「FFXIV」，新型コロナの影響でパッチ5.3の遅延は確実との見通し。開発と運営への影響を吉田直樹氏が伝える

　スクウェア・エニックスがサービスを行っているMMORPG「ファイナルファンタジーXIV」（PC / PlayStation 4 / Mac。以下，FFXIV）の公式プレイヤーズサイト「The Lodestone」に本日（2020年4月10日），「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）によるFFXIV開発／運営への影響について」と題した，プロデューサー兼ディレクター・吉田直樹氏による記事が掲載された（リンク）。

　詳しくは記事を読んでもらうとして，吉田氏は「パッチ開発スケジュールに大きなダメージを受けています」としつつ，当初6月中旬に予定していた次期メジャーパッチであるパッチ5.3はスケジュールの遅延が確実な状況であること，そしてその遅延が2〜3週間で済むのか，1か月単位となるのか，現時点では予測が立っていないことを伝えている。そして，クオリティの伴ったアップデートやコンテンツ内容を充実させるためにも，開発・運営チームの健康とメンタリティを最優先し，事態の推移を見つつ，あらためてスケジュールの精査を行わせてほしいと，プレイヤーに理解を求めている。

　公開ワールドの運用については，吉田氏を含め，各自宅からのリモートワークで運営が可能になっているとのこと。一部GMサポートやインフォメーションセンターの対応に通常時と比べて遅延が生じる場合があるかもしれないが，世界中のプレイヤーに継続してプレイしてもらえるよう，しっかりと各ワールドの運営は続けていくので安心してほしいとのことだ。

The Lodestoneの「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）によるFFXIV開発／運営への影響について」ページ