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大会を手軽に開催できるeスポーツプラットフォーム「PLAYHERA」が発表,β版が本日リリース。CyberZとRIZeSTが合弁会社を設立しサービスを展開
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印刷2019/09/10 18:32

イベント

大会を手軽に開催できるeスポーツプラットフォーム「PLAYHERA」が発表,β版が本日リリース。CyberZとRIZeSTが合弁会社を設立しサービスを展開

 2019年9月10日,CyberZとRIZeSTは都内某所にある「OPENREC STUDIO」にて,eスポーツ大会&コミュニティプラットフォーム「PLAYHERA」iOS / Android)のプレス向け発表会を行った。本稿ではイベントの内容と,PLAYHERAの詳細についてお伝えしよう。

 「PLAYHERA」をものすごく簡単に説明すると,eスポーツに特化したSNS機能を持ち,大会を手軽に開催できるプラットフォームだ。iOS/Android向けのアプリケーションは本日,β版がリリースされる。
 RAGEを運営するCyberZと,さまざまなeスポーツイベントを運営してきたRIZeSTが,本プラットフォームの開発・運営を行っていく合弁会社PLAYHERA JAPANを設立予定とのことだ。その代表にはRAGEの総合プロデューサーを務める大友真吾氏が就任する予定なのだという。

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PLAYHERAの特徴
  • エントリーから大会進行まで「PLAYHERA」アプリ1つで運営が可能
  • ユーザーは無料で「PLAYHERA」アプリを利用でき,さまざまな大会に参加可能
  • 「PLAYHERA」のチャット機能にて主催者と選手,選手間のコミュニケーションが可能
  • 対戦相手と共有するルームNo.やサーバーIDなどを対戦画面のチャットボックス内で共有可能
  • PUSH通知によるスムーズでユーザーファーストな大会進行が可能
  • eスポーツに特化したSNS機能が利用可能(β版)

「PLAYHERA」公式サイト

「PLAYHERA」ダウンロードページ

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大会プラットフォーム


RAGE総合プロデューサーでPLAYHERA JAPAN代表に就任予定の大友真吾氏
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 本イベントではPLAYHERA JAPANの代表に就任予定の大友氏によって同プラットフォームの説明が行われた。
 普通に大会を開催した場合,どんな小さな大会でも,エントリー受付(当落抽選含む),当日の参加状況の把握,トーナメントシートの作成,試合進行,といろいろと運営に手間がかかる。
 PLAYHERAは1つのプラットフォームで“システマチックに処理”することで,そうした手間を軽減できるというわけだ。

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 手間が軽減されるのはなにも運営側だけではない。大会に参加する場合,エントリーフォームでの参加申請に始まり,大会進行時のチャットツールでの結果報告や進行アナウンスなど,複数の手段を使って主催者と連絡をとっていたと思われるが,それが1つのアプリケーションで行えるのだ。
 すべて「PLAYHERA」で完結するので「大事な連絡を見落としていた!」なんていう事故も減るだろう。

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 オフライン大会でも「GPSチェックイン」を利用した参加者の出欠確認,「PUSH通知」による進行のアナウンスが可能だ。選手は長い列に並ぶ,運営側は多くの人員を投入していた受付作業や,会場で拡声器を使って行われていた進行アナウンスが,よりスムーズになるのではないだろうか。

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 現段階では,イベント開催者(以下,オーガナイザー)は専用のWebクライアントで,大会を管理・運営していく。この機能は正式リリース後にアプリ1つで運営できるようになるという。ユーザーが利用するPLAYHERAアプリも将来的にはWeb版が用意される予定だ。
 発表会でのデモンストレーションではシングルエリミネーションとラウンドロビンの大会形式が確認できるのみだったが,今後はダブルエリミネーションやバトルロイヤル,スイスドローといった大会形式にも対応するとのことだ。

