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「あんスタ!!」配信番組「くわPスタジオ TRIP」第3回レポート。生バンドの美しい演奏に,お酒もトークも大盛り上がり!
Happy Elementsがおくる「あんさんぶるスターズ!!」の配信番組「くわPスタジオ TRIP」第3回が,2023年12月8日に配信された。あんスタチャンネル
MCを務めるのは音楽プロデューサーである桑原 聖さん,第3回のゲストは,斎宮 宗役の高橋広樹さん,葵 ひなた・葵 ゆうた役の斉藤壮馬さん。そして今回の収録場所は,「GINZA ROOTS TOKYO」(外部リンク)だ。本稿では,写真を中心とした収録の様子と,出演者への収録後インタビューをお届けする。
食べて飲んで,音楽や芝居,プライベートなどを語りまくる。構成を変えた生バンドも!
「GINZA ROOTS TOKYO」は,東京・銀座に位置する,最大150人収容可能なレストランだ。大型プロジェクター,DJブース,ステージなども備えており,イベントやライブ,結婚式なども開催されている,重厚感たっぷりのオシャレな空間だ。
高橋広樹さん |
斉藤壮馬さん |
今回提供された料理は,カジュアルなフレンチコース。一品がたっぷりと盛り付けられており,見た目に楽しいだけでなく,食べ応えもありそうだ。
おいしい料理とお酒をお供に,恒例となったテーマトークが始まる。猫の話,空想の話,ソロ音楽活動の話などに花が咲き,ゲストの意外な一面が垣間見える。ゲストのお二人も,こういう形式での共演は初めてとのことで,新鮮さを感じていた様子。
毎度おなじみとなった,“ESバンド TRIPライブ”は,「あんさんぶるスターズ!!Starry Symphony」(スタフォニ)や,「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE」(スタライ)にも参加しているバンドメンバーの生演奏が聴ける,なんとも贅沢なコーナーだ。
今回は,会場の都合でドラムが持ち込めなかったそうで,サックス,フルート,シェイカーなどが加わって演奏された。出演者によるリクエスト曲は,「Cloth Waltz」「トゥウィンクル空中戦」「Le temps des fleurs」の3曲。ムーディなアレンジで,原曲とはまた違った良さが見つけられる演奏だった。
番組後半は,楽曲をテーマにしたトークタイムだ。「祝福のLibrary」「トゥウィンクル空中戦」をはじめ,アルバムに収録されている新曲や,それぞれのソロ曲「Amor Vincit Omnia」「GO-AHEAD SIGNAL」「A WAY OF LIGHT」にも,思い入れたっぷりのコメントが聞けた。
ゲストお二人の楽しい人柄も垣間見え,今回も盛り上がった「くわPスタジオ TRIP」第3回の収録。終始笑いが絶えず,8年続けてきた「あんスタ!!」曲への想い,役者,歌い手として取り組む姿勢なども明らかになった。そんな見逃せない番組をまだチェックしていない人は,ぜひ確認してほしい。
収録後インタビュー。本番組ならではの空気感,“人”のつながりで作品が出来上がっていくこと
4Gamer:
今日の収録を終えての感想をお聞かせください。
桑原 聖さん(以下,桑原さん):
“飲み会”でしたね。今回は飲み慣れているメンバー(斉藤さん)がいたこともありますけれど,お酒の進みが早かった感じがします。
多分,番組の編集は大変なんだろうなと思いつつ,本当に楽しくやらせていただいていますね。“ESバンド TRIPライブ”もいつもと違う編成で,また違った一面が見られてよかったですし。本当に僕自身が楽しかったです。なんかすみません……。
高橋広樹さん(以下,高橋さん):
「あんスタ!!」で,こういう形式の番組は,今までなかったですよね。ほかの配信番組やイベントでは,わりと大きめなアクションや派手なトークをしてきた身としては,落ち着いてキャラクターや作品の話,とくに音楽の話がたくさんできたのは,すごく得難い時間でした。
