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「龍が如く 維新! 極」試遊会&シリーズ17周年記念ファンミーティングレポート。ファンとスタッフが絆を確かめ合い,シリーズへの思いを新たに
今回の試遊会でプレイできたのは,開発中のPS5版で,東京ゲームショウ2022会場で試遊できたものと大きな違いはないが,より落ち着いた環境で手触りを確かめることができた。
元は2014年にリリースされた作品ということもあり,現行機での動作は軽快そのもの。エフェクトの多い戦闘場面でも余裕が感じられた。移動時やサブストーリー開始時のロード時間も短く,場面をつなぐ「暗転の演出」程度にしか思わない人もいるかもしれない。
映像の進化については,PS4版の画像と並べてみるとわかりやすい。「維新! 極」では細かい部分までくっきりと描画されている。
からんできた不逞浪士たちとの戦闘が終わると,そのうちの一人が隊への加入を求めてきた。「維新! 極」ではオリジナル版とは異なり,自分の隊に組み込んだ隊士の支援効果を常に得られるという。
また,街歩きの要素も健在。オリジナル版をプレイした人には懐かしい要素だ。今回の試遊では,今野杏南さん演じる遊女とのミニゲームや,飛脚を手伝うサブストーリーなどをプレイできた。
夜の伏見方面をブラつくこともできた。「維新! 極」ではフォトモードでの編集の自由度が上がっているので,「バエる」写真をSNSで共有するのも楽しそうだ。
ゲームの試遊後は,取材陣もファンミーティングの参加者と同じように,龍が如くスタジオのサウンドスタジオとキャプチャースタジオの様子を見学することに。
サウンドスタジオは声優陣のアフレコなどにも使用する部屋だが,今回は龍が如くスタジオ代表/制作総指揮の横山昌義氏が,制作中の「龍が如く8」のオープニング映像などに対して修正指示を出す様子を見学できた。
※サウンドスタジオは撮影禁止だったため写真はなし
またキャプチャースタジオでは,映像監督/デザインパート責任者である深川大輔氏らが,実際の人物をキャプチャして3D化する方法を解説。取材陣のひとりを実際にキャプチャーし,その場で簡易的な3Dモデルを生成していた。
一方,「『龍が如く』シリーズ17周年記念 突撃!『龍スタ』ファンミーティング」では,龍が如くスタジオのスタッフとファンたちによる食事会などが行われていた。食事会のメニューは,“宅配御前 釜寅”とのコラボメニュー「厚切り牛タン釜飯」だ。文字通り「同じ釜の飯を食う」ことで,ファンとスタッフの絆が強まっているように見えた。なお,本コラボメニューは,ゲームの発売日である2023年2月22日ごろに,ウェブ限定で注文できるそうだ。詳しくは続報を待とう。
食事会のあとは,メインイベントとも言える「またまた復活!神室町 RADIO STATION」公開収録,および「龍スタTV#15」の公開配信も行われた。配信映像のアーカイブが公開されているので,興味がある人はそちらをチェックしよう。
横山昌義氏によると「今回のイベントは,本当は『龍が如く7』の発売からあまり間を置かずに行いたかったもの」とのこと。コロナ禍の影響で実現に時間がかかってしまったが,「維新 極!」の発売を控えたこのタイミングで実現の運びとなったわけだ。
こうしたゲーム開発スタジオとファンの交流イベントは日本ではまだ珍しいが,ファンにとっては制作現場の内幕を見られるまたとない機会であり,スタッフにとってはファンと直に接することでモチベーションが高まるという意義もある。今回のイベントも,ファンとスタッフ双方の「龍が如く」シリーズへの思いを新たにする機会となったのではないだろうか。
「龍が如く 維新! 極 」公式サイト
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