなってしまい,中庭に埋めようとする影片みかのストーリー。いや中庭に埋めるって! と思わずツッコミたくなってしまう本作は,ストーリー公開後のSNSのざわつきが記憶に新しい。
ラストはめでたしめでたしで後味はいいのだが,一歩間違えると大変なことになっていたかもしれないと思うと,ツッコミ不在って本当に恐ろしい……。個人的に本作のシュールさを感じる要素の一つは,凛月の「(死体を埋めるのは)桜の木の下とかどう?」というセリフだ。桜と死体といえば梶井基次郎氏の短編小説「櫻の樹の下には」が有名だが,個人的には坂口安吾氏の短編小説「桜の森の満開の下」を思い出してしまった。本当にドッキリで良かった。
◆伏見弓弦「がんばるあなたへ」
<登場キャラクター:弓弦,桃李,英智,渉/全1話/シナリオ:ゆーます>
仕事を終えた伏見弓弦の元に,fineのメンバーが応援に駆けつけるストーリー。アイドルたちが活動拠点をESに移してからさまざまな仕事が増えてきた。弓弦ならどんな仕事でもそつなくこなしそうだが,ソロ仕事なのに自分のことではなく主人(姫宮桃李)を心配しているのが何とも弓弦らしい。
ユニットではセンターに立って目立つタイプではないものの,与えられた役目をきっちりとこなす彼のパフォーマンスにはそれだけで終わらないポテンシャルを感じるので,ソロ活動で可能性が広がっていくのはとてもうれしい。
なお,作中で登場するお菓子「ギモーヴ」とは,マシュマロに似た砂糖菓子だ。フルーティーで見た目も美しいので,差し入れにも最適である(食べたくなってきた)。
◆瀬名 泉「うちの子ナンバーワン」
<登場キャラクター:泉,忍,颯馬,薫,奏汰/全1話/シナリオ:ゆーます>
サークル活動で水族館を訪れた瀬名 泉たちのストーリー。サークル「いきものクラブ(オーシャンズ)」は夢ノ咲学院の海洋生物部が前身と言えるが,仙石 忍(ペットのカエル,モモッチとサンダーがいる)や泉(無類のエビ好き)も,とてもなじんでいるようだ。
本作では泉と羽風 薫,深海奏汰の“先輩グループ”が後輩のかわいさについて語り合う。彼らが「うちの子」と話しているのが,すごくいい……。
以前,朔間凛月が泉のことを「ツンデレだけど、とくに年下には初対面からデレッデレ」(「!」【光輝★騎士たちのスターライトフェスティバル】より)と言っていたことがある。泉のプロフィールには「後輩いびり」とあるが,もはや「後輩いびり(という名のかわいがり)」と書き換えたほうがいいのでは……。
フィーチャースカウト「藍良編」
開催期間:2021年6月10日〜6月25日◆白鳥藍良「アイを届けるために」
<登場キャラクター:藍良,一彩,巽/全2話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
専用衣装の話を受けた白鳥藍良。以前からどんな衣装がいいか考えていたものの,自信が持てず天城一彩にデザイン画を見せることにする。だが,ALKALOIDと雰囲気が違うと言われショックを受けてしまう。
「あんスタ!!」には,アイドルが好きでアイドルになった人物が多数出てくるが,藍良はその代表格と言っていいだろう。【羨望◆小さな翼のフェザータッチ】でも語られていたとおり,彼の妄想力の強さはオタクらしくてとても共感が持てる。そんな彼がこっそりつけていた妄想日記や理想の衣装デザインを他人に見せるなんて,とてつもない勇気が必要だったはずだ。
さらに,藍良にとってALKALOIDがほかには代えがたい大切なものになったからこそ,一彩のささいなひと言に衝撃を受けてしまったのだろう(この場合の一彩も悪いわけではまったくないと思う)。タイトルの「アイ」は,物語ラストで彼が言う「愛」であり,口癖の「あいらぁぶ」の「I (=自分)」でもあるのかもしれない。アイドルとしての彼のこれからと成長がますます楽しみになる。
◆葵ひなた「弟レッスン希望します!」