桑原さんとは付き合いは長いですが,実際にお会いする機会は年に何回かですし,壮馬くんとは現場で会っていても,ちゃんとトークしたことはないし,ましてや一緒にご飯に行ったこともない。そんな状況だったので,友達の輪が広がった気がしてうれしい時間でした。
斉藤壮馬さん(以下,斉藤さん):
率直に言って,すごく楽しかったです! 桑原さんとはいろいろな形でお世話になっていますが,広樹さんとこういう空間でゆっくりお話できることがなかったので,すごく楽しみにしていました。粗相がなければいいなと思ったんですが……。もうめちゃくちゃステキな方で,できれば二次会をやりたいなというくらい楽しい時間でした。
生演奏あり,音楽からフリートークから本当に盛りだくさんの内容になったと思うので,自分も楽しかったし,見てくださる皆さんも楽しんでもらえるような番組になったのではないかなと。
4Gamer:
個人的な今日の見どころ,ハイライトを教えてください。
斉藤さん:
「気づいたらモエシャン」……ですかね。
桑原さん:
そうですね。「気づいたらモエシャン」です。急に(用意されていたお酒のボトルが)モエシャン(モエ・エ・シャンドン)に変わっていたんですよ。気づかないうちに。
斉藤さん:
桑原さんが,「もうボトル空いちゃったね」って言ってボトルを見たら,もうモエシャンになっていたっていう。
桑原さん:
そうなんですよ。ほかにも,急に料理がテーブルに増えていたりだとか。今回の配信は,何回見返しても気づきがあるかもしれないですね。
斉藤さん:
いっぱい食べる広樹さんも見どころですね。
高橋さん:
確かに,番組とかであんなに食べたのは,初めてかもしれない。
斉藤さん:
いの一番にオニオングラタンスープを召し上がって……。
高橋さん:
そう,一番熱い状態で(笑)。
桑原さん:
やっぱりそうですよね! あのあと僕もいただいたんですけど,充分熱かったです。
高橋さん:
オニオングラタンスープは,なかなか冷めませんからね……。
桑原さん:
(熱いのを食べさせて)ごめんなさいっていう気持ちでいっぱいです……。
4Gamer:
前回,桑原さんにはうかがったのですが……。“TRIP”という番組のテーマにちなんで,もし「あんスタ!!」アイドルと旅行をするなら,誰とどこに行きたいですか?
高橋さん:
そんなの,「“影片みか”と,“フランス”」に決まってるじゃないですか!
全員:
ワーッ!
斉藤さん:
100点が出てる……。僕,これ以上の回答は出せないです。
桑原さん:
ちなみに,僕は前回のインタビューで,「天祥院英智さまとラグジュアリーな島に行きたい」と答えました。
斉藤さん:
“資本力”ですか。僕は,2winkとなら結構うまくやる自信あります。2人が「Aだ!」「Bだ!」と言っているところに,僕が「Cでもいいんじゃない?」って。自分も長男で,妹が2人いるんです。「好きに遊んでおいで」と言って見守るような,そういうポジションでいる自分のことが,まあまあ好きですね。
4Gamer:
そういう接しかたもステキですね。では,次の質問です。今日は生バンドの演奏がありましたが,もしご自身で演奏するならどの楽器を担当したいですか。
桑原さん:
広樹さん楽器できるんですよね。
高橋さん:
ギターでコードを「じゃらーん」と弾けるくらいです。
斉藤さん:
僕は今日観たからというのもあって,サックスですね。さっき広樹さんとも話していたんですが,めっちゃかっこよかったじゃないですか。
高橋さん:
かっこいいよねえ。
斉藤さん:
だけど,練習場所に困るという問題があって。そこをクリアできるんだったらやりたいです。元々,ジャズに限らずサックスが入ってるバンドが好きでして。
2000年代にロックンロールリバイバルっていうムーブメントがあったんですけど,そこに「ザ・ズートンズ」というバンドがいて,そこにはアビィ・ハーディングっていう女性のサックス奏者がいて……そんなことを語れるぐらい,サックスに憧れがありながらも,実際に演奏したことはないので。
4Gamer:
高橋さんは,どうでしょうか。
高橋さん:
そうさなぁ……。やっぱり今日聴いたからっていうこともあって,ベースですね。
桑原さん:
かっこよかったですからねえ!
