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【PR】「大航海時代 Origin」初心者ガイド第2弾。ちょっと先へと旅を始めたプレイヤーに贈る,ハマりがちなポイントとその対策
「大航海時代Origin」は遊びの幅が広く,ゲームを進めるに従って「どう対処すればいいのか分からない」という状況に遭遇することがある。これは“リコエイションゲーム”ならではの状況と言える。
というわけで今回の記事では「大航海時代Origin」を進めるプレイヤーが遭遇するであろう,「これってどうしたらいいんだろう?」という事態をいくつかピックアップし,その対策を紹介したい。
「大航海時代 Origin」公式サイト
そもそも何をしたらいいのか分からない
リコエイションゲームの大きな特徴の1つとして「広大な世界を自由に生きる」ことが挙げられる。これは本作においても同様で,「すべてのプレイヤーが目指すべき1つの目標は存在しない」と言っても過言ではないだろう。もちろん熱心なプレイヤーのためにエンドコンテンツ等は存在するが,それらを目指さなくても本作は楽しめる。
とはいえこの自由度は逆に,「何をすればいいのか分からない」という状況も生み出しやすい。とりあえずは当面の目標を示してもらえるほうが,楽だという人も少なくないだろう。
もしもあなたがそんなタイプのプレイヤーなら,序盤の目標としてほしいのが,最初に選んだ提督それぞれに用意されたメインストーリーだ。各提督には果たすべき目標があり,特別な依頼などをクリアしていくことで,ストーリーが進んでいく。
依頼をクリアするには世界のあちこちを旅する必要があるが,途中から一定以上の船団レベルが要求されるようになる。
このため当面のゲーム進行は,メインストーリーを進めて,船団レベルが足りなくなったら戦闘,交易,探索などでレベルを上げる,ということになるだろう。普通のペースでプレイしていれば,レベル上げが必要な段階になる頃には,本作のゲームシステムもだいたい理解できているはずだ。
そんなことを気にせず「もっと自由にプレイしたい」というプレイヤーもいるだろう。それもまた,リコエイションゲームなのだから当然だ。その場合,プレイ方針としてまずは「カネを稼ぐ」ことを最優先に考えよう。
本作にはさまざまな成長要素があるが,そのほとんどにゲーム内通貨(ドゥカート)を使用することになる。何を目指すにせよ,改めて自分の目標が見つかったときに投じられるよう,しっかり通貨は貯めていこう。
突然船が沈んだ!?
本作では,基本的に自動航海を利用することになる。だがこの機能を使っていると「気がついたら船が沈んでいた」という事態がたまに起こる。他のプレイヤーに攻撃されたのかと思いきや,そうではないようだ。いったい何が起きたのだろう。
原因は複数あり得るが,最も可能性が高いのは「災害」だ。
本作ではマップ上にランダムで災害が発生し,おどろおどろしい赤い円が表示される。このエリアに侵入してしまうと,ネズミの大繁殖から疫病の流行まで,さまざまな災害が船団に襲いかかってくる。そしてこの災害は,多少レベルが上がった程度の序盤では余裕で船が沈むくらい手強い。
災害を回避する方法はいたってシンプルで,災害エリアに入らなければいい。問題となる赤い円は当たり判定が小さめなので,自動航海している間画面を注視し,マニュアルに切り替えるなりすれば,まず確実に回避できるだろう。
とはいえ,ずっと注視していたのでは自動航海の意味がない。自動航海しつつ災害の影響も最小限に抑えたい場合は,前もって災害対策用のアイテムを道具屋で購入しておこう。対策アイテムは,さまざまな種類の災害に対しそれぞれ違うアイテムを必要とするが,とりあえず全種類購入してしまおう。
なお,1回の災害に対して,対策アイテムを複数消費することも多い。このため,全種類2個ずつくらいは用意しておきたい。それなりのお値段にはなるが,備えておくに越したことはないだろう。
どこまで行っても港が見つからない
未知の海に乗り出すことが重要な要素となる本作では,どこかで必ず「次の港が分からない航海」に踏み出す時が訪れる。ヨーロッパのように港町が密集している地域であっても,新たな港町が見えるまで3分程度の航海が必要になるようなことが,ままある。これは短いようで,実際に体験するとなかなか長く感じる。
また,本作には天候の要素があり,悪天候時には港町の視認距離が短くなってしまうので,港町のシンボルである灯台の光を目当てに漫然と航海していると,うっかり通り越してしまったりする。
問題解決の最適解は,岸に沿って航海することだ。現実世界では座礁が怖いが,本作は基本的に陸地ギリギリを航海しても問題ない。ゲーム内Tipsでも「沿岸を航海しよう」というメッセージが出るくらいだ。
沿岸を航海するメリットは,港町を発見しやすいことだけではない。大自然の驚異から古代の遺跡まで,「何か変わった地形」を見落とさないためにも,未知の海は,なるべくマニュアル操作で沿岸を進みたい。
なお,十分に慣れ親しんだ海域であっても,地形の見落としが残っていることは珍しくない。たまにはマニュアルで航海して,まだ見ぬ発見を探してみるのも良いだろう。
これは新たな港町……では,ない?
