プレイレポート
古代遺跡から発掘されたオーパーツをめぐる壮大なドラマと,甘い恋を一度に楽しめる。「Circle〜環り逢う世界〜」先行プレイレポート
ここで独占配信が予定されている「Circle〜環り逢う世界〜」は,古代遺跡から発掘されたオーパーツをめぐり動き出した壮大なドラマと,個性豊かな天才たちとの交流が楽しめる恋愛アドベンチャーゲームだ。
先日,2019年7月25日10:00にリリースされることも発表されている(関連記事)。
本稿では,気になるゲームシステムや,恋のお相手となる男性陣の魅力など,先行プレイで判明した本作の見どころを紹介しよう。記事の最後には,ゲーム内アイテムがもらえるシリアルコードの情報もあるので,ぜひ最後まで読んでほしい。
セクションCで待ち受ける刺激的な日々!
10年前に失踪した父の行方を探るため,HAZAMA研究所に入社した主人公(プレイヤー)。最先端の研究を行う会社だと憧れてはいたものの,彼女を待っていたのはデータ入力や資料整理など一般業務ばかりの代わり映えのない日々だった。
そんなある日,“セクションC”と呼ばれる部署への異動が命じられる。入社以来,存在すら知らなかった部署への突然の異動に困惑しつつも,男性に連れられてセクションCへの扉を開く。そこで彼女は,考古学者だった父が発見した“パンドラの輪”をめぐる事件に巻き込まれていくことに……。
父親の消息や世界に迫った危機,古代文明に秘められた力など,物語を読み進めていくほど,筆者はこの世界にどんどん引き込まれていった。謎が謎を呼ぶ展開に「この先はどうなるのか」と,先が気になって止まらないのだ。
そんなメインストーリーは,「クエスト」から読むことができる。物語を進めていくと「ミッション」が発生し,クリアすることで次のストーリーが開放されていく。
ミッションは2段階となっていて,エージェントカードによる「事前捜査」と,セクションCのメンバーカードを使用した「捜査」が発生する。
事前調査では,ミッションごとに「推理」や「腕力」などさまざまなスキルが求められる。該当するスキルを所持しているエージェントを選び,条件を達成することができれば成功だ。もしここで失敗しても,次の捜査には進めるのでご安心を。ちなみに,事前調査が2回必要なミッションもある。
メンバーを使用しての捜査では,「決断力」「想像力」「協調性」「行動力」の中から2つの能力が求められる。手持ちのメンバーカードから該当ステータスの合計値が高くなるように,1人から3人のメンバーを選ぼう。
事前調査と捜査をこなして,画面上のゲージが紫色のダイヤマークに到達すればクリアだ。ダイヤマークは3か所にあり,1つめでも満たせばクリアとなる。それぞれのミッションに応じた経験値,アイテムなどの報酬が獲得可能だ。
なお,1つめのダイヤマークに到達してミッションを成功させると「おまかせ」機能が開放される。「おまかせ」では推奨メンバー編成が自動で選択されるので,活用してみよう。また,2つめ到達でキャラ選択なしで,瞬時に結果が表示されるモード「オートプレイ」が使用可能となり,3つめ到達で「パーフェクト報酬」が獲得できる。
初対面でまさかの狗扱い。
個性的なセクションCメンバー
主人公と一緒にミッションに挑戦してくれるのは,同じセクションCに所属している4人の男性たちだ。エリート揃いのHAZAMA研究所所属だけあり,全員が得意分野や本職を持つ超有能な人物……なのだが,かなりの個性派揃いとなっている。
まず最初に出会うのが,主人公に辞令を届けてくれる東条蒼介(CV:浅沼晋太郎)。決断力と行動力がある人物で,メンバーのリーダーで主人公の兄貴的存在。彼がいれば,どんな場面でも大丈夫だと思える頼もしさがある。考古学研究員で,冒険家でもある。
ほんわかした空気をまとっている早乙女悠郎(CV:八代 拓)は,優しく親切な好青年。本職は小説家だが,心理学の分野を活かしてセクションに貢献している。主人公とは,久々に再会した幼なじみ同士という関係性も気になるところだ。
宇賀神光冴(CV:石川界人)は,命令を絶対とするSP。参謀タイプだが,自ら先頭に立って指揮を執ることもできる。主人公のことを「狗」扱いするなどとっつきにくそうな感じだが,そのぶん認められたときのうれしさもかなりのもの。