 CyberZとRIZeSTという2社のオーガナイザーが関わっているだけあって,スポンサーロゴの表示機能,大会のプロモーションムービーの設定などがあり,現状でもしっかりとした大会が開催できそうな印象だ。
 公式サイトにて大会オーガナイザーの募集が行われているので,気になる人はチェックしてみるといいだろう。

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 オーガナイザーアカウントは基本的に無料で利用可能で,一部有料プランも用意されているそうだ。またPLAYHERAではゲームパブリッシャ向けの事業として「PLAYHERA公式オンライン大会」を行うという。こちらはCyberZとRIZeSTのノウハウを利用して,高いクオリティの大会を開催できるプランとのことだ。

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大会と連動したSNS機能


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 ここまでがeスポーツ大会プラットフォームに関しての内容だ。「PLAYHERA」にはアプリ内のSNSを利用したコミュニティプラットフォームとしての側面もある。その主軸となるのは「プロフィール」「クラン」「タイムライン」の3つだ。

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 1つめのプロフィールは,大会戦績やプレイしているゲーム,使用しているデバイスなど,およそeスポーツでの交流を目的とした情報を掲載できるものだ。いわゆる同好の士とのやり取りになるので,趣味やゲームが合う人を探して,交流するといったこともできるだろう。
 大会プラットフォームの性質もあるため,プレイヤーがPLAYHERA上でどんな大会に参加し,どんな成績を収めたのか,ひと目で確認できる。実績を手間なくまとめられるので,ファンへのアピールやスポンサーへの売り込みなども楽にできそうだ。

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 2つめのクランは,コミュニティを形成して交流する機能だ。コミュニティ内での情報交換だったり,大会戦績の共有だったりが可能だという。
 3つめはタイムラインは,フォロワーの投稿内容などが流れてくるSNSではよくある機能だ。プロフィールで登録した「お気に入りのゲーム」の大会情報や結果なども流れてくるという。

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 これらの機能に加え,将来的には「コーチング機能」「リクルーティング機能」「スポンサーエンゲージメント」「オーガナイザー収益化プログラム」の実装が計画されているという。このうち,コーチング機能とリクルーティング機能については,その概要が説明されたので紹介する。

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 リクルーティング機能は――字面から受ける印象とは少し違うが――いわゆる,プリマッチメイキング機能だ。Twitterなどで見かける「PUBGのスクワッドメンバー@1募集」といったものをPLAYHERAで行えるようにしたもので,フィルター機能などもあり,一緒に遊ぶプレイヤーを探しやすくなっている。
 コーチング機能は,そのままゲームのコーチを請け負う機能だ。あるプレイヤーはコーチとしてエントリーし,コーチングを受けたい人がコンタクトを取る。報酬を設定可能でそのやり取りには「HPT」というポイントが利用されるとのこと。プロフィールで互いの戦績を確認できるので,利便性は高そうだ。

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 β版でオーガナイザーとユーザーの両方からフィードバックを得て,より使いやすいプラットフォームとするべく開発していき,正式サービスは早ければ年末〜来年初頭に行いたいとのことだった。
 すでにいくつかの大会でPLAYHERAが使用されることが決まっているという。またe-sports SQUARE AKIHABARA,e-sports FIELD YASAKA,eスタジアム福岡での公認大会プラットフォームとして使用されるようだ。

 PLAYHERAはおよそeスポーツに必要なモノが揃ったプラットフォームと言えるが,それが利用されるかは今後の展開次第ともいえる。人がいなければ利用されず,大会がなければ人は来ない。オーガナイザーとプレイヤーの両者が満足するサービスが展開されることに期待したい。

左からPLAYHERA MENA CMOのSultan Almousa氏,PLAYHERA CTOのTony Kelly氏,RAGE総合プロデューサーの大友真吾氏,RIZeST CEOの古澤明仁氏,PLAYHERA Founder & ChairmanのNaif Mulaeb氏
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