連載
少女と星と燃費の悪いスマホ。スマホ向け放置ゲーム「Plantan」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2053回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,スマホ向け放置ゲーム「Plantan」(iOS / Android)を紹介しよう。本作は先日行われたインディーズゲームイベント「TOKYO SANDBOX 2019」にも出展されていたタイトルだ。
「Plantan」ダウンロードページ
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荒廃した星に住む,博士だけど少女な「コピア」は,ある日“宇宙一燃費の悪いスマホ”を見つけた。コピアはスマホを起動するための電気を集めるべく,さまざまな発電所を建設することにした。
上空には,風船に吊るされた「素材」が飛来してくる。まずはなぜか準備OKな大砲を使い,風船を撃ち落として,さまざまな素材を集めよう。集めた素材をラボで使用すると,発電所を作ったり,発電方法を研究したり,発電効率を高めたりすることができる。
星の天候は目まぐるしく変化するので,風力や人力など,設置する発電所は天候に合った種類が効果的だ。加えて「雨のときは水辺に水力発電」などの建設テクニックで,より効率よく電気を作れる。
作った電気でスマホが充電できたら,スマホを起動しよう。すると画面に「PLANTAN」と表示され,ゲーム内アプリがスタートする。
PLANTANはシンプルな横スクロールランアクションを楽しめるものだが,充電は恐ろしい速さで消耗する。充電がなくなる前にステージ最奥に到達し,出現するボスを倒す。まずはそれを目標としてほしい。
発電所建設とゲーム内アプリを繰り返す,斬新なプレイ体験を楽しめる本作。コピアを取り巻くシュールでフワフワした世界観と,その裏に隠された世界の真実は,遊んでみなければ分からない。
著者紹介:H.H
ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーとして,日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と鎬を削っている。コンシューマやスマホアプリでは,ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。
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