<登場キャラクター:ひなた,翠,ゆうた,敬人/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
葵ひなたが高峯 翠と蓮巳敬人に「弟の極意」を相談するストーリー。作中でも語られているとおり,ひなたは弟のゆうたとお互いの立場を入れ替えることがある(この経緯をひと言で表すなら“「!」の【招福*鬼と兄弟の節分祭】を読んでください”,に尽きる)。
彼らにはここで語りきれないくらいの物語があるけれど,こうした軽妙なやりとりを見ると,それがたとえ喧嘩だとしてもホッとしてしまう。ちなみにESのアイドルたちのきょうだい事情(?)はさまざまだが,個人的に「えっ,弟だったの?」と意外に思うのが,本作でも登場した敬人のほか,斎宮 宗,鳴上 嵐である。以下は過去にも掲載しているが,アイドルたちのきょうだい関係の一覧だ。何回見ても味わい深い……。
<家族のなかで「兄」である人物(カッコ内は存在するきょうだい)>
姫宮桃李(妹),衣更真緒(妹),乱 凪砂(妹,弟),葵 ひなた(弟),天城燐音(弟),朔間 零(弟),真白友也(妹),紫之 創(弟,妹),鬼龍紅郎(妹),神崎颯馬(弟),月永レオ(妹),春川 宙(妹),三毛縞 斑(妹)
<家族のなかで「弟」である人物>
高峯 翠(兄),天城一彩(兄),巴 日和(兄),斎宮 宗(姉,兄),葵 ゆうた(兄),羽風 薫(兄,姉),乙狩アドニス(姉3人),天満 光(兄,姉),蓮巳敬人(兄),朔間凛月(兄),鳴上 嵐(兄),青葉つむぎ(兄),桜河こはく(姉 ※人数は不明)
<一人っ子,またはきょうだいが判明していない人物>
朱桜 司,仙石 忍,南雲鉄虎,明星スバル,大神晃牙,氷鷹北斗,伏見弓弦,遊木 真,深海奏汰,瀬名 泉,天祥院英智,仁兎なずな,日々樹 渉,守沢千秋,影片みか,逆先夏目,漣ジュン,七種 茨,白鳥藍良,礼瀬マヨイ,風早 巽,HiMERU,椎名ニキ
※教師は除く
※2021年9月時点のもの
◆仁兎なずな「懐かしむ朝」
<登場キャラクター:なずな,紅郎,奏汰,零/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
遅い朝ご飯をとる仁兎なずなが,懐かしい顔ぶれとの会話を楽しむストーリー(みなさん,元3年B組ですよ!!)。今年度からの「あんスタ!!」を楽しんでいる人に解説すると,本作に登場するアイドルは,昨年度の夢ノ咲学院の3年B組だったメンバーなのである(このほかに日々樹 渉,月永レオ,青葉つむぎがいた)。
また,「五奇人」は零,奏汰,渉が「三奇人」と呼ばれていた時期があり,3Bにはその3人が揃っていたことになる。出席率が良くないのも,さもありなんという感じだ。短い時間ではあったが,学生ではなくなってしまった彼らが集まるひとときを見られて胸熱だった……。ちなみに昨年の3Bの様子を知りたい人は「!」の【彩光!瞬きの星夜祭】や【反逆!王の騎行】などもぜひどうぞ。
◆紫之 創「梅雨、放課後の図書室で」
<登場キャラクター:創,凛月/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
雨の降るある日,図書室で本の整理をする紫之 創のストーリー。本を読むことが好きらしい創は昨年度もよく図書室に出入りしており,今年度からは図書委員になったようだ。ちなみに彼がよく図書室を利用していたのは,「お金をかけずに延々と時間がつぶせる」(「!」【スカウト!ノクターン】より)のが理由の一つである模様。
また,Ra*bitsが地下書庫をレッスンで使わせてもらうようになったエピソードは,「!」の【迷い星*揺れる光、プレアデスの夜】を参照いただきたい。本作では朔間凛月が創に本の朗読をしてもらっているが,雨の音と創の読み聞かせは,ものすごい癒し効果がありそうで大変うらやましい……!