外科医の京 直人(CV:西山宏太朗)は,束縛や団体行動が嫌いなマイペースな人物だ。主人公を毛嫌いしている様子があり,ちょっと近寄りがたい雰囲気だが,ケガの心配をしてくれるところを見ると悪い人ではない様子。なぜ嫌われているのか,その真意が気になるところだ。
そんな彼らと親密になるために,好感度を上げる必要がある。好感度は彼と「電話」,または「チャット」を行うことでポイントが上がっていく。
電話は,クエストマップで所定の場所を通過したり,ガチャなどで特定のカードを入手したりすることで彼から着信が入る。ちなみに,有料コンテンツではあるが,プレイヤーから発信するとたくさんの好感度ポイントが獲得可能だ。
チャットは,業務連絡的なものから素顔がうかがえるものまで,さまざまなトークが楽しめる。筆者おすすめは,チュートリアルチャットで見られる主人公の絶妙なツッコミだ。
電話はフルボイスとなっているので,電車など外出先ではイヤフォン必須。ミュートも選択できるため,文字だけでメッセージを楽しむこともできる。ホーム画面の「着信」からいつでも聞き返せるのも,うれしいところ。
また,R以上のカードにはすべてカードストーリーが用意されている。1話目は好感度の条件を達成すると開放され,以降は育成によってLVやRANKを上げたり,覚醒させることで続きが読める。SR,SSRの1話めと最終話は,うれしいボイスつき! 話数のところにはボイス,電話,チャットのアイコンが表示されているので,何が楽しめるのかが一目瞭然だ。
なお,カードは彼らのさまざまな表情や,シチュエーションが描かれたイラストとなっている。セクションCメンバーのプライベートなど,本編とは少し違う彼らが見られるのがポイントだ。
筆者は,ツン成分の強い光冴の“デレ”が見たくて,一生懸命カードストーリーを開放した。もし光冴推しの人がいるならば,「カードを全部集めて読むべき」とアドバイスしたい。どれもニヤニヤしてしまうものばかりだったからだ。ほかのメンバーのストーリーも楽しい成分が満載なので,ぜひ推しメンバーのいろいろな表情をのぞいてほしい。
ちなみに本作には,恋愛対象ではないのが惜しまれるほど,魅力的なサブキャラクターが多数登場する。彼らはエージェントとして事前調査をしてくれるほか,メインストーリーでからんでくることも。朝比奈玲士の見た目と性格がドストライクだった筆者としては,彼らの活躍にも注目したい。
カードを育成して最高の捜査チームを作ろう!
入手したカードは,クエストなどで入手できる素材を使用して強化できる。序盤はスムーズに進められるが,ある程度育成しないと3章くらいからは苦戦する場面も……。やはり,こまめに育成しておくことをおすすめしたい。
アイテムを使用してカードのレベルを上げる「育成」,素材を消費して☆の数をアップさせていく「ランク」,レベル上限を上げる「限界突破」などで強化できる。素材となるアイテムは,ミッションで入手可能だ。なお,一度クリアしたミッションはオートで行えるので,コツコツ進めつつ,お気に入りのカードを強化していこう。
また,SR以上のカードは,ランクとメンバー好感度がMAXになることで覚醒する。覚醒後は,新たなイラストも楽しめるのでお楽しみに!
先行プレイレポートでは使用できなかったが,「掲示板」や「同僚」などゲーム内でファン同士が交流できるコミュニティも充実している。みんなと推しについてトークしつつ,本作の世界をプレイするのも楽しそうだ。
「Circle〜環り逢う世界〜」は現在,事前登録サイトにて事前登録が受け付けられている。また,公式Twitterでは声優陣のサイン色紙が抽選で当たるキャンペーンや,ゲーム内アイテムのプレゼントキャンペーンも行われているので,参加しつつ7月25日の配信を楽しみに待とう。
リリース後にマイページの「設定」から「シリアル入力」を選ぶと,コード入力画面が表示されるので,「b9f7d15f360f4d26」を入力しよう。誰でも使用でき,有効期限もないそうなので活用してほしい。
「Circle〜環り逢う世界〜 」公式サイト
(C)SUCCESS