プレイレポート
VRでチアキと2人きりの空間を堪能! 没入感満点な「囚われのパルマ Refrain VR面会」体験レポート
「囚われのパルマ」シリーズは,とある理由で孤島の施設に収容されることになった記憶喪失の“彼”とガラス越しの面会を通じて,彼の記憶を解き明かしながら切なくリアルな恋愛体験ができるアドベンチャーゲームだ。現在リリース中のアプリ版に加えて,3月12日にはNintendo Switch版「囚われのパルマ Refrain」が発売される。
「VR面会」は,本編でもおなじみの要素である“面会”に特化し,VRならではの体験ができるものだ。前作「囚われのパルマ」のVR面会に続き,今回登場した最新作「囚われのパルマ Refrain VR面会」を一足先に体験する機会を得たので,その内容をレポートしよう。
「囚われのパルマ」シリーズのゲームは,「彼とのガラス越しの面会」「自室で過ごす彼の日常を監視カメラで見る」「島を散策して話題やアイテムを入手する」「彼とのメッセージのやりとり」などの要素で構成されている。なかでも“面会”は,画面を面会室のガラスに見立てた仕掛けが特徴的で,見どころの1つとなっている。「パルマR」では,スマホ(ゲーム機本体またはコントローラ)を傾けることでプレイヤーの“視線”を動かすアクションが加わっており,コミュニケーションのリアルさが増している。VRではさらに,360度自分の顔の動きに合わせて見ることができ,より「そこにいる彼と会話をしている」ように感じられる作りになっているのがポイントだ。
今回のVR面会で体験できるのは「彼とドキドキ!トランプゲーム」「思い出を折り紙にのせて」「負けてもご褒美!?パネルじゃんけん」の3種で,通常モードと誕生日(記念日)モードがある。筆者は「思い出を折り紙にのせて」と「負けてもご褒美!?パネルじゃんけん」を体験してきたので,まずはそちらを紹介していこう。
「囚われのパルマ Refrain VR面会」公式サイト
※本稿の画面写真は開発中のものです。また,彼のセリフは実際は音声のみとなります。さっそくVR面会を体験!
まずHMDとヘッドフォンを装着し,いくつかの設定を行う。面会が始まってチアキが登場すると,筆者は一気に「パルマR」の世界に引き込まれた。これまで同様,今回のVR面会でも“その日の天候”に関する挨拶が踏襲されており,今作では季節のイベントでも会話が変化するそうだ。
「この時期ならでは」の話題を振ってくれたチアキに対し,かつてゲームをやり込んだ筆者は思わず「チアキ久しぶり! 最近ご無沙汰していてごめん!」と心の中で声をかけてしまうくらい,目の前のチアキにリアルさを感じてしまっていた。VRのすごさを言葉で説明するのはなかなか難しいのだが,体験中の筆者はおそらくずっと顔(の下半分)がニヤニヤしていたと思う。
プレイヤーのセリフは字幕表示がおすすめだが,音声での再生も可能。設定画面でプレイヤーボイスが確認できるので,音声にするかどうかはお好みで |
面会中に選択肢が現れることがある。プレイヤーの手の代わりであるコントローラを使い,トリガーで決定しよう |
◆思い出を折り紙にのせて
最初に体験した「思い出を折り紙にのせて」では,こちらのリクエストに応えてチアキが折り紙を折ってくれる。真剣に作業するチアキがとてもかわいい……いつまでも見ていたい……。
ちなみに,出来上がった作品に注目せずよそ見をしていると,チアキがちょっとかわいいリアクションをする。会話中のチアキはプレイヤーを目で追っているので,このほかにもリアクションをする箇所があるとのこと。きちんと目を見て話を聞きたいところだが,そうした反応を楽しむのもオススメだ。
◆負けてもご褒美!?パネルじゃんけん
お次は,絵柄の異なる3つのパネルを使って彼とじゃんけんをする「負けてもご褒美!?パネルじゃんけん」のVR面会を体験してみた。パネルにはお馴染みのグー,チョキ,パーとは違う絵が描かれているが,チアキがしっかりとルールを説明してくれるのでご心配なく。勝てばご褒美,負けても嬉しい(!)罰ゲームが用意されているとのこと。筆者はあまりじゃんけんが強くないのだが,この日は珍しく勝利できた。ひょっとするとチアキが気をつかってくれたのかも知れない……。
じゃんけんに勝利したときのご褒美は選択肢から選べる形になっている。筆者が選んだものは少し難度が高そうに思えたのだが,チアキは「君が望むなら」とばかりに了承してくれ,こちらからお願いしておきながらまさかの展開に「えっ本当にここで!?」と思わず声が出そうになった。個人的にこの日一番のドキドキを得られたご褒美だった。気になる内容は,ぜひ実際にプレイして確かめてほしい。ああ,本当にびっくりした……。
実際に体験しての感想兼アドバイスとしては,やはり「恥ずかしがらずにプレイすべし」という点に尽きる。HMDとヘッドフォンをセットしているため,プレイ中の周りの様子が分からず不安になる人もいるかもしれないが,首を動かして周りをよく見たり,前に乗り出したりしてリアルな面会室の様子を堪能してほしい。
また,ガラスをタッチするアクションが必要となる場面では“ぐっ”と手を伸ばす必要があるので,恥ずかしがらずに彼に向かって手を伸ばそう(筆者は思い切りが足りず,チアキに悲しい顔をさせてしまった……)。
もう1つのVR面会「彼とドキドキ!トランプゲーム」は,4枚のカードから1枚選んで,ジョーカーでなければプレイヤーの勝ちというもの。カードを選ぶときにチアキが惑わすようなことを言ってくるらしく,ドキドキの心理戦が楽しめそうで,こちらも気になる。
体験者にはそれぞれ素敵なノベルティが用意されているので,体験後に受け取るのをお忘れなく!