上記のように探検を進めていくと,「灯台を見つけると安心する」ようになっていくことだろう。灯台が見えるということは,港町が見つかったということだ。それは新たな商機であり,さらなる探検の補給基地でもある。
ところが,灯台を発見したからといって,必ずしも喜べない場面がある。
1つ目は「灯台しかない」パターンだ。これはそのまま,灯台はあるが港町がない,という場所だ。カツカツの航海をしているとき,このソロ灯台に遭遇すると思わず怒りが込み上げてくるが,怒ったところでないものはない。気を取り直して先に進むか,いさぎよく出直そう。
2つ目は「港町と呼ぶには規模が小さい村」だ。このような小規模な集落は世界のあちこちに点在しており,村に献金して関係性を良くしたり,村を目印に探検したりできる。
だが,こういった村はあくまで“目印”であって補給基地ではない。商品の買い付けや依頼の受付ができないのは当然として,水や食料の補給もできないのだ。
ちなみにそういった村の周辺の航海はかなり難度が高めに設定されているようで,収穫が無いからと探検を繰り返していると,いつの間にかものすごい速度で船員が減っていることがある。探検が得意な提督ならともかく,戦闘や交易主体の提督は,うかつに手を出すべきではないかもしれない。
ともあれ,未知の世界の探検では予想外の出来事はつきものだ。補給に余裕を持つだけでなく,危険を感じるものに近寄るときは,十分な準備をしておこう。
「サントドミンゴまで行ってきてください」ですって?
「大航海時代」シリーズは基本,航続距離が短い小さな船から始まり,やがて大型船による巨大な艦隊を作っていくという展開に向かって進む。だが本作では,ログインボーナス等の特殊な条件で,いきなりレベルに不相応な大型船を手に入れることがあり得る。
本作には船に適正レベルが設定されており,船長のレベルが足りないと船の性能にペナルティがかかる。しかし,高ランクの船が揃い始めると,組合での依頼に,突拍子もないものが出現することがある。例えば,まだヨーロッパの全貌すら分かっていないのに,突然「アメリカ大陸まで往復してこい」といった依頼が発生するのだ。
こういった依頼はスルーしたほうが良いが,あえて受けてみたいという人や,うっかり受けてしまったという人のために対処法を紹介しよう。
長期の航海をする場合,船団が航続距離を最大まで発揮できる構成にする必要がある。具体的に言えば船倉に荷を積むことを諦め,水と食料を満載するのだ。
どうしても無理だと判断した場合は,諦めることも重要だ。依頼をキャンセルすると微細なペナルティが発生するが,すぐ取り返せる量なのであまり気にしなくていいだろう。
むしろキャンセルによって発生するペナルティより,限られた依頼枠を,達成困難な依頼が専有し続けるほうが,確実にもったいない。組合で受注できる依頼は通常1枠しかないので,致命的とすら言える。無駄に枠が埋まっているくらいなら,さっさとキャンセルして次の依頼を受けてしまおう。
戦闘中に船の操作がうまくできない
本作の戦闘は覚えることが多く,思い通りの戦術で戦おうとするとそれなりの慣れが必要だ。戦闘がターン制なので,時間をかけて考えられるのはありがたいのだが,そもそも初心者は「戦術」どころか,思うように自分の艦隊を動かせないこともままある。そんな新人提督たちに,戦闘のコツをお伝えしておこう。
本作の戦闘においてまず考えなければいけないのは,「攻撃の際,その手段を選ぶ」という点だ。本作は攻撃方法として砲撃,衝突,乗り込みの3種類が用意されているので,例えば“敵船の隣に移動して攻撃”する状況が確定でも,その手段を衝突にするか乗り込みにするかまでを自分で選ばなければならない。
この「何をするか」にはアクティブスキルの発動や,「何もしない」ことも含まれる。後者は,移動したあと敵が射程外にいる場合には必要なコマンドだ。
スキルリストを開くと出てくるコマンドの多さに,始めは驚くかもしれないが,序盤は基本の「砲撃」「衝突」「乗り込み」,もしくは「パス」を選択することになるだろう。また,船の種類によって得意な行動が異なるので,その船が得意な攻撃手段を前提として移動させることも重要だ。
本作の戦闘における戦術は,煮詰めていくとかなり深く考えられるように作られている。戦力差があるときは力押しできるが,僅差の戦いはより適切な操作を実践した側が勝つだろう。戦闘を中心に楽しみたいと考えているのであれば,以前の記事で述べたように,まずは戦闘をAIに任せて,「どのような動きができるのか」を学ぶことから始めたほうが良い。その後,野良海賊を相手にマニュアルで戦って,経験とスキルを磨いていこう。
航海士を雇ったが強くなった気がしない
航海士は艦隊の強化に重要な役割を果たすが,ゲームが先に進むほど,「レアリティの高い航海士を雇ったのに,艦隊が強くなった気がしない」という状況が発生しがちだ。
これにはいくつか理由が考えられる。「艦隊の規模が増し,航海士を1人増やしたくらいでは劇的な変化を感じにくい」「航海士自身を成長させなければ,その真価は発揮できない」といった内容が基本的な理由だが,これ以外にも思わぬ理由で航海士の能力が十分に発揮できていないパターンがある。
