プレイレポート
名作オープンワールドゲームをSwitchで。「ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション」のショートインプレッションを掲載
「ウィッチャー3 ワイルドハント」(PC / PS4 / Xbox One)は2015年に発売され,世界各国で高い評価を得たオープンワールドアクションRPGだ。その後も「無情なる心」「血塗られた美酒」といった拡張パックが発売されており,そのボリュームの大きさでも話題を呼んだ。
今回のSwitch版は,そうした拡張コンテンツまですべて収録された「コンプリートエディション」となっていて,150時間以上は遊べるタイトルとなっている。
では実際にSwitchで遊んでみると,どんなプレイフィールが得られるのか。さっそく試してみたので,本稿ではその操作感などを紹介してみたい。
「ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション」公式サイト
名作オープンワールドゲームをSwitchで
というわけで,ゲラルトと共に世界に降り立ってみると,広大な世界が広がっていた。
操作は左アナログスティックで移動,[X][Y]ボタンで攻撃,[A]ボタンがインタラクションで[B]ボタンがジャンプと,ほかのプラットフォーム版と感覚は変わらない。そのほかの操作も同様なので,ほかのプラットフォームでプレイしたことのある人も,違和感なく遊べるだろう。
とりあえずTVモードでプレイを開始すると,ゲラルトが風呂に入っているお馴染みのシーンがスタートする。うーん,綺麗なたまご肌だけど,大画面でプレイするにはちょっと解像度が辛いかなあ,という感じでシーンが進んで行く。フレームレートは安定はしているものの,ヌルヌルとまではいかない――恐らく30fpsくらいだろう。とはいえ,フィールドを馬で駆けていて引っかかるようなことはなかったので,アクションで困ることはなさそうだ。
一方,携帯モードで遊んでみると,こちらは画面が小さいので解像度の低さは気にならなくなる。フレームレートなどは相変わらずだが,こちらも特定の箇所で急にカクカクするようなことは,少なくとも今回のプレイ中にはなかった。各種インタフェースや字幕などの文字が読みづらいということもないので,本作では携帯モードでのプレイをオススメしたいところだ。
とまあこんな感じで,概ね良好な移植といって良いデキだという思うので,とくにほかのプラットフォームで遊んだことのない人,あと豊富なサイドクエストを出先で消化していきたい人などには,オススメなタイトルではないだろうか。移植を担当したSaber Interactiveの面目躍如といったところだろう。ごく短いプレイ時間の感想なので,あくまで参考程度だが,購入の指針にしてもらえたら幸いだ。
なおゲームの内容そのものについては,PS4版の詳しいレビューがあるので,そちらを参照してほしい。2015年の「Game of the Year」を受賞した名作オープンワールドゲームをSwitchで体験してみたい人は,ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがだろうか。
あなたが18才以上ならば絶対にプレイすべき一本。ダークでシリアスな“大人のRPG”「ウィッチャー3 ワイルドハント」のプレイレポートをお届け
スパイク・チュンソフトから2015年5月21日に発売される「ウィッチャー3 ワイルドハント」は,数々のメディアやRPGファンから高い評価を受けてきたアクションRPGシリーズの最新作だ。本稿では,ゲラルトサーガの最終章を飾る本作のプレイレポートを,たっぷりのスクリーンショットと合わせてお届けする。
「ウィッチャー3 ワイルドハント コンプリートエディション」公式サイト
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