プレイレポート
[プレイレポ]絵を描いて物語を進める「パスパルトゥー2:あるアーティストのキセキ」を紹介。Switch向けパッケージ版の予約受付中【PR】
価格はパッケージ版が3850円,ダウンロード版が3000円,木製スマホスタンドなどを同梱するスペシャルエディションが5280円(いずれも税込)。先日の発表に合わせて,パッケージ版とスペシャルエディションの予約受付が始まっている。
本稿では,PC版(発売元:Flamebait Games)のインプレッションを交えながら,本作の魅力を紹介したい。
※掲載しているスクリーンショットはPC版です。画面は開発中のものです
「パスパルトゥー2:あるアーティストのキセキ」公式サイト
本作の舞台となるのは,芸術の街・フェニックス。プレイヤーはこの街で,画家としての実力を示すことになる。
そのためには,まず折りたたみ式のイーゼルを使ってキャンバスに絵を描こう。描き上げた絵をこれまた折りたたみ式のテーブルに飾ると,街の住人が近寄ってくる。いくらで買いたいかを提示されるので,その金額で納得できれば売ってもいいし,不満なら断ってもいい。
また街の住人達は,さまざまな問題や悩みを抱えている。そうした問題のほとんどは「新しい旗のデザインをどうするか」など,プレイヤーが絵を描くことで解決できるものばかりだ。「こんなデザインにしたい」「こんな色調がいい」といった住人から出されるお題に沿って,彼らが満足するような絵を描いていけば,お金や絵を描くためのツールなどを報酬としてもらえる。
このようにして住人達の依頼を受けて描いた絵は,看板や標識,ステッカーなどの形で街の中に飾られていく。依頼をこなせばこなすほど,街はプレイヤーの描いた絵でいっぱいになっていくわけだ。
フェニックスの街はさまざまな表情を持ったいくつかのエリアに分かれており,条件を満たさないと進入できないところもある。その条件は,所持しているツールの数だったり,不動産や特定のアイテムを所有していることだったりとさまざまだ。もちろん,お題に沿った絵をかけるかどうか……という条件もある。
実際のお絵かきの手順は,折りたたみイーゼルを開き,色とツールを選択して,キャンバスに絵を描いていくだけ。Switch版の場合,コントローラのスティックやボタンを駆使する,またはタッチ操作でツールを扱うことになる。
プレイヤーが使えるツールは最初こそ,丸筆しかないが,鉛筆やサインペン,水彩筆,スプレー缶といった多彩なツールをショップで購入でき,また依頼を達成すれば報酬として新たなツールを獲得することもある。それぞれのツールは異なる表現が可能で,複数を組み合わせて使うと,さらなる表現のバリエーションを生み出せる。
また,ゲームを進めて「カラーミキサー」が使えるようになってからは,レシピを入手することで使える色数も増えていく。
「絵心には自信がない」という人もいるだろう。だが,決して心配しなくていい。頑張って描いた絵があまりうまくなくても,住人達はしっかり評価してくれる。それどころか,落書き同然の絵に驚くくらいの値を付けてくれることも。その半面,依頼されて描いた絵の出来がいかに良かったとしても,お題から外れていると辛辣な言葉を投げかけられたりする。
住人達の判定が絶妙な塩梅になっているので,「絵心には自信がない」という人(実は筆者だ)でも本作はしっかり楽しめる。また,家族や友人同士,一緒にお絵かきをしながらゲームを進めるのもいいだろう。
本作の究極的な目標は,フェニックスにある「巨匠たちの美術館」に自分の絵が展示されることにより,自身の芸術家としての才能を世に知らしめることだ。しかし,そんなことを目指さないで,ただひたすらに自分の描きたい絵を仕上げて住人の反応を見ていくのもいいし,あるいは住人の依頼を片っ端からこなしてもいい。「絵を描く」ことが楽しいので,どんなプレイスタイルも楽しいのだ。
ほのぼのとした世界を舞台に,いろいろな遊び方ができる「パスパルトゥー2:あるアーティストのキセキ」。冒頭で触れたとおり,Switch版のリリースは少し先だが,パッケージ版の通常版およびスペシャルエディションの予約受付が始まっているので,ぜひチェックしてほしい。
「パスパルトゥー2:あるアーティストのキセキ」公式サイト
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