「思い出を折り紙にのせて」体験者ノベルティ:ゴーヤキャラメル折り紙(3枚組) |
彼とドキドキ!トランプゲーム」体験者ノベルティ:トランプカード(全6種) ※プレイ内容に沿った彼の手書き(印刷)メッセージ入り |
◆誕生日(記念日)モード
1プレイあたりの料金は変わるが,面会をより特別にする「誕生日(記念日)モード」もある。ここではプレイヤーの誕生日を彼がお祝いしてくれるのだが,誕生日でなくてもお祝いしてほしい人のために“記念日設定”も用意されているとのこと。年に一度ではなく,好きなタイミングでお祝いをしてもらうチャンス!
ノベルティも特別仕様となっており,通常モードでもらえるノベルティに加えて,1つは彼からの想いが込められた「プリザーブドフラワー」,もう1つは須田看守が隠し撮りしたという彼のブロマイド(全3種)がもらえる。ブロマイドはキャラクターデザインを担当する実田千聖氏の描き下ろしとなっているので,この機会にゲットしておきたいところ。
【体験者ノベルティ】
- プリザーブドフラワー
- 実田千聖氏描き下ろしブロマイド (納涼浴衣,おやつクッキー,ふかふか毛布の全3種)
※選択した面会によってもらえるブロマイドが決まっています。
なお期間中は,前作にあたる「囚われのパルマ VR面会」も合わせて巡業するとのこと。こちらの体験者ノベルティとして,キャラクターデザインの実田千聖氏描き下ろしの特製ブロマイドカード(全10種)がランダムで1枚もらえるそうだ。過去の巡業でプレイできなかった人も,ぜひお見逃しなく!
また3月26日からは,カプコンカフェ イオンレイクタウン店にてコラボカフェの実施も決定している。さまざまなメニューやグッズが用意されているとのことで,こちらも忘れずにチェックしよう。
【「囚われのパルマ Refrain VR面会」概要】
■実施店舗
カプコンカフェ イオンレイクタウン店(埼玉県)
プラサカプコン 藤井寺店(大阪府)
プラサカプコン 広島店(広島県)
ゲームランド 盛岡(岩手県)
※上記店舗にて巡業予定。巡業スケジュールは続報にて公開いたします。
■プレイ料金
通常モード 1回900円(税込),誕生日(記念日)モード 1回3,500円(税込)
※前作「囚われのパルマ VR面会」は1回700円(税込)
「囚われのパルマ Refrain VR面会」公式サイト
【カプコンカフェ「囚われのパルマ」シリーズコラボ概要】
■店舗名
カプコンカフェ イオンレイクタウン店
■住所
〒343-0828
埼玉県越谷市レイクタウン4丁目2番地2
イオンレイクタウンkaze 3F
■営業時間
物販エリア 9:00〜22:00 / 飲食エリア 11:00〜22:00
(フード・スイーツラストオーダー21:00,ドリンクラストオーダー21:30)
■お問い合せ
TEL:048-967-5163
■カプコンカフェ公式Twitter
@Capcom_Cafe
カプコンカフェ公式サイト
「囚われのパルマ Refrain」公式サイト
Nintendo Switch「囚われのパルマ Refrain」(本編のみ)ダウンロードページ
「囚われのパルマ Refrain」ダウンロードページ
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