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[TGS 2019]よーいドン!でキャラクターを育てて,最後にガチバトルを繰り広げる「ReadySet Heroes」のプレイレポートをお届け
「ReadySet Heroes」公式サイト
Robot Entertainmentが開発する本作は,最大4人までのマルチプレイが楽しめるダンジョンクローラー型のアクションゲームだ。参加したプレイヤーは同じダンジョンを別々のチームで攻略し,キャラクターを育て,最終的にはチーム同士で直接バトルを繰り広げることになる。2人での真剣勝負や,チームを組まないバトルロイヤル形式でのプレイも可能だ。
今回は,本作のリードデザイナーであるKyle Snyder氏と,リードアーティストのElyse Bromser氏と共に本作をプレイしつつ,ゲームの特徴を聞いたので,その内容をお届けする。
「ReadySet Heroes」は,大きく分けるとダンジョン攻略フェーズとバトルフェーズに分かれている。ダンジョン攻略フェーズでは,ステージによって決められた制限時間の中で,キャラクターをどれだけ成長させられるかがカギとなる。モンスターを倒したり,樽を破壊したりするとドロップするジェムを集めて,キャラクターを強くしていくのだ。
ジェムには色が付いており,その色に応じて攻撃力や防御力や素早さといったステータスが上昇していく。どの色のジェムが出るかはランダムだが,特定の色が出やすいルートなどもあり,育成の方向性はある程度決められる。
ステージ上の敵をすべて倒すとトレジャータイムとなり,出現した宝箱から装備を入手できる。武器は全部で5種類あり,同じ武器でもリアリティによって性能が変わるといった具合だ。同じように防具にも複数の種類とレア度が存在するほか,強力な魔法を覚えられるスペルアイテムも存在し,その組み合わせは1000通り以上あるとのこと。
ちなみに,今回のデモプレイで筆者がメイン武器にしたのは「リュート」だ。リュートは,周囲の敵を眠らせるという特殊攻撃が強力で,のちのバトルフェーズを見据えてこれをずっとキープし続けていた。
トレジャータイムで装備を吟味したら,次のステージへ進む。ステージは50種類以上あるそうで,その中からランダムに選ばれる形だ。謎解きがメインだったり,トラップが多かったり,ボスが待ち受けていたりと,ステージによってコンセプトもさまざまで,繰り返しプレイしても飽きない作りになっている。
制限時間を過ぎると,各プレイヤーは自動的にアリーナへ飛ばされる。ここで,ダンジョン攻略の成果を見せつけるわけだが,単に殴り合うわけではない。最終バトルにはいくつかルールが存在し,TGS版のデモでは,金貨をたくさん集めたチームが勝利となる「ゴールドラッシュ」と,ホッケーのパックのように滑る寿司を攻撃して,自チームのセイウチの口に放り込む「セイウチホッケー」が用意されていた。
勝利するためには,目標に合わせた行動をしなければならないが,当然ながら相手チームからの妨害もあるわけで,一筋縄ではいかない。各プレイヤーがどのように成長したかも,拳を突き合わせるまでは分からないので,ここが一番の盛り上がり見せる。
バトルのルールがパーティー志向なので,変な方向に熱が入ることもなく,老若男女問わず楽しめるダンジョンクロウラーといえるだろう。というより,もはやパーティーゲームである。
PlayStationブースでは,4人で肩を並べて遊ぶローカルマルチプレイ方式だったが,実際にはオンラインプレイも可能で,PC版とのクロスプレイにも対応しているとのこと。友達とチームを組んだ状態でマッチングを始めることも可能だという。
また,ひたすらダンジョン攻略をしていくソロプレイモードもあるとのことで,一人でもじっくりとやり込めそうだ。
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(C)2019 Robot Entertainment Inc.“ReadySet Heroes”is a trademark of Robot Entertainment Inc.
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