まず初歩的なポイントとしては,新たに雇った航海士には,適切な装備品を与えたほうがよい,という点だ。航海士はそれぞれ,複数の装備スロットを有しており,武器はもちろん,兜や鎧,アクセサリーといった装備品を割り当てることで強化ができる。
自動的に最適な装備を配分するボタンがあるので,まずはそれを使って運用していこう。ただ,当然ながら他の航海士が装備しているものは自動装備の対象外なので,エースとなる航海士(船長)が交代するような場面では,手動で細かくマネジメントしていこう。
また,航海士は雇った後,自動的に艦隊に所属するいずれかの船に割り当てられる。そして航海士の効果が及ぶのは,乗り込んでいる船だけだ。このため,雇った航海士が自動配属によって予定と違う船に乗り込んだ場合「思ってたのと違う」状況が発生し得る。
さらに人事問題はこれに留まらない。
航海士は船に配属されたあと,その船のどこかの船室に入るのだが,船室によって果たす役割が変わってくる。例えば「白兵戦闘を強化するための航海士」が,「会計処理の船室」に配属されてしまった場合,これまた「思ってたのと違う」状況になってしまう。目的の配属先があるのならば,しっかり手動で管理しよう。
配属先の問題は船の数が少ない序盤より,管理すべき船が4隻,5隻と増え,それに伴い雇っている航海士も数十人単位になってきた頃に起こりがちだ。指定の船の人事を自動で最適化するボタンもあるので,そちらも活用しつつ,定期的に配置をチェックしていくのが良いだろう。
人によっては「人事管理をする余裕がなさそう」と感じるかもしれないが,本作には航海の時間がある。3〜4分程度の航海でも,その間に人事の見直し,装備のチェック,スキルの育成状況チェック……といった作業をしていると,あっという間に過ぎる。本作は放置で進行可能なゲームだが,意外とやることの多いゲームでもあるのだ。
コレクションが埋まらない
本作にはさまざまな装備品を集めることで,微弱ながらも恒久的なバフを得られるという,コレクション要素がある。強化の度合いは微々たるものだが,無いよりはあったほうが絶対に良い。可能な限りコレクション収集もしておきたい。
だが本作のコレクション機能は,ただ指定のアイテムを手に入れたというだけでは「収集した」ことにならない。コレクション画面で指定のアイテムを選択し,“消費”することではじめて「収集した」ことになるのだ。つまり,超レアアイテムのコレクションが存在した場合……あまり考えたくはない。
ともあれ,このコレクションのシステムは,なるべく早い段階で頭に入れておきたい。というのも,コレクションのなかには「船のコレクション」も含まれているからだ。
本作では同じ船を何度も建造することで,より強力な船が作れるようになっていく。この「船のレベルアップ」が難しい要因の1つに,「同時に所持できる船の数の上限」がある。つまり,船のレベルを上げるためには,船を作っては壊し,作っては壊しを繰り返さなければならない。
ところが,この「作っては壊し」のループに慣れてくると「船をコレクションに登録する」ことが頭から抜けがちになる。少なくとも筆者は忘れていた。船の建造にはリアルタイムでそれなりの時間がかかるので,ログアウトする前に船の建造キューを入れておくなど,なるべくムダを減らしておきたい。
「ここで終わり」を決められるゲームとして
さて,先行プレイレポートも含め,3回にわたる記事で,本作の魅力や,できること,やるべきことを解説してきたが,これだけ書いてもまだ,筆者が体験した範囲ですら,余さず紹介できたわけではない。書ききれないほどの細かい要素や,深いシステムなどがまだまだ残っている。
しかし,本作が複雑で面倒なゲームかといえば,全くそんなことはなく,むしろプレイのテンポはやや緩やかだし,自動化も行き届いている。
個人的にはPC画面の隅や,サブモニターに表示して常に目をかけておくような遊び方がフィットするように感じたが,モバイルでも遊べるので,作業したり,TVを見たりしながらスマートフォンないしタブレットで“ながらプレイ”をするのもアリだ。
いずれにしても本作は,プレイヤーの遊びたいテンポでゲームが楽しめる作品として仕上がっているように感じた。同じくらいの目的意識を持った商会(ギルド)を見つけられれば,より楽しめるだろう。プレイヤー間の意識が食い違いがちな「PvP」も,サーバーレベルで可否が分かれているので安心だ。
また極端な話,完全にソロプレイに徹して「最初に選べる提督5人のシナリオを全部クリアするゲーム」として遊ぶこともできる。メインシナリオが明確に存在する本作だからこそ「ここで終わり」という区切りを自分で決めることもできるというわけだ。「自分なりの楽しみ方を見つけられる作品」として,今までのオンラインゲームとは違ったアプローチをしてみるのも,面白いだろう。
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