フィーチャースカウト「真編」
開催期間:2021年6月25日〜2021年7月10日◆遊木 真「パズルピースを集めて」
<登場キャラクター:真,スバル,北斗,真緒,アドニス,泉,千秋/全2話/シナリオ:ゆーます>
専用衣装を作ることになり,うれしさと不安が半々になる遊木 真。インターネットで衣装のヒントを得ようとするものの,その答えはなかなか見つからず……。
冒頭,Trickstarのオフショット撮影中に真が「(みんなを撮影するスバルを見習って)僕も写真を撮ろうかな」と言う。時系列の前後は不明だが,同じ秋ごろの話である【スカウト!プリズンブレイカーズ】で,真が写真を撮る楽しさを語るエピソードがあった。
彼にはモデル時代のトラウマでカメラに対する恐怖心があったものの,それが少しずつ和らいでいるようでうれしい。本作で真は自分だけの個性について考え,「全部中途半端だ」と悩む。だがメンバーや仲間(寮で真と同室なのが乙狩アドニスと守沢千秋と聞くと,夜などはものすごく静かで穏やかそうだなと妄想してしまう)が言うように,たとえ成長途中だとしても,今持っているいいところ全部を集めたのが真なのだ。そうして出来上がったのは,真の瞳と同じ美しいグリーンのとてもすてきな衣装だった。
◆天満 光「ぴかぴかひかる」
<登場キャラクター:光,創,友也,嵐,夏目,なずな/全1話/シナリオ:ゆーます>
出演したTVドラマをみんなと一緒に観る天満 光のストーリー。普段の光は天真爛漫で元気いっぱいのイメージだが,ドラマでは「いけめん」を演じているらしい。本作で逆先夏目が光の“ギャップ”について言及し,“Ra*bitsとしての光を知るファンはドラマでの姿で新鮮味を覚え,逆にドラマきっかけの人にはライブを観て驚かせることができる”と,その才能を大いに褒める。
それを聞いた光はとても喜んでいたが,筆者も「そのとおり!!」と鼻息が荒くなってしまった。仁兎なずなも作中で言っているが,いまやRa*bitsはいろいろな可能性を秘めたユニットに成長していて頼もしい限りである。そして何度も思うことだが,光の出演ドラマが観たい……(あと真白友也の舞台と紫之 創のソロ仕事となずなの大学生活もお願いします)!
◆仙石 忍「キラキラな二年生」
<登場キャラクター:忍,ゆうた/全1話/シナリオ:ゆーます>
葵ゆうたに体操服を借りた仙石 忍が,お礼にと一緒に遊びに行くストーリー。この話のタイトル「キラキラな二年生」から,本作は昨年度の春のストーリーである「!」の【スカウト!ピカピカの一年生】の続きのエピソードと言ってもいいのではないだろうか。人見知りだった忍とゆうたの物語はこのころから始まっており,その後のいろいろな出来事をとおして親しくなっていったようだ(「!」【特訓!凸凹なペアレッスン】など)。
また,彼らがお互いを「マブダチ」と言うようになったのは「!」の【スカウト!初夢物語(後半)】が初。何かこう,非常に健やかに仲良くなっていく様子が大変ほほ笑ましい2人である。
◆蓮巳敬人「敬人塾出張版」
<登場キャラクター:敬人,鉄虎,ひなた,藍良/全1話/シナリオ:ゆーます>
テストの答案用紙を隠す後輩たちを見つけた蓮巳敬人のストーリー。ついに出ました敬人塾! とはいえ,サークル「ES講座 敬人塾」の活動風景自体はいまだ語られていないので,早くフルメンバーのストーリーを読みたいところだ(「茨塾」も同様)。
敬人は昨年度からよく「説教が長い」などとよく言われていたが,これも彼が寺の息子だからなのだろうか。いつか法話など聞いてみたいところである。また以前から感じていたが,星奏館の寮監がこの人なのもめちゃくちゃ似合いすぎている。夜回り話とか読みたい。
ところで,ソファーの隙間は隠しものにも最適(?)だが,知らないうちに何かが入り込んでしまうことがあるので注意が必要である(リモコンとか……)。
フィーチャースカウト「宙編」
開催期間:2021年7月10日〜7月25日◆春川 宙「イロドリ・アラウンド」
<登場キャラクター:宙,忍,司,夏目,つむぎ/全2話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
専用衣装を作ることになった春川 宙は,自分の色はどんな色だと思うか周囲の人たちに意見を聞いていく。そして,どうすればみんなを幸せにできるかを考える。
