「Potion Craft: Alchemist Simulator」のアーリーアクセス版が本日リリース。客の要望に合わせてポーションを作るシミュレーションゲーム

　tinyBuildは，ロシアのサンクトペテルブルクを拠点にするniceplay Gamesが開発を行うシミュレーションゲーム「Potion Craft: Alchemist Simulator」のアーリーアクセス版を本日リリースし，その最新トレイラーを公開した。

Steamの「Potion Craft: Alchemist Simulator」ストアページ

　「Potion Craft」は，病気や恋の悩みなど，さまざまな問題を抱える村人のために，錬金術師のプレイヤーが必要な材料を調合しながらポーションを作り出していくという2Dシミュレーションゲームだ。ヨーロッパの童話や医学解説書の挿絵のような雰囲気を持つ独特のアートワークが特徴で，ゲームプレイはサンドボックス型の自由なプレイを楽しめるようだ。店にやってくる村人の問題を解決することで有名人と親しくなったり（不仲になったり），富や影響力を得たりすることで，村の未来を決定していくような状況にもなるという。


　ポーションの作成に使う材料は，木の葉，花，ベリー，植物の根，果実，鉱物，さまざまなキノコなど非常に種類が多く，村の郊外で集めて回ったり，自分で育てたり，あるいは偶に村に現れる商人から高値で購入できる。乳鉢で材料をすりつぶして大鍋に必要分だけ入れ，石炭で沸かしてかき混ぜながら，水やオイルなどを加えて煮詰めて抽出していくというデリケートなポーション作りが丹念にシミュレートされているのが面白い。客の要望によっては，毒を調合することも可能だ。


　ポーションの瓶の色やラベルの形なども細かく選ぶことができるなど，マイクロマネージメントが好きなゲーマーなら触手が伸びそうな「Potion Craft」だが，インタフェースは日本語に対応しているのも嬉しいところだ。まだアーリーアクセス版の状態ではあるが，気になる人はプレイに参加してみるといいだろう。

「Potion Craft: Alchemist Simulator」公式サイト