高橋さん:
客席30席ぐらいのライブハウスで生楽器と一緒に演奏するウッドベースの良さがたまらないなと感じるので,どちらかといえば,大きいホールよりも小さめの会場でベース担当になって,重低音を自分の体から感じてみたいです。
4Gamer:
いいですね。それでは,桑原さんにお聞きします。今から1つ,まったく触ったことのない新しい楽器を習得するならどれにしたいですか? まったく触ったことがない,という前提は難しいかもしれませんが。
桑原さん:
まったく触ったことのない……? ハンドパンですかね。
高橋さん:
テルミンとか?
桑原さん:
テルミンもいいですね。
斉藤さん:
ギターにテルミンを仕込んでいる人いらっしゃいますよね。
桑原さん:
触ったことない楽器となると難しいですね。実はサックスも触ったことはあるし。……あ,チェロはまったく経験がないので,やってみたいかもしれないですね。チェロじゃなければハンドパン。楽しそうです。
4Gamer:
「あんスタ!!」曲をアレンジして演奏するとか……?
桑原さん:
「あんスタ!!」の曲,(演奏の)ハードルが高いんだよなあ(苦笑)。
4Gamer:
では最後に視聴者へのメッセージをお願いします。
桑原さん:
配信も3回目となり,皆さまお気づきだとは思うんですけど,僕らが勝手に楽しんで勝手にお酒を飲んで,楽しませていただいている番組なんで,「本当に視聴者の方は楽しんでくれているだろうか」という疑問はずっと持っているんですが,すみません,楽しいので続けさせていただきたいなと……。
こうして長いこと一緒に歩んできたメンバーと,お酒を飲みながら音楽の話ができるのはすごくいいなと思いますし,なかなかない機会なので。ぜひ皆さんも,(大人の方は)よかったらお酒を片手に,一緒に楽しんでもらえたらと思っております。
ちょっと無作法があるかもしれませんが……。どうか多目に見てください。配信を見てくださって,ありがとうございます。
高橋さん:
プロデューサーが楽しんでやっている番組にお邪魔させていただき一緒に遊んだ……という,こういう空気感を「あんスタ!!」というタイトルでお届けすることはめったにないと思いますから,そういう意味ではぜひ長い“TRIP”のうちの1ページと思って,「心の“Library”」に刻んでくれたらと思います。
いやマジで楽しかったし,生演奏も良かった! ライブのところだけでいいから聞いてください(笑)。あと,世にも珍しい高橋広樹と斉藤壮馬のツーショットも見どころですね。動画でツーショットが映ることは今までなかったので,そういった点も注目していただいて,ぜひチャンネル登録および高評価をお願いいたします!
桑原さん:
素晴らしいコメント(笑)。
斉藤さん:
非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。何を喋ろうかまとめていたんですけど,広樹さんのコメントが面白すぎて,ちょっと忘れちゃいました(笑)。
やっぱり自分は2winkという,2人で1人のキャラクターたちの声を担当させていただいておりまして,それ自体にすごく責任感とうれしさを感じているんですが,桑原さん,広樹さんなど,作り手やほかのユニットの方と一緒に,お互いのユニットの話,作品の話をさせてもらう機会って,今までに本当になかったので,さらにうれしく感じました。しかも素晴らしい演奏まで味わえましたから,非常に贅沢なことです。
自分が1人でアンサンブルを奏でるだけではなくて,こうして人と人とがつながって作品が成り立っているんだな,というのをあらためて思いましたし,これから先,2winkのユニット曲・ソロ曲もちろんですが,例えばValkyrieとのコラボレーション曲も,もしかしたら可能性があるんじゃないかって。
高橋さん:
これを機に? ボーイソプラノをやってもらいますからね!
斉藤さん:
♪ア〜〜〜〜〜〜〜〜(高い声で)
高橋さん:
いけそう,いけそう。
斉藤さん:
というわけで,本当に楽しい時間でした。ぜひ皆さんにも楽しんでいただいて,これからも「あんさんぶるスターズ!!」を応援していただけたら幸いです。
4Gamer:
ありがとうございました!
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