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[プレイレポ]万物に憑依できる幽霊を主人公とした「Hauntii」のデモ版をプレイ。可愛いアートと不気味なサウンドがミスマッチなパズルアドベンチャー
「Hauntii」公式サイト
Summer Game Fest 2023に続いて配信されたイベントDay of the Devsにも出展された「Hauntii」は,死者の魂が立ち寄る狭間の世界エター二ティに来てしまった主人公の幽霊ハウンティを主人公としたパズルアドベンチャーだ。開発は,インディーゲームデベロッパのMoonloop Gamesが行っている。
エター二ティでは,頭にリングを乗せたエターニアンという天使のような存在がときおり誘ってくるのだが,天国に連れて行ってくれるのかは分からないという状況だ。ハウンティは,このモノクロの世界を旅しながら,エタ―ニティの真実と,自分がここに来てしまった理由を探っていくことになる。
ハウンティはこの世界の万物に憑依できる能力を持っており,石の塔に憑依すれば,それを動かしたり崩したりできるし,大きなキノコのようなものに憑依すれば,それを爆発させることも可能だ。
バトルでは,ツインスティックシューターの要領でハウンティを操作し,襲いかかってくるクリーチャーたちに火の玉で攻撃するのだが,噴水のようなオブジェクトに憑依すれば,火の玉がマシンガンのように放てるなど,憑依システムにはインスピレーションが必要だ。クリーチャーを倒せば「シャード」が集まり,それが一定量集まれば天に昇って星座の一部になり,ハウンティの過去を物語ってくれるというシステムになっているようだ。
手描き風のスタイリッシュなアートやキャラクターデザインが可愛い一方,地面から無数の手が伸びてきたりなど,不気味なシーンも少なくない。マップの真っ黒なエリアを散策すると,シークレットエリアを発見することもあるが,黒いエリアに長居し過ぎると,ハウンティのヘルスが削られていく。その際は,画面の周囲が赤く染まり,ハンドベルやオルゴールのようなBGMがリズムを崩して,不気味な音階へ変化する。
イベントで公開された「Hauntii」のデモは,ゲームの開始から30分間プレイできたが,Day of the Devsに合わせて公開されたトレイラーでは,白黒以外のマップや広大な工業地帯,都市を思わせるようなシーンも確認できるので,エタ―ニティの全貌は謎に満ちている。発売は2024年内が予定されており,現時点で日本語には対応していないが,気になる人はウィッシュリストに登録しておこう。
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Hauntii - (C)2024 Moonloop Games LLC. Published under license by(C)2024 irestoke Group Limited.
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