人やものにさまざまな“色”を感じる共感覚の持ち主である宙が,自分自身は何色に見えているのかと考えるテーマが面白い。筆者も彼にどんな色を感じるか考えてみたら,作中でも出てくるような黄緑色や黄色,空のような水色など,さまざまな色が浮かんできた。でも一番しっくりくるなと思ったのは,プロデューサーのセリフにあった「目が離せないような不思議な色、あたたかいような、光っているような」というものだ。
これまでの宙は,自分以外の世界を“見て,感じて”いたけれど,今はとてもたくさんの人が彼を見て,たくさんの輝きを受け取っている。完成したカラフルな専用衣装は,一人ぼっちだった宙が世界とつながった証のようにも思えた。逆先夏目と青葉つむぎに衣装をお披露目するシーンでの「宙が『自分で考える』ことを選んだ」という言葉に胸が熱くなる。【投影★心を映す幻灯機】でも語られていたように,この先のSwitchの活動方針を決めるのは宙だ。これからの宙,そしてSwitchの行く先がますます楽しみだ。
◆風早 巽「身も心も軽やかに」
<登場キャラクター:巽,英智,つむぎ/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
日頃の疲れを感じる風早 巽が,青葉つむぎとひとときの時間を過ごすストーリー。この2人のペアストレッチ,何だか見ているほうまで癒やされそうである。普段の過ごし方や,ユニットのレッスンの様子を語らう2人には年長者らしいほほ笑ましさがあるのだが,よく考えたらどちらもユニットのリーダーではないことに気づいてしまった。
何というか,お互いに「縁の下の力持ち」なイメージがめちゃくちゃある。ユニットには先頭に立って引っ張っていく人がいて,それについていくメンバーがいて,みんなを後方から見守り,支える彼らのような人がいる。巽とつむぎにはそんな印象が強い。こういう人はなかなか周囲に苦労を見せないタイプが多い気がするので,適度にリフレッシュしていただきたい……。
◆羽風 薫「魔物たちのグロース」
<登場キャラクター:薫,アドニス/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
取材を終えた羽風 薫と乙狩アドニスが,仕事などについて語らうストーリー。筆者的にこの2人の組み合わせで印象的なのは,何といっても「!」の【スカウト!千夜一夜】である。そこではUNDEADがラジオ番組に出ることになり,トークが苦手なアドニスに薫がいろいろアドバイスする場面があった。
この当時の薫はまだユニットより遊び,なイメージが残っているころだったので,めちゃくちゃ“いい先輩”であり真面目な一面を見せた彼に,大いに感動したものである(薫がアドニスに缶コーヒーを買う場面がとても印象に残っている)。本作でも薫はいい先輩でありつつ,アドニスのいいところを見て自身の反省をするというさらなる成長が感じられ,またしても胸熱だった。
◆南雲鉄虎「二人は筋トレボーイ!」
<登場キャラクター:鉄虎,翠,ジュン/全1話/シナリオ:梅田千歳(Happy Elements株式会社)>
トレーニングルームで一緒になった南雲鉄虎が,漣ジュンと筋肉談義に花を咲かせるストーリー。ESにはストイックに身体を鍛えるタイプのアイドルが何人かいるが,この2人もなかなかの逸材(?)である。すごく楽しそうに筋肉の話をする姿もいいが,寮での共同生活で「同室の人に汗臭いと思われたら申し訳ない」と,悩みを相談し合うところも年頃の高校生らしくて大変ほほ笑ましかった。オチも最高でした。
この流れであらためて2人の部活とサークルについて見直したところ,部活は鉄虎が空手部でジュンがテニス部(まあ分かる),サークルは鉄虎が「武道家『心』」と「ES講座 茨塾」,ジュンが「あそび部」と「アーカイブス(漫画会)」だった。文化系が意外と多くて驚いたが,座して趣味や習い事に没頭するのもそれはそれでとても似合う。
第26回記事もお楽しみに!
■玉尾たまお(ライター)■
エンタメ系フリーライター。音楽・ゲーム業界などでの社会人生活を経て,作品やキャラの素晴らしさを文章で伝えるためにライターへ転向。現在4Gamerにて「あんさんぶるスターズ!!」のストーリー解説記事を連載中。このほか追いかけ中のタイトルは「アルゴナビス」「スタマイ」「ツイステ」「ヒプマイ」「パラライ」「刀剣乱舞」「A3!」「まほやく」「ブラスタ」など。
◆Twitter(@tamao_writer)
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